踊る大走査線 the movie

金田一少年の事件簿 魚人伝説

踊る大捜査線 the movie

★★

これは友達に誘われて劇場で見ました。TV版は全く見ていませんでしたが、行く前日に確かTVでそのスペシャルを見て、行っても良いと思ったのだと思います。初めは猟奇殺人が良い感じの盛り上りをみせます。私もワクワクしながら見ていたのですが、即効猟奇殺人の犯人(小泉今日子)が捕まり今までの謎の猟奇殺人は一気に解決してしまいます。一体、今までのふりはなんだったのかと思わせる展開です。そして、次ぎの事件が起こります。警視総監が誘拐されるというものだったと思います。この事件に際して、警察は全く手が出ません。これを打開する為に、青島はある事を実行に移します。猟奇殺人の犯人に事件の犯人について聞くというものです。(これは「羊達の沈黙」をパクってるんじゃないかと思うのですが。)これによって、今までの警察の努力は何だったのかという具合に事件は解決します。見た感想としては、キャラが立っているんだけどストーリーの流れが悪すぎというのが正直な感想です。青島含めいろいろなキャラの立ちまわりは非常に面白く表現している作品だと思います。それだけに、話があまりに陳腐に見えてしまうのかもしれません。

金田一少年の事件簿 魚人伝説

これは映画館までいきたくないけどビデオで借りるならいいなと思った作品である。話の流れは友達になりたくないNO1の金田一はじめ(なぜなら彼の周りでは常に死人が出るからである。)に恋人の美雪を通じて上海から事件解決の依頼がある所から始まる。依頼者の兄が父親殺しで疑われているというのである。事件は上海の劇団が舞台で、まずそこの団長つまり依頼者の父親が殺される。死体は奇妙を極める。片方も耳は切り取られ、劇団の出し物で使う魚人伝説の仮面をかぶって死んでいるのである。これを見た劇団員は皆昔に死んだある人間のたたりであると信じるようになる。というような感じです。なぜ、魚人なのか?なぜ、上海なのか?未だに意図が分かりません。僕は金田一は大正ロマンあふれていなくては納得いかないので、評価はちょっと低いです。