東京みやげ話

2002年11月

丸の内にて
いま旬の場所のひとつだろうということで「新生丸ビル」見学。三菱地所の看板建築だけあって、リッチにつくられてます。ガラスが多用されていて、DPGじゃなくて…なんていうの?MPG?の、すっきりとしたサッシュ。継ぎ目からの光が七色に拡散して、それがTHE CONRAN SHOPの商品を照らす(^^;。ここのショップは吹き抜けを含めると三層にもわたっていて、これまたリッチなかんじ。

建物奥にある30Mキューブだというアトリウム「マルキューブ」に、三組の大判カメラをもった人たち。うち一人は建築写真家の三輪晃士氏だった。10Mくらい高さがあるのではないかと思われるガラス入りの可動建具もすごい。

35-36Fのレストランは5000円〜位の高級店揃い。1500円の店(リストランテ・ヒロ)、2000円の店(BREEZE OF TOKYO)もあるけど、よーけ並んではる。
http://www.marubiru.jp/

慶応大にて
曽禰中條建築事務所設計の旧図書館内に「遠山文庫」といって音楽関連書籍が集められている。書庫を歩くとなかなか見応えのあるコレクションで、音楽学をやるには宝箱なのではないでしょうか。「特に中世ルネサンスおよび現代音楽においては、わが国でもっとも充実したコレクションとして、今にいたるまで学外からの利用も絶えない」のだそうです。資料を400枚弱コピー。
http://www.keio-miyama.com/history.html

大田区・西六郷にて
JR蒲田で降りて少々南へ。蒲田って「ユザワヤ」の本拠地なんですね。あっち向いてもユザワヤ、こっち向いてもユザワヤ、なんと「15号館」まである。
下町の住宅地にある「西六郷公園」に。なぜここに行ったかというと…猫であった前世にこのあたりをうろちょろしていたので久しぶりに。ということにしとこ。ちなみに渡辺満里奈ちゃんもこの近く、西蒲田の出身らしいぞ。関係ないけど。

東京芸大にて
二つの学部しかないせいか、全体としてこじんまりとした印象。食堂でランチを食べるが、メニューバリエーション乏しい。しかしやたらボリュームあり。芸術をやるにはパワーが要るのかしら。
最近できた芸大美術館の地下にある生協の美術学部店に行くには狭〜い通路を通らねばならず、学生にはかわいそうなかんじ。コピー機も一台しかない。

芸大図書館にて
「音研センター」と図書館にお邪魔。図書館にも音楽と美術関係の本だけしかないのは少し寂しい。この点は総合大学のほうがよいですね。書庫には入っていないので、コレクションの程度は不明。資料400枚コピー。坂本龍一も芸大時代クセナキスに随分興味をもっていたから、まさにこの本をサカモト氏が手に取っていたかもしれないな、なんてミーハーなことを考える。

谷中にて
芸大からそのまま谷中方面に歩いてみる。昭和の香りが残る町として、最近脚光を浴びているのでは。日暮里駅まで歩く。「朝倉彫塑館」が異彩を放っていた。

渋谷HMVにて
I.X.のCD数枚のほか、NAM JUNE PAIK(白南準)のCDちゅうのを発見、買ってみる。1958-79年の作品が収められており、シェーンベルクやケージの影響大な音楽や、後のビデオ作品を彷彿とさせる音のコラージュなど。
"Paik was a composer/performer before he became a video artist."だそうです。

某公共放送局にて
スタジオパークからの放送が行われていて、北野大氏と三枝成彰氏を見た(^^;。その後グッチ裕三&グッチーズのミニステージを鑑賞。

ギャルリー・タイセイにて
「あなたにとってのコルビュジェ」展。見たことのないアングルの写真など見れたのがよかった。実物を見に行けよという話もあるが。

松屋にて
歌舞伎町の「松屋」にて朝食、ここは食券システムなので、帰りには店員に面と向う必要はない。でも大阪なら「ごっつぉさん」の一言くらいありそうに思うのだけど、皆、無言で店を後にする。東京だから? 歌舞伎町の朝だから?

新宿センタービル地下の喫茶店にて
ここでも、サラリーマンのお兄ちゃん、店に入ったことを店員が気づいてくれないのに、声を出して呼ぶでもなくジェスチャーをするでもなく、しばらくたってからわざわざカウンターまで歩いて注文をしてはった。ふしぎ。

山手線にて
座席が窮屈だったおっちゃん、明らかに不満げなのだけれど、やはり何も言わない…。この翌日に日暮里駅で不条理な傷害事件(肩が当った廉で殴られ、重傷)が起こったから、ちょっと恐かったす。

上野公園にて
上野公園で、オバチャンが露店を出して「上野(公園)産 ぎんなん」を袋に詰めて売ってはりました(^^;。そんな季節。

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最終更新日04/09/10