ブルース/ルーツ・シンガー・ソングライター、エレクトリック/アコースティック・ギター・プレイヤーのジョン・ナイトはエレクトリックのフル・バンドとアコースティック・セットとの両方でトロントを中心に活動している。ケン吉岡は主にアコースティック・セット時に父のティム・ナイト(Vo,G)とともに参加。オーティス・レディングがフェイバリットというジョンの持ち味は重苦しい声色を節回し滑らかに使うボーカル・スタイルと、抜群のリズム感が可能にする切れのあるブルース・ギター・プレイ。"Can`t
be Satisfied"などで聴かれるドブロでのスライド・ギターには鋭さがある。またブラインド・ブレイク、ビッグ・ビル・ブルーンジーなどのラグ・チューンもレパートリーにしている。その他雰囲気を変えてスプリングスティーンやニール・ヤングなどのカバーも披露。父ティムはイギリス人で60年代にはプロのミュージシャンとしてスウィンギング・ロンドンをリアル・タイムで経験したという。なんと当時The
Whoなどのオープニングもやったことがあるそうだ。