Kenny`s ウェ・マガジン From Toronto,Ontario
2005年11月  
ケニー吉岡(ブルースハープ・プレイヤー)


*我らがジェイ・クラーク&ザ・ジョーンズの2nd CDから2曲がインディ映画"Low Budget"に使用される。なおキーボード・プレイヤーのジェイムス君はサウンド・トラック全体を担当。詳細はトロント日本語情報誌Bitsのコラムで(11月後半) www.bitslounge.com

*それからそのジェイムス君が働いているレコーディング・スタジオでビデオ・ゲームのキャラクターのヴォイスオーヴァー(声の吹き替え)を英語でやる。これもBitsのコラムに書くのでそちらを読んでね(12月はじめの予定)。あまり話題が多くないんでちょっと何かあるとすぐそっちのコラムのネタに使ってしまう。その結果、ここに書くことがなくなってしまうわけだ。

*以前ライヴのレヴューを書いた米東海岸のハーピスト、シュガー・レイ・ノーシアが最近気に入っています。よく聴くとあの人かなり凄いんじゃないかと思う。あそこまでスムーズなリズムでプレイする人は稀だ。"Superharp"というハーピスト共演アルバムの中のチャーリー・マッセルホワイトと一緒にやってる曲を聴くとチャーリーの粗さが目立ってしまうくらい。もちろんチャーリーのよさはあのスケール(ポジション)ワークだったり、彼のトーン、ビブラートだったりするんだけど。だけどノーシアさんにはだんだん惚れて来ました。前に観た時声かければよかったね(俺、先月のキム・ウィルソンとの出会いでちょっと調子にのり過ぎか)。ついでにジェイムス・コットンが今月末にトロントにやってくるので自分のギグがなかったら観に行こうかと思っているのだ。

*ジョニー・ウィンターも再びトロントにやってくる。以前観たライヴのリヴューに「ドラッグのせいで死人のような顔をしていた。」などと書いてしまったのをボクは大後悔しているので、ここに訂正したい。どうやら身体が悪いのはアルビノであることからくる病気のせいのようでそれでもまだ頑張ってやっているのは応援すべきことだろう。ゴー・ジョニー・ゴー!

*それからブルース・ギタリストのゲイトマウス・ブラウンが亡くなったそうだね。合掌。ボクの好きなギタリストでした。最近ちょっとギターの練習なんぞをゲイトマウスのCDをかけながらしてみたりなんかして。参考になることだらけ。Tボーン、ライトニンをはじめテキサスもいいよね。忘れちゃいけないブラインド・レモン・ジェファーソン。

*次回は11/5にトロントのクラブHorseshoeで演るホルムス・ブラザーズのオープニングの話題を載せるつもりなのでよろしく。

ケン吉岡


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