「ねえ、ウララ起きてよ」
「う、う〜ん・・なんでこんなに早く起きるの?スコップー」
「ばか!もう十二時すぎてるんだよー!」
「うそーー」
せっせせっせとしたくするウララ
「もうみんないってるんだよー」
そう、今日からみんなでワルサーを倒しに行く事になっていた
たまたまみんなの意見が合っていたのでそうなった
「ごめんごめん(汗)でもなんでスコップだけのこってるの?」
実は、スコップも寝坊していたのだ(笑)
「ぼ、僕がわざわざ引き受けたんだよ」
しらじらしいうそをつくスコップ
「ほんと〜?」
「ホントだよー!」
「まぁいいかー」
(ほっ)
宿屋を出ようとする二人を宿屋のおばちゃんがひきとめた
「お金を払っていってよ」
「え?なんで?」
「何でって、泊まったでしょあんた達」
「だって前のひとたちが僕達の分まで払っていったでしょ?」
「払ってないよ。前の人達は後から出てくる人達に払わせるように言ってたからね」
「はめられたーー!」
「はめられてるーー!」
二人同時に叫ぶ
しぶしぶお金を払おうとするスコップ
「・・・・・・・・・」
「どうしたのスコップ」
「お金がない・・・・」
「えええーーーー」
「アイツらが完全にはめてたんだ(脱力)」
「どうすんの?」
「どうにもならない」
ここでおばちゃんが
「何してるの、早く払ってちょうだい」
そしてとどめの一撃に
「まさか、お金がないんじゃないでしょうね?」
二人はその場に座り込んでしまった
「じゃんけんしてあげようか?」
「え?じゃんけん?」
「そう、じゃんけん。あたしが勝ったら賞金首だよ!
そのかわりあんた達が勝ったらお金は払わなくていいわよ(ニヤリ)」
「本当!?」
「ええ、本当よ」
「わかった、それじゃ、はじめよう」
・ルールは簡単
・一本勝負でずるをしたらその場で失格
「わかった?」
「よし分かった」
「スコップ頑張って!クルミちゃんが見てるかもよ?(笑)」
「何?クルミちゃんが?」
「はじめるよ」
「じゃんけんぽん!」
おばちゃん「グー」
スコップ「チョキ」
「うわぁーーーー!!負けたーー!!」
「約束どうり賞金かけさせてもらうよ」
「はい、約束ですから・・」
スコップに1000000G
ウララに1000000G
トボトボと宿屋を出て行く二人には生気がなかった
しばらく進むと、みんながいた
「ワルイ、ワルサー倒しちゃった(笑)」
全員が声を揃えていった
二人は力なく答えた
「良かったね」
また全員で言った
「でも金をそんなに持ってなかったんだ(笑)」
そこで君達を倒して、賞金をもらおうかと思って(笑)」
「え??何で知ってるの」
二人揃って言った
「俺達が仕組んだからだぞー」
どんがそういうと皆いっせいに二人に飛び掛かった
二人は倒されて、みんなに賞金を持って行かれた上に装備も奪われてしまったとさチャンチャン
最後まで読んでくれた人ありがとうございます
誤字があったら教えてください