可能性のない恋に期待するほど辛いものはありません。

電話が鳴るたびに、あいつじゃないかとドキドキする。
違うとわかってても期待を押さえられない。

結局違ってがっかりするんですけど。

毎日ポストを開けるときドキドキする。
あいつから手紙が届いてないかと。

何も入ってなくてがっかりする。

メールを頻繁にチェックする。
パソコン依存症のように。

届いていなくてがっかりする。

これだけ想っているのに何故とどかないんだろう。
これだけ想いが届くことを願っているのに。

毎日実現しない期待ばかりで、
毎日落胆ばかりで、
本当に疲れる。

挑戦して挑戦して、
敗れて、敗れて、
もう負けることが怖くなってきました。

負けると確実にわかっている戦いを挑むのは。
結果のでない挑戦を何度も繰り返すのは。

忘れることができたらどんなに楽なことか。
忘れることができないなら立ち向かわないといけない。
それも辛い。

別の人を同じぐらい好きになれたらどんなに楽なことか。
でも僕にはあの子しかいないんです。
そう考えているから、そう見えてしまう、
自己暗示のようなものかもしれませんが、
僕にはわかるんです。
彼女が一番だってことが。

メールを送りたいけど、
手紙を送りたいけど、
送ったら迷惑と思われるから、
怖いんです。
情けないと、見苦しいとわかりつつも。
本当はこんなに連絡したいのに。

僕がどんなに謝ろうと、どんなに想いを伝えようと、
彼女はもう僕を許してくれないし、振り向いてくれない。

それをわかっていても
自分の想いを制御できないんです。
好きなんです。

忘れるには惜しい女です。
彼女と過ごした数々の思い出も、
忘れてしまうには惜しい。

もう毎日期待するのは嫌です。
毎日落胆するのは嫌です。

戻ってきて欲しい。
でないと、壊れてしまいそうです。

しばらくこんなことばっかり書いてしまいます。
何にも手に着きません。
あいつを行かせてしまってから。

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