出会い

12月17日(木)

5:30amブリスベーン空港に到着する。飛行機から降りると、生暖かい空気が漂っていた。

僕は、入国審査のときに滞在期間や目的を聞かれると聞いていたからドキドキしていたが、何も聞かれずすんなり通過。自分のスーツケースを見つけ出口を出ると、ライオンズクラブらしき人が数人こちらにやってきて、「〜です。よろしく。」と言ってきたが、心の準備ができていなかった僕には何を言っているのかさっぱりわからなかった。それどころか、最後に握手した人がホストファミリーだったと気づくのに数分かかった。僕の予定によると「ホストファミリーとは笑顔で握手。」となっていたのに、緊張して何も話せず顔も無表情という最悪の出会いだった。

迎えに来てくれたのは、クライドさん(お父さん)と、ア−ロン君(10)、ローレンちゃん(9)の3人。お父さんは、身長はそんなに大きくないが、とにかく太っていて見た感じが恐かった。この人が実は面白い人だと気づいたのは、数時間後のことだった。最初にも書いたが、空港に着いたのは、朝の5時30分だったので、僕より迎えに来てくれたみんなの方が疲れている様だった。

レティーシャさん(お母さん)と双子のライアン君(6)とアシュレイちゃん(6)は、ブリスベーンにあるお母さんのお母さんの家にいたから、そこに迎えに行った。お母さんはかなり大きかった。身長は180cmを超え、体重は120kg(推定)を超えていた。

みんなで車(パジェロ)に乗り、一路クラウズネストへ。途中で野生のコアラを見たり(小さくてほとんどわからなかった)なんかしながら約2時間、小さな小さな町クラウズネストに到着した。家は平屋ながら結構大きかった。自分の部屋で荷物の整理をしていると、お母さんが来て、「今日の夜に、ライオンズクラブのクリスマスパーティーがあるからお昼寝でもしたら?」と言ってきたから、お言葉に甘えて寝た。

5:30pmに起きて、パーティーに出かけた。パーティーということでライオンズクラブの制服を着ていったが、他の人はみんな普段着だった。たくさんの人が既に集まっていて、1人ずつ紹介された。お母さんが「この人は〜さん」「この人は〜さん」というのに対して、「うん、うん」とは言ったものの、誰が誰だかさっぱりわからなかった。そしてパーティーは始まった。多くの人から同じ質問をされた。「日本のどこから来たの?」そして僕は答える。「富山です。」すると一言、「富山?」当たり前のことかもしれないが、富山を知っている人は1人もいなかった。

途中で、お父さんがサンタクロースの格好をして登場し、みんなにそれぞれプレゼントを配っていた。お父さんは太っているため、サンタの格好が似合っていた。ちなみに僕はコアラのぬいぐるみをもらった。

そんなこんなでパーティーは終わり、クタクタになった僕は、家に帰るとすぐ眠った。

とにかく、英語漬けの1日を初めて経験したものだから、疲れ果ててしまった。

こんなんじゃ先が思いやられるな〜。