《《《《 終了したイベントとその報告 》》》》
■ 夏の歩く会 in 京都
「友禅と製材の街・壬生の歴史的風景の展開を追う」
日程:2001年8月26日(日)小雨決行
集合:午後2時 阪急京都線「西院」駅改札前
※参加費は無料ですが、交通費・懇親会費は各自ご負担願います。
防暑対策はしっかりと。
コーディネーター:辻野隆雄会員
今年の夏の歩く会は京都市壬生の長屋街と商店街をウォッチングします。
本会では今年「大阪の長屋」を研究テーマに取り上げていますが、その
一環です。京都都心の下町住宅街ですが、商店街組合では商店業務と住
民の福祉をリンクさせる試みで注目されています。終了後は四条大宮駅
前で冷たいビールでも飲みながら都市文化について意見交換をしましょう。
ナビゲーター:円満字洋介会員
壬生寺(第1の風景)、仏光寺通りを西へ、でっかい染め工場の廃虚(第
2の風景)、山陰線をくぐって商店街突入(第3の風景)、高倉通り側の
古そうな借家街(第4の風景)、商店街を北上し四条通りを渡り朱雀中前
から東へ曲がって昭和初期の借家街へ(第5の風景)、昭和初期の木造銭
湯(入っても良い)、蛸薬師通りを西へ進みレンガ工場を眺める(第6の
風景)、山陰線を再びくぐり西高瀬川へ(第7の風景)、千本通りの材木
問屋街(この近くにも古い銭湯あり、でも入ってみたいのは最初の方ダヨ)、
ここから先は四条大宮駅へ帰ってもヨシ、二条駅へ北上してもヨシ、どっ
か安い店ないかなぁ?
【報 告】
小雨模様の曇天でしたが、参加者は最終的には10名に増殖、盛会でした。
1.西院の長屋大阪のスプロール地区のような路地もなく比較的整然としてました。
平屋もありましたが、大抵は背の高い2階建てで、格子がある、通り庭を持つ 町
家の伝統を引くスタイルがほとんどでした。戦後の新しい家に前台所がありました。
同時に、新しいが通り庭のある家、通り庭をつぶして床を張った家もありました。
2.平屋の路地を抜けましたが、南北の入り口に名札があるのは、コミュニテイの結
束でしょうか。結界のアーチも残っていました。
3.古い2階建ての長屋が補修だと思いますが、タイル貼りにしてると思いきや、ホ
ーロー製のタイル貼り模様のシート・・・・・故にこそ大壁にならないで真壁でした。
4.元染め屋さんの3階建ての背の高い建物。地蔵盆、大人が子供を遊ばせてやる奉
仕。 建物疎開が途中で終わった道路、「日写」の煉瓦建物、洋館
5.多角経営の壬生寺、屯所のおうちの前も通ったらよかった。地蔵さんを集めたパゴダ。
6.西新道商店街、日曜日でシャッターが降りていました。小スーパーは客を集めて
いました。
予想していたよりも小さな商店街でした、週日にまた・・・
7.「芋松温泉」京都の風呂屋初体験。
いや、締めくくりの入浴、生ビールはよろしい。糖尿病を忘れさせる。
<京・大阪の違い>
イ.大阪の風呂屋の方が大きい、2倍は大抵ある。このサイズで営業していると
ころはもうないのでは・・・・マーケットのキャパの違いか・
ロ.唐破風のある入り口、のれんをくぐるとすぐ脱衣場。大阪では玄関ホールが
あって下足箱・笠箱がある。
ハ.脱衣場と浴室との間の段差
ニ.浴室の蒲鉾天井、トップライト。天井高が低い、湯船は増設したのか小さく
狭い。大阪ではメインの湯船は浅いものと深いもの2漕を並べ、湯船の縁に腰を下ろ
せるし、さらに湯船の回りには、広い段がベンチ状にあって、ここでも腰を下ろせる。
ホ.前栽、庭がなかった。映画のポスターや大天井扇風機がないのは残念だ。
ヘ.二階は広間だったのだと思う。
総じて、風呂屋としての経営戦略を変えないままで、古いスタイルが残ったの
ではなかろうか。
久々の飲み会のお話も楽しくやれました。やはり大勢の方がよろしいな。(報告:伊藤和雄会員)
【参加者】伊藤、円満字、柏原、川内、九後、澤居、辻野、三原、森口、鷲原(計10
名)
編集・発行:大阪都市文化研究会事務局