エッセイとは
エッセイとは、日本で言えば『作文』や『論文』と言われるものです。(入学用のエッセイは『作文』です。)アメリカの大学には、留学生用の入学試験がありません。エッセイは入学試験のようなもの。英語力を判断する材料になったり、目的意識があるかなどの性格面も判断する材料になります。エッセイで自己PRします。
何を書いたら良い?
学校側から「テーマ」を与えられたり、自由課題もあります。主に出される「テーマ」は、『過去の業績』、『何故この大学を選んだか』、『将来の目標』、『現在の社会問題について』、『自叙伝』、『自分の国で起きた歴史的事件』などです。
エッセイの長さは?
論文ではないので、長くは書きません。2−4枚程度で十分だと思います。短い中で言いたい事を書かなければいけないので、テーマはひとつにします。
英文は書き方が違う
日本語式作文では、
「だから私はこう思う。」というように、最後に「言いたいこと」をまとめます。
英語式作文は、
「私はこう思う。こう言う理由だから。最後にもう一度、私はこう思う。」というように、最初に「言いたいこと」を書いて、最後にもう一度、違う言葉で「言いたいこと」書きます。
もちろん読み手は、英語式作文に慣れているので、この方式で書くことが大事です。
エッセイの書き方
1. テーマ(主題)とトピック(材料)
例文:
「英語弁論大会に出場した時に、こつこつと英語の勉強をすることを知った。そして、これからも努力をしたい。」
将来の目標や過去の業績を「トピック」と呼びます。この例文の場合、トピックは「英語弁論大会に出場した」になります。
「テーマ」とは、トピックの事を通して何を学び、そして何をしたいのかです。この例文の場合、テーマは「こつこつと勉強をすることを覚えた。これからも努力をしたい。」になります。になります。
この例文のエッセイは「こつこつ勉強した」事によって、「今まで達成させた事(過去の実績)」と「これから達成したい事(未来の目標)」を書くことになります。
2. 素材を集める
出来るだけ、今に近い年齢の事を話しましょう。説得力があります。学校、勉強、部活、アルバイト、ボランティア、将来の夢など。書きだしてみると、新しい自分が発見できるかも知れません。
3. 構成を考える
最低でも3段落に節分けます。英文エッセイでは、最初と最後にテーマを置きます。最初段落のテーマは、最も自分の言いたい事を書き、最後段落のテーマは、始めに言った事を「別の言い方」で繰り返します。その間の段落はテーマを証明する事柄を書きます。
4. 下書き・タイプする
まずは書きだしましょう。そしてコンピューターを使ってタイプします。スペルチェックや文法チェックを必ずしましょう。
5. 見直し・添削
知り合いで英語を母国語にしている方がいたら、その方にぜひ見せて添削してもらって下さい。日本語英語(日本人にしか通じないような英語)を使っていることが多いからです。最初は英文を書くだけでも大変だと思いますが、大学で毎日のように宿題で書くので慣れますから、今は心配しなくても大丈夫ですよ。
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NOV. 29, 2005