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建築材料としての"竹"

"IL 31 Bambus - Bamboo"より



このページの図版はすべて以下の本によります。

cover.jpg (6747 バイト)
"IL 31 Bambus - Bamboo"
Institute for Lightweight Structure (IL),
University of Stuttgart, Director Frei Otto
(c)1985


屋根葺き材としての竹

takebuki.jpg (11087 バイト) 半割にした竹を組み合わせた、もっとも簡易な"竹葺"で作られた小屋です。
当然のことながら、柱・梁類も竹のようですね。
detail.jpg (7921 バイト) 上図の詳細です。竹が腐るまでは、雨は侵入しそうにありません。
drain.jpg (7447 バイト) 樋ももちろん、竹。

京都に行くと、本格的な数寄屋造りの家の樋が竹で作られているのを見掛けることがあります。堅牢性、耐久性よりも意匠を重んじる数寄屋ならではの選択といえるでしょう。

lancet.jpg (14285 バイト) 一方、こんなふうに竹を柳葉型に加工して葺く方法もあるらしい。右写真は内側から見上げたところ。
手間がかかるばかりで、あまり水じまいは良さそうではありませんね。
バリの宗教建築に使われる葺き方だそうです。
leaves.jpg (8782 バイト) もう一つ、竹の葉を使う方法も、もちろん考えられます。
これもまた、雨が降ると家の中は霧にかすむかな、という感じがしますけれども。

■このページの背景に使っている画像は竹のジョイントの例です。これだけ並べられると圧巻ですね。

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最終更新日04/09/10