美しい星空とおいしい空気のホームページ
さて、今年もしし座流星群の季節がやってきました。
なんとしてでも「流星雨」を観たいですね。
以前よりこのサイトでご紹介しているデイビット・アッシャー博士らによる推論に揺るぎはなく、2001年は11月19日未明のアジア（日本）での大出現の期待がいよいよ高まっています。
「ダストトレイル」という聞きなれない言葉が話題になっていますが、しし座流星群の母彗星であるテンペル･タットル彗星の軌道に沿って存在するダスト（彗星の残していった塵のようなもの）の帯の中に、拡散せず密度の高い領域「ダストトレイル」が残っており、この「ダストトレイル」を地球が通過することで流星雨が発生するというのです。
詳細な解説が天文雑誌「星ナビ」のサイト（原文：宇宙科学研究所・阿部新助氏のホームページ）でも掲載されています。ぜひご覧になってください。
しし座流星群について基本的なことをまずは再確認。
そして、いよいよ期待される2001年。
11月19日（月曜日）未明に予測ピークに向けて、体調を整えて、観測に挑みましょう。
このホームページでも観測の経過、結果をご紹介していきます。ゲストブックもありますので、ぜひ皆さんも「観るよ」「観たよ」といった情報をお寄せください。
今夜、ここに「しし座流星群 最終宣言！」。
星空を眺めるようになって長い歳月が過ぎました。心の中に「忘れられない星空」というのをいくつも持っています。そして、あのときの空をもう一度みたい、と、いつも願っています。しし座流星雨の夜をそんな記憶のひとつにとどめたい。
あなたにも私にも「美しい星空とおいしい空気」の夜が来ますように。。。
2001年しし座流星群速報
観測日：2001年11月19日
観測場所：富士山・新五合目
使用機材：PENTAX K1000+SIGMA MF24mmF2.8/絞りF3.5/FUJIFILM SUPERIA1600
速報写真解説：(1)〜(4)共、しし座流星群放射点から見て天頂方向を撮影したもの。いちばん明るく見える星はふたご座付近にいる木星。03時20分頃ピークを迎え、流星雨となった。(2)の拡大写真はこちらをクリック。サイズが大きいので(0.8Mbyte超)注意。
(1)03h05m00s〜03h15m30s
(2)03h15m45s〜03h27m00s
(3)04h05m00s〜04h14m00s
(4)04h25m30s〜04h36m00s
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