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その他のコラム
■ちょっとだけボストン情報■
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〜空港と交通機関〜

ローガン空港内はミネアポリスのように巨大でなく分かり易いが、一旦外へ出てからが不慣れだと大変。主な選択肢は以下の通り。

�.織�シー:日本と違い、自分がよく通る領域以外知らない運転手も多い。

乗車する前に詳細ディレクションを見せ、そこへ行けるかどうか尋ねよう。(タクシーのおっちゃん、えんど氏作成ディレクションに感心)ついでに怪しそうな相手なら料金も事前にチェック(ぼったくりは朝飯前さ!)

�▲譽鵐織�ー:無料シャトルバスあり。ただボストンの中心地は複雑、また曜日と時間帯によっては混雑することも多いので案外不便。1晩15ドル前後の駐車場代も掛かって物入り。

��地下鉄:駅まで無料シャトルバスあり。赤、青、緑と色別に行き先が分かれており、大人1名85セントのTOKENが必要(小銭状の乗車チケット)。1〜3日乗車チケットもオトク。

チープで早い移動法だが地図だけでは分かり難い。先を急ぐ場合は早めに外出を。地元人との触れ合いが多く楽しいという点ではオススメ。

�ぅ丱后Г海譴盒�港出口からある。今回利用しなかったが、交通渋滞時は時間がかかりそう。


〜ホテル〜

Residence Inn Boston Cambridge Center
6 Cambridge Center Cambridge, MA 02139 USA
Phone: 617-349-0700, Fax: 617-547-8504 

MITケンブリッジセンター第2ビルマリオットホテル(隣はMIT生協)の裏通り角(徒歩2、3分)に同系列スウィートタイプホテルが所在。

フル装備キッチン(冷蔵庫、電子レンジ、ディシュウォッシャー、食器、コンロ、トースター等)、ソファベッド、朝食付で1泊139ドルから。チップ不要。

近辺に店舗が集中していないこと、地下鉄での乗り継ぎが不便という点を除けば便利で安全、しかも清潔。


〜日本人向けグロッサリーショップ〜

Bread&Circus
Fresh Pond 200 Alewife Brook Parkway Cambridge, MA 02138
Phone 617.491.0040, Fax 617.497.9469 

レッドラインAlwife駅を降り、橋を渡った所のショッピングセンターに所在。WholeFoodsチェーン店(NCではウェルスプリングが同列)のひとつで自然志向派にはもとより、凝った素材が揃う。安いものは。。ナシ。

寿司ネタは新しく、中には鰻丼レトルトも!散々目で堪能した後、水だけ購入。財布の紐は緩まなかった。


〜Harvard University〜

日本人なら先ず訪れる観光名所。入学は出来なくとも、門をくぐるだけなら誰にも出来る。日本語ガイド嬢がキビキビと客に説明する姿が異様だった。

レンガつくりのヨーロッパ風建築はアメリカの大学によくありがち。由緒ある構内でリスに悪戯をする不届き者もいるそうだ。

大学生協、周辺の店舗は御洒落なフレンチ感覚。どうか団体ツアーでココの雰囲気丸潰れにしないでおくんなさいまし。


〜MIT (Massachusetts Institute of Technology)〜

デザインに興味ある人にはオススメ。MIT PRESSに展示してあったJohn Maedaのグラフィック本は興味をそそる。60年代から70年代モダン建築物が並ぶキャンパス、以下はその一例。

Ralph Landau Bld. - 1976
鋭角なコンクリート剥き出しのビルは化学系クラスの建物。ダストボックスひとつにしても全体との調和が考えられている。無彩色な建物にブルーの自転車置き場は効果的。
Green Bld. - 1964
気象や環境系クラスの建物。建立当時としては目立った高層建築物だっただろう。
Visual Art Center West Media Labo
白タイルにモンドリアン様式の配色、メディアラボのウェブサイトは私のお気に入り。


〜日本食ファーストフード店〜

Arigato

ローガン空港内の表向き日本食兼韓国料理店。うどん3ドル半ばと鉄火巻き5ドル少々を頼む。

大口開けてモノ食う米文化に相応しく、付合せ野菜はホントにデカかった。おつゆは強いて言えば関東風。沢庵をのせるのは韓国式なのか?

場末のスナック女店員風の人が握る寿司、箸でつまむと見事に崩れる。冷めた塩抜きオニギリに刺身を挟んだような味。だが空港従業員のネエチャンは「とてもオイシイの」と仲間に話していた。


ってところです。何しろ時間がなかったんで灯台も見れなかったし、歩き疲れで夜の街も未体験。ちょうど女性ジャズボーカルのシャーリーホーンがディナーショーやってたんですね、これ行けなくて残念。生活者は物価高で貧困に喘いでる様子ですが、アカデミックで素敵な街でした。

関連サイトURL:
レジデンスイン−http://www.residenceinn.com/BOSCM/
公共機関−http://www.mbta.com/schedules/index.html
ハーバード大学−http://www.harvard.edu/
マサーチューセッツ工科大学メディアサイト−http://smg.www.media.mit.edu/info/


 
■スマートマナーはアメリカ人に学べ■
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私にですら、ほんの数える程だがネイティブと話す機会はあった。慣れないうちは自己紹介の延長どまり。それが億劫で日本語とは打って変わり、口数少なくなってしまうことが殆ど。

ただ稀に波長の合う人や、相手が日本に興味ある人だと好都合。大概そんな時は、趣味の話に終始する。宗教、政治経済、歴史等の話題は墓穴を掘るのが分かっている、だから敢えて逃避。自分の僅かな会話力と単語力を結集して話題提供できるのは、趣味以外には考えられない。

今日も近所で話す数少ないネイティブのひとり、メンテナンスマンが部屋の修繕に来てくれた。彼とはバイクの話が共通項、だいたい日本の機種、排気量なんかをくっつけて話すと会話が成り立つ。

自分の興味分野は一般会話より理解しやすい。人に指導したり、その道を極める程の趣味はなくとも、多趣味で救われた部分は多かったように思える。趣味に国境はなく、また競争を伴うものを選びさえしなければ平穏に過ごせる。しかもそこには年齢制限など存在しない。

インターネットを知ってから、更にアメリカ生活がラクになった。電話が苦手でも、直接話して聞き逃した情報でも、ウェブ検索やEメールで補充すればよい。

アメリカ人の書くEメールは単純明快、私にも理解できる。だから情報入手にはせっせとメールを書き、えいご掲示板のやり取りもした。

だが日本人同士で英語のやり取りするのは避けて通りたい。皆余りにも立派な文章で、受け取って読む分には構わないが、返事を出すのに窮する。気を遣い過ぎ、辞書片手でないと恥ずかしい。何度も「穴があったら入りたい」とひとり赤面。

先程のメンテナンスマンの話に戻そう。帰り際、「もうすぐ帰国だって?何だか寂しいねえ。じゃあ最後の週末楽しんでおくれ。あっそれから移動中、気をつけて行ってくれよ。」

そんなことをサラリと言ってくれた。これは彼に限ったことじゃなく、ここ数週間で話したアメリカ人の誰しもが同じだった。日本の仰々しい社交辞令交じりの挨拶からすると、親しみやすくて気楽。

アメリカにも社交辞令はあるが、互いに利害関係の間柄でなければ、殆どの場合は心地良い挨拶を交わせる。

お人好しで世話好きの日本人、生真面目で礼儀正しいのは良いが、挨拶を始めとした社交マナーはぎこちなさが残る。

「寂しいと簡単に口にする=相手に個人的興味がある=お誘い?=軽んじられる恐れアリ」こういう思考が、心の中で思ってても表に現さぬようにストップをかける、そう「出し惜しみ」。

自分が頭で思っていることが相手に対する好意なら、それはもっと口にすべきだ。誉め言葉も、惜しみなく言える人でありたいものだ。誉められたら素直に喜べる人でありたい、ありがとうと言える人でありたいと、滞米中、アメリカ人に学んだ。


 
暗澹たる世情
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地元紙に戦闘グッズの広告が掲載されている。ちょっと外れの町では、この時期から猟銃や拳銃ショーが繰り広げられる。

保護者同伴であれば未成年でも入場可能、きっと小さい頃から武器の類は見慣れているに違いない。いざという時の自己防衛手段ならまだしも、それを意図的に使用するケースが後を経たないのは周知の通り。

アメリカ軍勧誘のCMはイメージ重視で若者を惹き付けるが、その裏側には武力鎮圧や残虐行為という人道的惨劇が待ち受けている。

コソボ難民の幼女が、移動中セルビア軍兵士から胸部数カ所に拳銃を乱射されたとの報道。その数日後には、今なお全米で問題となっているコロラド州での一連の事件。

人が高度な技術や頭脳を持ってしまった為に、世の中へ余計な産物まで残すようになったのは、人間の人間であるが故の愚かさと言えよう。

話し合いに留まらず、誰かが己を押し通そうとする。そこに生じるのは冷静な判断を欠いた動物的衝動。腕力より更に効果的な攻撃法を見出すとなれば、世の中に戦争が勃発してしまう。実際相手の肉体を滅ばせることはないが、受験戦争の過熱も似たようなもの。

この乱世で純粋に学問を追究できる人はいったいどれくらい存在しようか?敗者は勝者を面白くないと思い、こっそり落とし穴に叩き落そうとしたり、手柄を横取りしようとする者などで嫉妬心が煮え繰り返る。目には見えない戦争がここでも勃発する。

のんびり構えていられないご時世なのか?自分のペースで生きられなくなってしまったのか?何が善で何が悪かの区別もつかなくなったのか?人類滅亡の危機は、こういった身近なことの蓄積で除々に加速度を増して行くのかも知れない。


 
お粗末アート系学生の実態
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今までこのHPで私の学生生活に詳しく触れることはなかった、と言うより「避けて通ってきた」、と表現する方が正しい。何故ならば、毎回余りにも惨めな思いをしているからである。だから人様に言えることじゃないと、黙秘を決め込んだ。

ただ帰国が近まるにあたり、夏期から9月の新学期へ向けて留学する人の参考、いや「気休め」になれば、と思い切ることに。私は春学期迄の滞在なので、聴講生としてプレゼンテーショングラフィックを履修。聴講生は学費同額で、単位取得が不要。

授業内容を簡単に説明すると、プレゼン用グラフィックを、数種類のAdobe編集ソフトで加工編集するというもの。最初は20名近い学生がいた。何でもいいから、お人好しそうな人を見つけては、質問してお近づきになろうと頑張った。

ネイティブクラスでは、自分から声を掛けない限り、誰も相手をしてくれない。1ヶ月経つか経たないうち、見慣れた学生の姿に変わり、見慣れぬ学生が増えていった。教師も、集中的に説明するのは最初だけ、終わると何も申さない。

2ヶ月経つと、自分のクラスの学生が誰だか見分けがつかぬ程、別のクラスの学生が増えた。そう、教室は授業以外にもコンピュータがフレキシブル使用可能で、空席はコンピュータを持たない学生が予約制で使用する仕組みなのだ。

何時しかお人好しサン達の顔も見えなくなり、最近では数名が点在して座っているだけ。手取り足取り教えてくれる人がいなくなると、急速に授業理解度が落ちていく。

プレゼン時も何をどうしたいのかすら決まらず、人の作品を見ては羨んだ。病気で1週間学校を休むと、更に授業について行けなくなり、遂に人と話すことすら億劫になる始末。今日も新しい編集ソフトに挑戦したが、悪戦苦闘の末、疲れて逃げるようにクラスを後にする。

「コンピュータクラスなら会話も聴き取り易く、周囲とも共通の話題があり、コミュニケーションが円滑になるだろう」という読みは、ものの見事に打ち砕かれたという訳。そこで得たのは、マックの簡単操作と、虐め(完全無視されるという)体験?

よくサボりもするが、図書館で、建築、広告、写真、ファッション、インテリアデザイン等の雑誌は目を凝らして必要事項を書き込み、ウェブサイトで確認もする。授業について行けなくとも、他で得ることはある、と未だ諦めがつかないのだ。

期間限定の短い学生生活で、決してすべての人が上手くいくとは限らない。私程度だと、かなり厳しい条件での学生生活となる。

また語学習得が最大の目的ならば、芸術系は余り適していない。会話対象が自分の作品なので、他の教科よりも会話の機会は少なく、延々と作成作業に没頭してしまいがち。但し、お気楽。来月は卒業式と春学期終業式、ああ実に虚しい。


 
エッグハントと餅撒き
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週末の朝、普段より早起きした子供達が裏庭に集まる。木のない場所では、イースターエッグを探し出すのも簡単、次から次へとバスケットに入れられて行く。窓越しにその光景を眺めながら、昔の餅蒔き(何と呼ばれていたか忘れたが)を懐かしむ。

昭和30年から40年頃は、持ち家が当たり前。新築する家庭も多く、その度に近所の住民が新築祝いに集まった。完成したばかりの我が家に誇らしげな家主。家族と共に、餅やちょっとした菓子包みを振舞う。

何の変哲もない行事でも、子供の私にとっては大変楽しいイベント。心が弾み、大騒ぎした。それが大人になると、主催者として祭事の準備に追われ、人を喜ばせることが結構大変なことだと知る。当日は内心へとへとになりながらも、顔の表面だけは柔和さを取り繕う。

何時しか、「純粋な子供の頃の感動」が希薄化していることに気付く。哀れな大人は感動の代わりに刺激を求め、一過性の感情に溺れたかと思いきや、醒めるのも呆気ない。

だが、刺激はあくまで刺激であって、止まるところがない。もっともっと、次の何かを労せずして望んでしまう。本当は子供の頃の感動を蘇らせたいだけなのに。


 
エリート神話が崩れる時
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あなたは今まで、他人から貶されたことがありますか?目の前で罵られ、歯痒さで涙が溢れ出たことがありますか?おや、どうやらそういったことは全く無縁の御様子。

そうでしょう、あなたは生まれながらにして、ずっとエリート街道まっしぐらで来た方。幼き頃から、世のトップに伸上がる為の高等教育を受け、今日の地位を築かれたのですから。

さてそんなあなたには、当然の如く海外勤務や、留学が待ち受けています。今以上のあなたを周囲は期待し、またそれに応えようと、真面目なあなたは努力を重ねるでしょう。

或るひとりのエリートビジネスマンがいました。彼はTOEFLなど何のその、英会話で躓くこともなく、家庭も安定。順風満帆、渡米も余裕綽々でした。

アメリカでの暮らしは瞬く間に過ぎ、いよいよ帰国間近となった1ヶ月前、事件は起こります。

「ビジネスクラス最終試験の問題用紙を、事前に盗んだ学生がいる。目撃者の話によると、犯人はアジア人らしい。」

教官等は神経を尖らせ事件を追跡。そんな中、彼は「他人事」と全く無関心。

「日本からの留学生○○だね?ちょっと質問したいことがあるんだ、付き合って貰えないかな?」突然、不躾な態度で声を掛けられ、彼は個室へ連れて行かれました。

警官の事情聴取、何のことやらサッパリ分からない彼。

「実は、君も知ってるだろうが、△△教授室で試験問題が盗まれてね。それで私達がいろいろ調べるうちに、何人かの学生が、君の不審な行動を見たって教えてくれたんだ。いやあ、まさかとは思ったんだが。」

それは全くの濡れ衣でした。真犯人は別の学生、なのにどうして彼が事件に巻き込まれてしまったのか?

「鼻持ちならないイヤな奴」嫌われ者で、周囲の恨みを買うようなことを無意識のうちに口走る、そんな彼の性格が災いしたのです。

「所詮、アメリカなんて日本から技術を貰ってイイ思いしてるだけじゃないか。そんなのを日本じゃ、他人の褌で相撲を取るって言うんだ。」

「オマエ等は多民族の寄せ集まりに過ぎないのさ。歴史の浅さがアメリカのコンプレックス。だから直ぐ、武力行使に出る。まったく浅墓だよ。」

ざっとこんな風に、彼は絶えずクラスで豪語していました。会話力に自信があり、読書で得たアメリカ人の分析データに基づき、「何でも口にしたもの勝ち」と捉えていたからです。

疑いが晴れた後、周囲の誰ひとりとして彼に労りの声を掛ける人はいませんでした。

どんな国へ行こうと、どんな身分や立場であろうと、「人に好かれる、愛される要素」は必要。彼は、それが分からなかったのです。

あなたがエリートであることは立派なこと、ですが心の中までエリートになってはいませんか?


 
■温故知新アーミッシュ村■
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ミネソタ最後の週末はアーミッシュツアー。ロチェスターから54号線を南下すること約1時間、ハーモニーという片田舎に村が点在する。

町のガイドに25ドル払うと自家用車を代行運転し、各アーミッシュ世帯を案内してくれる。昨年、道路脇で偶然バギーといわれる馬車を見た限りで、実生活を垣間見る機会は今回がはじめて。

質素で限られた物だけの生活、そこにはテレビも電話もなく、外部からの情報は完全に遮断されている。

自動車と馬車がすれ違う時、こちらが正視すると相手は目を反らす。どうやら興味本位で見られることを嫌うようだ。未だ幼い子供達にも愛嬌はなく、余所者の来訪に怪訝そう。

さて「パンぐるめ」、久々のヒットは村のパン。外はパリパリ、中はしっとりで、きめ細かい生地には市販品に多い後味の悪さや妙な甘さがない。1ドル50セントの食パン、軽くアッサリ味で和食にも合うが、お酒向きではない。

それにしても、同じ人間なのに、あそこまで誇り高く、己のスタイルを固持できる人達がいるなんて。アーミッシュの高潔さは新鮮、新しいものばかり目にとまってしまう自分なんて、時間に流され、弄ばれているだけに過ぎない。


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