第1回 マスタリング報告

システム 「クトゥルフの呼び声」

シナリオ 「杉山屋敷怪異鐔」(HP「ひきだしの中身」さんの所から貰いました。)

プレーヤー 7名参加(多すぎだっちゅーの)

プレー時間 約4時間半(キャラ作成込み)

探索者

名前 職業 年齢 性別 大学,学位 出身
森田健介 アーティスト(彫刻家) 25 日本大学芸術学部 千葉

技能

言いくるめ30% 応急手当40% 泳ぐ60% 回避52% 芸術(彫刻)70% 忍び歩き80% 写真術40% ジャンプ45% 心理学60%

説得30% 目星70% 薬学40% 歴史50% 頭突き50%

マスター論評

このキャラの特徴として挙げられるのは、「頭突き」「忍び歩き」の異常な高さです。彫刻家なのになぜこの技能をここまで高く上げているか謎であります。彼は、ラストで狂気に不定の狂気に陥り(1d10の判定でMAXの10が出る)触手の中へ取り込まれてしまいました。初心者のプレーヤーなのに悪い事したなと後で反省しました。 

 


名前 職業 年齢 性別 大学,学位 出身
ペタジーニ 野球選手 25 PL学院 ドイツ

技能

応急手当50% 泳ぐ29% 回避90% 隠れる70% 忍び歩き70% ジャンプ80% 追跡50% 図書館55% 投げる70% 

マーシャルアーツ70% 目星25% キック55%

マスター論評

彼は「伝説の男達へ」の第二話に出てくる「忍び歩きをした男」です。彼は他にもいろいろ今回のシナリオで伝説を残しました。たとえば、「急がば回れ事件」、「必殺の一撃事件」等です。おいおい伝説の男達で語られることになると思います。なんか良く見てみると、野球選手なのに戦う技能が多いのが気になります。特に回避90%、マーシャルアーツ70%が顕著ですね。

 


名前 職業 年齢 性別 大学,学位 出身
烏間しおり 医学専攻大学院生 24 青山学院 横浜

技能

医学75% 応急手当50% 化学50% 芸術25% 考古学30% 信用50% 心理学50% 生物学60% 説得60% 図書館55%

博物学30% ドイツ語10% 薬学80%

マスター論評

探索者の中で唯一の女性です。(プレーヤーは男性です)技能を見てみれば分かると思いますが、知識系技能を網羅しており今回のシナリオでは重要なポイントを占めていたと思われます。重要な知識ロールには常に参加していたように思われるが、周りのプレーヤーの個性が強すぎて淡白に見られたのが可哀想でした。

 


名前 職業 年齢 性別 大学,学位 出身
桐山建 私立探偵 28 東海大政経学士 北海道

技能

言いくるめ50% 回避68% 隠れる40% 写真術30% 錠前60% 心理学30% 法律50% 目星85% ファイティングナイフ85%

マスター論評

このキャラもひとつ伝説を残しています。それはナイフに関する事です。探索者たちが外泊をしなくてはならなく、皆で何を個人的に持っていくか話合っていた時でした。プレーヤー達は「懐中電灯もってかないと」とか「着替えはどのくらいかな?」などで盛り上っていました。そんな中でボツリと彼は言いました。「うーんと、ナイフは持ったし、着替えは持ったし、・・・」と。この発言は、さも当たり前のように行なわれました。まるで遠足の持ち物を確認するようにです。しかし、ちょっと皆さん考えてみてください。今回のシナリオの舞台は日本です。しかも単に外泊するだけです。そんな時にこんな発言は絶対倫理的に間違っています。RPGをやっていると、常識が分からなくなってしまう時があるみたいです。なんせ化け物ががんがん出てくる世界では、ナイフくらい持ってても当たり前って気になるのは分かるような気がします。(でも、前もってこの世界は化け物前提に動かないようにといったんだけどね・・・。もしかしてこれが彼の本性・・・・・・・(爆))

 


名前 職業 年齢 性別 大学,学位 出身
藤原龍二 警官 27 高卒 日本

技能

言いくるめ15% 応急手当60% 回避41% 隠れる50% 聞き耳60% クトゥルフ神話12% ジャンプ50% 投げる45%

マーシャルアーツ80% 目星80% 柔道80% 警棒80%

マスター論評

彼は「伝説の男達へ」第二話で例の事件を目撃した人です。この事件以外にもペタジーニと共になかなか個性的な行動をしていました。手紙を貰ったプレーヤーなので一応クトゥルフ神話技能をあげときました。しかし、これが彼にとって良かったのか悪かったのかは分かりませんが。

 


名前 職業 年齢 性別 大学,学位 出身
北城遥都 医者 27 千葉大学 日本

技能

医学75% 応急手当50% 聞き耳45% 自動車の運転30% 信用45% 精神分析50% 生物学20% 説得45% 図書館35%

薬学30% 

マスター論評

なんか今回のシナリオは常に他のキャラのツッコミに回っていたような印象を受けます。触手が出てきた時に桐山君を窓に突き飛ばしたのはなかなか現実味があり笑えました。(爆)

 


名前 職業 年齢 性別 大学,学位 出身
風間真一 心理分析官 27 ミスカトニック大学 日本

技能

応急手当50% 回避58% 信用50% 心理学80% 精神分析80% 追跡50% 図書館75% 法律55% 英語30% 拳銃20%

キック35% 合気道75%

マスター論評

プレーヤーは結構派手な行動をしているのに、キャラはまともな行動をしていたのが印象的です。最後に触手がうじゃうじゃ出てきた時に、周りの人間が皆逃げる中、一人中に取り残されたNPCを救いにいく行動は、クトゥルフをやってて私は初めて見ました。(なんて正義感の熱い奴なんだ!)だいたいあのような状況になると皆逃げ出すのが当たり前と考えていた私ですが、考えが改めさせられました。

感想

感想を頂いた順に掲載しています。

1プレーヤーについて 2マスタリングについて 3シナリオについて

ぺタジーニのプレーヤー

1 ペタジーニ君が一番です(笑)。いや、ほんとに。忘れられないキャラクターになりそうです。

2 プレイヤー分割がひさびさだったので、そこが新鮮でした。ただ恐怖判定で一発死はあまりにビックリです(笑)。

3 これについては最後までやってないから総合のことは、なんとも言えませんが、 事件が起きるまでがちょっと長いかな?と思いました。 まぁ、そこはそこで楽しかったからいいんですが(笑)。

マスターより

ペタジーニさん、あなたのキャラはあの時一時的狂気に陥っただけで死んではいません。しかし、あのまま走っていってしまったのできっと津波に飲まれて御陀仏でしょう。ナームー。まぁ、あなたのあのDEX17という異常な速さには、普通のキャラはついて行くことはできませんよ。追いついたとしてもあなたのそのSTRの高さにより抵抗される事間違いなし。最後で運が悪かったですね。

北城遥都のプレーヤー

1 やっぱりというかなんというか、2年生のプレイヤーは1年のプレイヤーに圧倒されっぱなしでしたね。今回の笑わせ君はペタジーニでしょうか。

2 マスタリングについては特に問題はなかったような気がしますが、いまいちどんな行動をとっていいのか時節わかりませんでした。地図か何かが良く見えなかった事もありますが。結局、館がどんな形をしてるのかわかりませんでした。

3 シナリオ的にはなかなか良かったような気がします。

マスターより

今回は人数が多かったですからね。皆を統制するのが手一杯で、マスタリングで手抜きが少し生じたようです。

森田健介のプレーヤー

1 ペタジーニ(笑)

2 クトゥルフの厳しさが分かりました。

3 面白かったです。

マスターより

えーと、すまん(笑)。初めてなのにあんな酷な事をして・・・・。2の回答はマスターとしては厳しいです。別に厳しさを感じさせる為にプレーしたのではないので。でも、正気度チェックの時に見事にすごい値がでるので、その場のノリでついついやってしまいました。(爆)これは気をつけたいと思いますです。

風間真一のプレーヤー

1.やっぱりペタジーニですね。なんといっても、藤原とのコンビネーションは良かった気がします。ま、風間についても触れておきますと、彼の性格上自分より相手のことを考えていたと思います。自分だけ逃げるのが、一生後悔する物として残る気がしたんだと思います。室井が青島になった気が(笑)

2.マスタリングについては、特に悪い点はなっかったと思います。

3.シナリオについても良かったと思っていますが、地下室についてはヒントらしい物がないと辛いかもと思ってます。後、MIDI使える人がいたら「よいしょ〜」ソングを作ってほしですね。また、プレイング中の爆笑エピソードも欲しいですね。

マスターより

風間君は結構プレーに絡んできてくれたので非常にやりやすかったです。自分では結構暴走していたと言っていたけど、他人に迷惑をかけるようなプレーではなく場を盛り上げるプレーだったのでそんなに気にしなくてもいいと思いますよ。あと、プレーに関して言うなら君が地下室のことに気づかなかったら全滅していた事をここに明記しておきましょう。

マスターの感想

1 皆、癖があるプレーヤーだったけど迷惑をかける人間が居なかったのでよかったと思います。キャラに関しては、初めての割には皆結構まともな技能を取っているように思えます。筋肉やろうが今回多かったのがなかなか笑えます。

2 今回はあまり読みこんでやらなかったのと周りのプレーヤーの盛り上りに同調してしまい、マスタリングが疎かになった感があります。

3 なかなかあそこまで僕には詳細なシナリオは書けませんね。お陰でマスタリングする時、楽をさせてもらいました。問題があるとすれば、最後の津波に飲み込まれる所でしょうか。あそこは一つ間違えたらホントさようならなので結構厳しいのではと思いました。でも、あのぐらいスリルがないとおもしろみもないかもしれませんね。ちなみに、今回は皆地下室のことを最後にプレーヤーの方が半分忘れていたのでマスターとしてはドキドキもんでした。