樋ノ山(ひのやま)
登山道から城山を望む
樋ノ山は、昔「筧山」とも呼ばれ、京都南禅寺
の僧が渓水に筧(樋)をかけて水利を得たとい
う故事にならって命名されたそうです。
山の上には金比羅宮があり、ここまでは車で
も来ることもできます。
鳥羽三山の最高峰だけに、鳥羽市街地を
眼下に、鳥羽湾に浮かぶ島々や行き交う
船、そして遠くは渥美半島や知多半島ま
で見渡すことができます。
昭和31年に勧進された金比羅宮。
コンクリート造りの立派な神社です
があまり訪れる人もいないのが
残念な気がします。
春は桜が咲き乱れる鳥羽で最高
のお花見スポットになります。
金比羅宮すぐ横の展望台です。
樋ノ山は「扇野」とも呼ばれるそう
で、看板には「樋ノ山扇野からの
展望」が鳥羽十景の一つに挙げ
られていることが書かれています。
その「扇野」からさらに10分ほど行くと
第2次大戦中、アメリカ軍の飛行機を
発見するために監視哨が置かれてい
た場所があります。

ところで、樋ノ山の地図上の頂上は、
この監視哨跡付近という説と、ここ
からさらに10分ほど行った、旧宮内
省御料局の杭があるピークという説と
2つがあるようです。
どちらかご存じの方がいらしたら是非
教えてください。
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