トランペット論

LESSON 1  トランペットにとって一番大切なもの??

きっといろんな意見があるでしょうが、僕が敢えてあげるなら、DeepBreath。直訳すると、深呼吸ですが、これは、息を沢山吸うということです。実は、これWintonMarsalisのお言葉なんです。僕は、彼に会った時に、なんと大胆にも、“What is the most improtant for playing the trumpet?”って聞いてしまったのです(笑)。そしたら、“Deep, deep breath.”って返ってきました。ちょーベタな質問にも心よく答えてくれたマルサリスに感謝です☆

トランペットというものは、みんなが知ってるリコーダーのようにただ息を入れるだけでは、音が鳴ってくれません。自分の唇を振動させなければいけないのです。だから、僕と当初勘違いしてたのですが、それでも、やっぱりトランペットというものは、息で、吹いて、演奏する楽器なのです。

どんな楽器、音楽でも、やっぱり一番大切なものは、気持ち、Heart(心)、Soulだとか、そういう目には見えないもの、テクニック的なことよりも、精神的なものあげる人が多いと思います。僕も、マルサリスに質問したときは、そういう答えが返って来るのではと思ってましたし、もちろん、そういうものはものすごく大事だと、思っています。

しかし、僕はあることに気づいて、再び、やっぱりDeepBreathが一番大切だと確信しました。

“いき”を漢字で書くと、“息”です。実は、自分の心、って書くんですね、みんな気づいてたかなー?つまり沢山息を吸って、息をはいて演奏することは、おのずと自分の心、気持ちも一緒に入れてるってことになるんではないでしょうか?マルサリスがここまで考えて、答えてくれたとは思いません、きっと“息”という漢字はしらないでしょうし(笑)。

分かりやすく言えば、ため息はどうでしょう。ため息をするとき、なんとなくて自分の気持ちも一緒に出て行ってる感じがしませんか?きっとそれと同じこと、かな。

というわけで、トランペットに一番大事なのは、息(自分の心)を沢山吸って、はくこと=DeepBreathです。覚えておきましょう(笑)。

 

こんな感じでやっていきます。どうでしょうか、これ??
面白いな〜って思った方は続きもお読み下さい。感想お待ちしてます。

< LESSON 1 : Deep Breath >
< LESSON 2 : Relax! >

< LESSON 3 : Sing,Sing,Sing!>

< LESSON 4 : Slump >

< LESSON 5 : Fight Back > (涙の最終回)

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