P_t_P
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P_t_Pは、メタセコイアのファイル(.mqo)を読み込んで、
hamaPatch(.hmp)のファイルに変換するためのソフトウェアです。

簡単な使い方
メタセコイアはポリゴンでオブジェクトをモデリングしますが、
hamaPatchではベジェパッチを使ってモデリングするため、
P_t_Pにメタセコイアのファイルを読み込んだ時点でベジェパッチに変換します。

1.メタセコイアのファイルを読み込む

読み込みに成功したら、下のように表示されます。

面を表示してみると、ポリゴンオブジェクトのようにカクカクな状態であることがわかります。

これは、辺(カーブ)がそれぞれ別々になっていて、くっついて一つのカーブになっていないためです。

2.カーブ同士をくっつける
メタセコイアのファイルを読み込んだだけではカクカクな状態なので、
辺(カーブ)同士をくっつけて滑らかになるようにします。

P_t_Pでは、下の様な法則にしたがってカーブ同士をくっつけていきます。

上の法則を踏まえた上で"limit angle"の値を決めてOKボタンを押します。
すると、カーブ同士をくっつける作業に入ります。
作業中は、ステータスウィンドウ中に、作業中のオブジェクトの名前と数値が表示されます。
数値はあまり意味がないので、フリーズしたわけではないのを確認する程度にしてください。

しばらくして作業が終了すると、画面が再描画されます。

3.hamaPatchのファイル形式で出力

注意点
P_t_Pで作ったhmpファイルをhamapatch(ver.2.9以前)で開いてPOV-Rayでレンダリングしようとすると
メモリ不足でレンダリングできない場合があります。

この場合、hamaPatchの出力したpovファイルを編集するとレンダリングできるようになります。
以下に編集の手順を記します。(bicubic_patchとして出力している場合)

1.povファイルをPOV-Rayで開く。
2.POV-Rayのメニュー > Search >Replaceを選択
3.Findに"type 1",Replace withに"type 0"を入力して、"Replace All"ボタンを押します。
4.レンダリング