Horticultural Therapy 園芸療法について
園芸療法の歴史や背景について、簡単にご紹介します。
広島における取り組みについても、ご紹介しましょう。

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 現代医学だけでは癒すことの出来ない人々 の心の問題を改善する手段として、動物や音 楽、絵画等を利用した療法が広く用いられて いますが、英国・米国を先進として、誰にも 愛好される植物を媒体とする「園芸療法 (Horticultural Therapy)」が注目され始 めました。




 英国では、ガーデニングと深く結びついた生活環境を背景に、高齢者や障害を持つ人々が、園芸を介在とした精神的及び運動機能の回復訓練として、また、社会的に自立した生活が送れるように支援する、社会活動の面で発展してきました。

 一方、米国では、第二次大戦後、帰還兵の身体的・精神的リハビリの手段として実践され始 めました。身体及び精神障害を持つ人、高齢者の運動能力の向上を目的とする作業療法としてのみならず、非行少年の更生プログラムとしても実践されており、精神的な癒し療法の効果が大きく着目されています。

 70年代初めには、園芸療法士の民間資格が設けられ、多くの大学等で人材育成のためのプログラムが実施されるなど、社会的な地位を確立し、多くの医療・福祉施設、学校等で幅広く実践されています。



 日本においても園芸療法の認知度やその効果評価は年々高まっており、(財)日本緑化センターを中心として各地で研究会が設立されています。
 また、広島県では、1997年、「グリーンフェスタ広島」において「園芸療法」のデモンストレーションが行われ、全国から注目されました。これをきっかけとして、実践普及するボランティア組織が結成され、今日に至っています。
 
 私たち ひろしまグリーンセラピー研究会も、1998年から楽しい活動を続けています。

                             


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