8月1日

 朝まで生テレビを見てたら、アメリカはナショナルインタレストに資さないところなど助けない。  利己主義丸出しの国だ。そんな国などいざという時日本を助けてくれるかどうか信用できない、 といった意見がありました。  なに当り前のこと言ってんだよ。当然じゃないか。  アメリカ軍に金を出してるのはアメリカ国民だ。  アメリカ人の利益を最優先に考えるのがどっかおかしいのか?  だから日本はアメリカにとって、価値のある国で在りつづけるための努力をし続けて来たんだろうが。  思いやり予算何千億円も出して、米軍を国内に駐留させ、どうせ円高で価値が減価するのがわかって んのに、アメリカ国債せっせと買いこんだのもアメリカのナショナルインタレストに資する為でしょうに。  それとも、いざという時助けてもらうのは正義の味方じゃないと嫌だってんですかね。(笑)  そんな奴どこにいるんだよ!(笑)  それにしてもこういうアメリカを疑う連中に限って、自衛隊の縮小を主張している。  日本を丸腰にしてなにが楽しいのだ?  むかし左翼と言われていた連中は、日本を丸腰にしてソ連軍を招き入れようとしていた。  そんなにラーゲリ(強制収容所)に行きたいのかね?  東欧でも北朝鮮でも、ソ連軍を解放軍だと思って歓呼で迎えた、 社会主義者の連中なんてほぼ例外なくソルジェニーツィンの小説の世界を実体験させられたってのに。  今度は人民解放軍にでもきてほしいのか?(笑)

8月2日

 読売新聞で、村上正邦参院会長(自民党)、肥田美代子(民主党)、扇千景(自由党)が一緒に GLAYのコンサートを見に行ったと読売新聞にかいていた。場所は忘れたけど(千葉マリンだったっけ?) 20万人集めたという最近のコンサートだ。  その感想、誰が言ったか知らんけど。「歌はよくわからないけど、素晴らしいのは分かった。」  …歌がよくわからんで…、何が素晴らしいのだ?  20万人が恍惚に浸りきっているという、目の前で繰り広げられるカリスマシンドロームが 羨ましいのかね?  自分らもあやかりたいとか?(笑)  だったらヒットラーでも見習いなされ。(笑)  ドイツ語はわからんけどヒットラーの演説ってホントに面白いんだよね。へ(^^へ^^)へ  わしなんかGLAYの歌でいいと思うのは「BELOVED」だけなんだけどなあ。

8月3日

 昔から日本では米軍基地の縮小を肯定する意見が盛んにある。やはり、いくら戦争が嫌だと言ったって 自分の国を他国に守ってもらっているという状況には複雑な思いがあるという事情はわかるけど。    はっきり言ってばかげた意見だと思う。  1950年代の西ドイツで米軍の存在が国民的議論になったことがある。そこでの最大の焦点は、 いざという時アメリカは西ドイツの為に戦ってくれるのか?というにつきた。  ドイツ人の結論は、「アメリカは西ドイツの為には戦わない」、であった。  そこで、西ドイツ人はアメリカ軍をできるだけ西ドイツ国内に駐留させなければならないという、 極めて合理的な結論を出し、それが西ドイツ国民の国是となった。  もしもソ連軍が攻めてきたらなんとしても、アメリカ軍を戦いに巻き込まなければならない。  アメリカ軍を大量に国内に駐留させれば、西ドイツへの攻撃は即アメリカ軍に対する攻撃だ。  アメリカ人は西ドイツを見捨てることはた易いだろうが、西独国内に駐留する同朋を見捨てることは できないだろう。よって米兵とその家族をできるだけ西独に人質としておいておくべきである、 という訳だ。  うーむ、見事な現実直視だ。   日本人は米軍を減らせという人が多い。  人質をとるなど武士にあるまじき行為だということでしょうか?  うーむ。見事な武士道精神だ。(笑)  だから、カミカゼ特攻なんて無意味なことを思いつくのか…。 「日本人の発想はどうしてこんなに子供じみてるんだい?」欧米人の常套句です。。

8月4日

 つい最近ですが、ボスニア・ヘルツェゴビナで東欧復興のための会議がありました。  会議に出席したのは、ボスニア、コソボ、マケドニア、モンテネグロ、アルバニアといった先頃 問題になった国々の代表と、アメリカ、イギリス、NATO諸国の代表が集まり、どうやって破壊された 地域を復興するか、どれほどの援助が必要か、話し合っていました。  でもユーゴ代表は呼ばれませんでした。  犯罪者ミロシェビッチなんぞ放っとけ、ってわけか…。  ユーゴもNATOの攻撃で同じぐらいひどい目にあっているんだけどなあ。  ちょっと気の毒なんでは…。(^^;;

8月5日

 鏡を背負って麻雀をやる、と言う言葉があります。  日本は外交や戦争でこれをやるのが得意だ。    日露戦争の講和条約の舞台となったポーツマスでは、本国と全権団の交信は筒抜けだった。  これで日本は戦争継続する能力などないということが、向こうにばれてしまい、北樺太や賠償金 が取れなかった。  1921年のワシントン会議では、暗号解読の天才ヤードレー率いるブラックチェンバーに日本側の暗号電文 は全て解読されていた。アメリカは、日本の主力艦比率対米比率6割で妥結でもやむを得ない、と言う 本国からの電文を解読すると、猛然と6割を主張しだし、日本はなす術もなくそれを呑むことになった。  第二次世界大戦では、日本側の暗号電文は最初から最期まで筒抜けでした。  おかげで、見事なくらい連戦連敗。  「何とかしてください」とソ連に泣き付いたら、「あなたたち(日本)は今から私達の敵となりましたよ」 と丁重に宣戦布告されるし…。(笑)  気がつかなかったんでしょうか?  気がついてはいたみたいです。じゃ、なんで直さなかったんでしょうか?  前例がなかったからだそうで。  役所の慣例が国の存亡より重要だったみたいです。  役所の慣例守って国が滅びて…、いったいなんの意味があるのでしょうか?  現在でも日本の役人は、意味不明なことに意義を見出すのが大変に得意です。(笑)

8月6日

 今日はヒロシマにピカドンが落ちた日だ。  ニュースではいろんなイベントをやっているところが放映されていた。  ところでテレビには全く映らないが、広島では毎年8月6日になると、  雲霞のごとく右翼の街宣車が湧き出して、我が物顔に市内を練り歩いている。    勇ましく軍歌をスピーカーで流してはいるのだが、  しかし、なに言ってんだかさっぱり要領を得ない。  右翼だったら右翼らしく対米復讐とか、サンフランシスコに核報復しろ、とか言えばいいのに。(笑)  情けないんだから、もう、日本の右翼は。(笑)

8月7日

最近の天気予報を見ると天気図(気圧配置図)が殆ど出てこない。  代わって見せられるのが、ひまわりの写真だの、天気の移り変わりだの、雨の地域だの。    そんなもんみせられたって、先の予想なんかできないだろ。気圧配置図をじっくり説明してくれ。  台風なんかどうでもいいじゃないか。太平洋高気圧に注目してればいくらでも予想はつく。  最近では気圧配置図すら見せない天気予報が幅を利かせているけど、 これじゃ長期予想ができないし、ウラジオストクの天気がわからないし、樺太の気温がどれぐらいだか わからないじゃないか!  日本の天気とはとどのつまり、シベリア気団と小笠原気団の動向にさえ注目してれば、 9割がた予想はつくんだな。

8月8日

 今日はソビエト連邦対日宣戦布告記念日だ。  ソ連兵が、満州にいた日本人に暴虐の限りを尽くし始めた日です。  なのに全然記念式典がない。へんだなー。(笑)  日本人居留民がソ連軍に遭遇すると、ソ連軍の拡声器から響き渡る第一声は、  マダム・ダワイ(女を出せ)だったそうです。  ちょっとダイレクト過ぎないかなあ。(^^;;  「普通は降伏せよ。命は保証する。」(たとえ嘘だったとしても)そういうもんだと思うけど。  日本人を守るはずの関東軍は逃げちゃってました。  ロシアの詩人が無法状態下のロシア人を評してこう言っています。  ロシアの暴動ほどこの世で恐ろしいものはない。  まずを以って容赦がない。  なにより意味がまったくない。 (アレクサンドル・プーシキン) ロシア人は誰に対しても気さくで親切です。  ただ、利害関係ができると節操がありません。  ところで;  ウェイド・ボッグスが3000本安打達成したんだそうだ。おめでとう。  ファミスタでの打率は.396でした。←いつの話だろう?

8月9日

 原爆問題を民フォに投稿してみました。   かなり…です。 

8月10日

   沖縄は歴史的に中国の領土である、という見解を持っているという中国人は多いそうです。  これは、歴史的な経緯を紐解けば、かなりの説得力を持っています。  悔いを百年の後に残すという言葉があります。中国はまさにこの問題で悔いを悔いを百年の後に残 しました。  中華帝国の秩序というものは、辺境の蛮族を妄りに征服はしません。脅威とならない限り、概ね宗主権 を要求するというのがその在り方でした。日本は確かに歴史の大部分を通して中国の宗主権下にあったわけ ではありませんが、中国と国交を結ぶときは必ず朝貢という形を採っていました。  要するに、「あなたの舎弟になりますから、どうかつき合わせてください」というわけだ。  それに対して、世界の中心たる中華帝国皇帝が、「うむ、大儀である。それでは、皇帝の恩寵を 以って入貢を許可しよう。」って感じです。  そんな感じで、明治維新を迎えたのですが、当時の中国の王朝清は明治維新以後の日本国を完全に 誤解していました。清はたとえ日本が明治維新を成し遂げたとしても、それまでの東アジアの基幹秩序 である中華秩序を尊重してくれるだろうと確信していました。  ところが、明治維新を成し遂げた日本という国はそれまでのアジア諸国とは全く異質な、 ケダモンの如き侵略的行動原理を持つ、帝国主義を志向する国家に変貌していました。  この認識の誤りは、まさしく中国に百年の悔いをもたらす事になるんだな。 To be continued(続くんだな)  ところで、近鉄佐々木監督が今期限りで辞めるそうだ。  …よっしゃあ玉砕…。  「いてまえ打線」って最高のネーミングなんだけどなあ。  まあ、近鉄の今の体たらくの元凶は草魂のオッサンだけどね。  ホントあんなに強かった近鉄を、よくあれだけ弱体化させることができるなあ、  とオリックスファンの私なんかつくづく感心しました。    でもあのオッサンはたった一ついいことしました。  野茂を大リーグにおくったことです。日本プロ野球史上に残る偉大な功績です。(笑)

8月12日

   アメリカが財政黒字で自国発行の国債を償却するそうだ。  アメリカの長期金利は下がるから、景気はまだまだ続くって事?  なにせ、アメリカの単年度の財政黒字は2500億ドルもあるそうですからして。  羨ましい。こっち(日本)なんか単年度で2500億ドルも赤字だしてるってのに。  でもなんで日本の長期金利が上がらないんでしょうか?  そんなに市場に出回っていないってことか?でも外人は日本の国債なんか引き受けてないし。  たこが自分の足食ってていいのかなあ?  ところで、パソコンをバラスので2、3日更新できません。  あとね。沖縄は歴史的に中国の領土なんですよ。わかりますか?(笑)

8月14日

 日本と中国の間で、最初の領土紛争は1874年の征台の役である。詳しい経緯は省いちゃうけど、この時 琉球諸島は日本領、台湾は中国領と既成事実の追認が国際的になされている。  しかしこれは既成事実の追認であって、北方領土の国境確定がなされた日露和親条約のような正式な国家間 の条約ではない。  さて、問題は1879年の沖縄県の設置である。  この時日本領に組みこまれることを畏れた琉球国王は泣いて清に助けを求めました。  この時、清の宰相李鴻章はこう答えた。  「小国の区〃たる貢を争い、虚名を求めて遠征を事とするもの。」(小国の領有を争って、戦争するなど 愚の骨頂である)これにより沖縄は日本領であるということが確定した。  この時中日公使何如璋は、「琉球を取らせれば、次に日本は朝鮮を取りに来る。今日本は西南戦争直後で 疲弊しきっている。清国が干渉すれば必ず成功したものを。」と痛恨の歯噛みをしたといいます。  そりゃそうだ。  海軍力で言えば、この時点で清国は圧倒的に優勢でした。国力においてもアロー戦争(1860年)以来 20年間戦争していない。一方日本は明示維新以来、急激な国内改革の反動から内紛が絶えませんでしたし、 その2年前には最大の内戦である西南戦争を乗り切ったばかりである。  この時清国が琉球の領有を決意していれば、間違いなく成功していたのだ。  ところが、この時清国は介入しなかった。これは中華秩序(どんなに辺境の蛮族が争おうと、中華秩序 の内部においての話しである)に従った結果だ。その結果今日において沖縄を失ってしまったのである。  今日、中国人の無念のいか程なことか。  この時の行動は近代中国の最大の過ちである、とする中国の学者は多い。    確かに、日清戦争で負けていたら沖縄は日本に取られていたに違いない。しかし、台湾が第二次世界大戦 後、中国領と認められたことを忘れてはいけない。この時(1880年)、中国領土に沖縄を組み入れていれば、 戦後沖縄は中国領になっていたはずである。  占有権だの時効だのと、近代法の精神に則れば沖縄は紛れもなく日本領土なんだけど、  中国にそんな理屈通用しないからなあ。(笑)  なにせ中国は自分に都合のいい歴史を果てしなく繰り返すし…。  なんとかなりませんかね。ほんとにさあ。(笑)

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