九日


短くしすぎた前髮をいじりながら

懷かしい寫眞 一人でながめてます

氣難しそうな貴方の橫の私

いつまでも二人いられると信じてました

笑っていたいよ 寫眞の二人のように 

樂しみにしてた記念日に貴方を見送って

歸らぬ貴方を待っている馬鹿な私がいるの

短くしすぎた前髮をいじりながら いた手鏡

思い出があふれ出す

强くなりたくて强がって受話器をあげた

久しぶりに聞いた貴方の聲に戶惑いました

笑っていたいよ,寫眞の二人のように

ただ二人でいるだけで樂しかった日日

もう戾れないの?

樂しみにしてた記念日に貴方を見送って

歸らぬ貴方を待っている馬鹿な私がいるの

今度貴方が好きになる人は私に似てるのかしら?

私はその子に言ってあげるの

「その人をよろしくね」と

貴方が大好きだから

抱いて下さいもう一度 最後のお願いだから

貴方への思い綴った手紙 もう屆く頃かしら?

また同じ笑顔で笑えるような二人でいたいと願っています

願っています

 

 

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