オトシブミの技に脱帽?

5月中旬頃、民家園内を足元に注意して歩いていると、葉でできた小さな筒が落ちているよ。
 これは「オトシブミ(落とし文)というんだ。ケヤキやナラの木の葉っぱを上手にたたんでできているよ。
 それを破れないように上手に広げてみると葉の先端にクリーム色の小さな卵が1つあるんだ。
広げた葉っぱの長さはだいたい5cmくらい。
それを小さな虫のオスとメスが共同作業で1cm程の筒に丸めあげるんだ。
 まず葉の表を内側にして、中央を通る太い葉脈(ようみや<)にそって半分に折る。
 それを葉柄(ようへい)の方から器用に丸めていくよ。
葉脈が硬<で巻きづらいから、噛(か)んで葉脈に傷をつけて巻きやすいように工夫しながら丸めていくよ。
 その折りだたんだ葉っぱを地上に切り落とすんだ。
葉っぱがクッションになるから安全に落下できるんだ。
 オトシブミの幼虫はその葉っぱを食べて成長するともいわれているよ。
ホトトギズの揺り籍(ゆりかご)ともいうよ。



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