1998年11月の星空コラム
しし座流星群・直前準備!
「33年ぶりの瞬間を前に」
皆さん、観測準備は整いましたか?
関東地方の天気は気圧の谷の通過がありそうでちょっと心配。天気が悪いときに、西に行くか東に行くかはインターネットのホームページでお天気情報を仕入れて判断しないといけませんね。
東京湾のレインボーブリッジをはじめライトダウンも各地で行われるようで、都会の空でもどこまで見えるか楽しみです。
さて、ここで私の観測機材をちょっと紹介します。
とにかく流星群を写真に残したいということで、今回はモーターで動く赤道儀(地球の自転に合わせて回転する装置)付きの三脚にカメラを2台取り付けます。レンズは標準と広角。流星痕が現れたら、すばやくその方向へ標準レンズを向けられるよう構えます。
それから初めての試みとして8mmビデオカメラも用意。超明るい流星群が出現したら、ビデオに撮れる可能性もあるので、こちらは三脚固定で放射点を狙います。30分テープ2本で繰り返し録画すれば十分でしょう。
正確な時刻の記録のための時計は短波ラジオで標準時刻放送のJJYを受信。暗がりで時計をのぞくのは大変なので、ボタンを押すと声で時刻を知らせてくれる時計も準備。
さあ、「33年ぶりの瞬間を前に」準備は万端。携帯電話とモバイルカードを持っていくので「圏外」でなければ、現地から速報を「ゲストブック」に発信予定です。
では、皆さんも気をつけて行ってらっしゃい!
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