Seraph
床の上にばらまかれた繪を眺める
あの頃と少しも變わらない君が微笑む
流れてくる歌聲に溺れながら
今も少しも變わらない僕がたたずむ
空が靑くなく 夜が黑くなく 赤の鼓動が止めば
君を忘れることが出來るのに
Seraph serenade
何處へ往くの? 連れて行って 獨りにはなれない
迎えに來た君の手をとる
この瞬間で幕を閉じる運命を 永遠に光る輝きの中 感識する
胸に殘る體溫 天使と舞う姿
銀色の翼が今 永い惡夢を越えて 君を待つ僕のもとへ
思い通りにして ざあ 殺しておくれ 僕を待つ君の腕で
再會の今を包き締めるこの僕を さあ殺しておくれ