《《《《 終了したイベント 》》》》

■秋の歩く会
 「完全なる自由」を求めて

   −富田林ウォッチング−

       羽曳野の大丘拓き芸術の
    都生れしめば魂極まらむ
                 −PL教団第2代教祖

日程:2001年11月23日(祝)
集合:午後1時 近鉄長野線「富田林」駅北口改札前

参加費:無料(但し交通費・観覧料などは自己負担でお願いします。)
    ※大阪「阿部野橋」から準急40分。430円。
    ※集合場所は、大阪方面からの電車が到着する反対側のホームの改札口です
     ※昼食は済ませておこしください。
 
今年の秋の歩く会は、南河内の郡都−富田林。高校野球で有名なPL教団の聖地と
富田林市内の寺内町の古いたたずまいが今回の見所です。集合後、バスで、PL教団
の聖地を訪問、超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔に登ります。この世界情勢の
おり、大変意義のあることではないでしょうか。その後、富田林旧市街へ移動、興正
寺を中心とした寺内町を見学します。重要文化財の旧杉山家住宅を見学予定。終了後、
懇親会を予定しています。

<報告>
23日、秋の歩く会、天候にも恵まれ気持ちのよい富田林でした。

1時、富田林駅集合、バスにて「光丘打球場前(こうきゆうだきゅう
じょうまえ)」停留所へ、参道を歩いて、いよいよ「大平和祈念塔」へ。
こちらは、ちなみに、PL教団の特別な祭礼日などを除き午後4時まで
観覧できます(定休は水曜日)。観覧料は200円。

第1展望台は、地上135メートル。羽曳野から、南大阪一帯が一望
できるはずだったのですが、スモッグであまり遠くまでは見えません
でした。ただ、あれだけの高さからの展望は貴重かも。なかなか都市
の鳥瞰を得るということはないですから。また、塔内には、PL教団の
歴史を学ぶコーナーもあり。

帰りはちょっと道に迷いながら、富田林の旧市街、寺内町へ。

西日と大平和祈念塔を背に、伝統的な町並みを歩くというのも、なかなか
奇妙な感じがしました。重要文化財の旧杉山家を見学、庭のもみじが
黄昏時の柔らかな光線と相まってすばらしー。その後、寺内町を見学。
パンフによると、地区内540件のうち、3分の1の建物が、江戸・明治
・大正の建築とか。これだけ古いものが残っているのも、住民が住んでい
ること、飲食店を誘致するなどの過度の観光地化の道を選択しなかったこ
と、通過交通を遮断する道路構造・体系を維持していること、と分析しま
した。また、新築の家屋もデザインに配慮したり、ただ古いものを残す
だけではなく、修景をうまく施していることなども印象に残りました。


【参加者】柏原、川内、澤居、島崎、辻野、彦坂、松原、三原、森口、鷲原
計10名





 
編集・発行:大阪都市文化研究会事務局