移住

ここではカナダに移住する方法でIndependent classを説明する。移民専門弁護士に依頼する人もいるが、移民法自体単純であり、すべて自分で手続きする事をお勧めする。
また、弁護士の中にも嘘吐き・詐欺も多く報告されています。弁護士によっては、フランス語ができないために余分に手数料を要求する事件がケベック州で報告されています。
すなわち「弁護士は信用するな」と「この程度の手続きは自分でやれ」ということである。弁護士に依頼しても、永住権が保証されるわけでもなく、仕事していなくても弁護士費用を取る悪質なケースもある。弁護士はただ、法的に手続きの代行する権利があるだけです。
すべて、自分で手続きをすると、直接、カナダ大使館とのやりとりになるので、不明快な点はある程度解決できる。

最初に断っておくが、最新・正確な情報は各カナダ大使館で確認してください。 このページでの内容はあくまでも体験談であり、永住権に関する責任問題には一切関与しません。
カナダ大使館発行の移住に関する小冊子（コピー）があります。この内容を参照して移住の可能性を自己採点して見てください。
ケベック州は、カナダ移住応募用紙以外に、ケベック在住申請用紙があります。

一番最初に必要なものはお金である。
観光旅行ではなく、あくまで移住であるので一年間仕事をしなくとも生活できる余裕は必要である。最低日本円で２２０万円程度の預金は必要です。
この程度の預金ができない事は、移住に関してはそんなにシリアスではないと言うことか？すなわち、移住をしたければ「こつこつ貯金をしろ」と言うことです。
カナダに居てワーキングホリディでCDN$23000（約２２０万円）の貯金はまず無理です。
このお金の代わりに、スポンサー企業を見つけて永住権を取得する方法もあるが、それだけの労働能力を雇用者にアピールする事ができれば移住は簡単です。
また、大親・親・子・孫・配偶者・兄弟関係の親戚がカナダで永住権をもっていれば、このお金がなくても永住権はでます。
日本のサラ金を５～６件位回って、各５０万円合計３００万円借りまくって、銀行に納めて残高証明を発行してしまう方法もあるが、移住後に困るのは本人である。

次に必要なものは無犯罪証明書である。日本の警視庁本庁（桜田門）に電話で必要な手続き書類を問い合わせて確認して下さい。たしか、必要書類はカナダ大使館からの手紙、戸籍謄本、住民票、印鑑だったと思う。手続きは本人が出向いて書類を提出して、指紋を取られます。
それから、ちょうど一ヶ月後に無犯罪証明書はでき、本人が出向いて取りに行きます。
手数料は０円です（「警視庁本庁内部はなんか不気味だった」本人談）。
海外で一つの国で３ヶ月以上の滞在があれば、その国の無犯罪証明書が必要になります。
どこに連絡して証明書を発行してもらうかは、カナダ大使館からの手紙に書いてあります。
アメリカの場合あれば、ＦＢＩと州政府の無犯罪証明書が必要です。
州政府はすぐに発行されますが、ＦＢＩは指紋用紙の請求、指紋の捺印（警視庁本庁でやってもらっても良いが、本来であれば州警察でやる）、書類をＦＢＩに郵送する。それから、一ヶ月半位で無犯罪証明書が送られてきます。
カナダの場合も多分同じです。

出生証明書、戸籍謄本を翻訳する（海外にある日本大使館・領事館でも発行します）。

家系図、カナダ大使館から郵送される書類に用紙があります。適当に記入します。

申込書、カナダ大使館から郵送される書類に用紙があります。適当に記入します。ただし、この申込書に記入されている事柄は、すべて後で行われる面接で真実か、否か確認されるので、偽りの記入をするとばれます。

高校以上のすべての卒業証明書。英訳されたもの。

雇用証明書、英訳されたものを前・現在の雇用者に発行してもらう。自分で書いて雇用者にサインしてもらっても構わない。

すべての書類がそろった段階で手数料・移民費用と一緒にカナダ大使館に提出します。
郵送でもできると思う。
この時、領収書をもらうようにしましょう。１２～１３万円だったと思う。
提出した書類は、一応、コピーを取っておきましょう。
考えられる書類を大使館に提出してから、追加書類の要求があります。
通常は健康診断書です。指定の病院で作成してもらえば、病院が大使館に郵送してくれます。
それ以外にも要求される事もあります。著者の場合はＦＢＩと州警察の無犯罪証明書でした。

追加書類の提出が終わってから、ちょうど一年後に面接があります。面接は一時間から一時間半です。

申込書に英語ができると記入してあれば、英語で行われます。
申込書にフランス語ができると記入してあれば、フランス語で行われます。
何にもできないと、どうなるのだろう？たぶん、日本語で行われます。
Reading, Writing, Speakingをチェックされます。

仕事の能力では、実際に試験されます。
著者の場合はAPPLICATION PROGRAMMERで申し込んだので、試験中にＣ言語のプログラムを書いた。料理人の場合は、なんか作んじゃないか？（はっはっ）
前・現在の仕事で何をやったのかも聞かれます。一種の就職の面接と同じです。
面接の時にはなんでもかんでも、持参した方が良いです。銀行の残高証明書・学位賞など。

移住への動機は聞かれます。
「海外で生活したいから」「英語を勉強したいから」など軟弱なのはだめです。
「配偶者がカナダにいる」とか「出生国が貧困である」などは良い答えであろうが、日本人にはあんまり向かない。
単純にワ－ホリに延長だと思っていたら、永住ビザはでないでしょう。
永住とはすべてに財産移動が伴うものと考えています。それだけの強い意志がなければ、
大学・大学院留学をお勧めします。
著者の場合は「日本より進んでいる北米のハイテク産業を勉強したい」というのが建前であった。

カナダでの雇用の可能性も聞かれます。職種は最低２年間の実績が必要です。スポンサー企業があれば、全然問題無し。
日本企業で実績があり、英語力があれば問題は無いでしょう。
日本での社会経験・実績がなければ、不可能でしょう。それが、なければカナダでスポンサー
を探す事が必要でしょう。
移民することより、雇用のが深刻な問題です。
移民しても給料が日本の半分に減る可能性もあります。

面接が終わって、試験官がにこにこして握手すれば通常は合格です（その前に合格をほのめかすかな？）。
２週間後に永住ビザが郵送されます。
面接日から一ヶ月後までに入国しないと永住ビザが失効してしまいます。
できれば、それまでに現職は整理しましょう。それが出来なければ休暇をとって、一時入国します。
期限までに入国できないと、最初からやり直しです。

カナダ大使館からの連絡はすべて郵送で、電話連絡はありません。

他の移民方法は、Shoichi Ishikawa's Home Page に紹介されています。
http://web.ionsys.com/~ishikawa/

カナダ、現地でインデペンデントクラスのビザをしたときの情報が入りました。
移民弁護士は、いろいろいて、手数料が＄８００～＄８０００まであるそうです。
面接があってから、１週間でビザが発行されるらしい。
また、合格であれば、その場で教えてくれるらしい。

オンタリオ州での移民に関する面接は、ロンドン（トロントとデトロイトの中間）という町で行われます。

持っていくべき物

クレジットカードは旅行には絶対必要。日本の本は高いです。それに取り寄せるのに時間がかかる。
パスポート、クレジットカード、辞典かな。できればＣＩＴＩＢＡＮＫで発効している
銀行カード（日本の円建て口座から外貨が現地で引き出せます）。その他、英文の履歴書、
国際免許、トラベラーズチェックとか
北米の電気製品は高くて質が悪いです。日本製を持ってきた方が良いかも。

カナダで生まれた子供は、親が国外に居る場合、自動的にカナダの市民権がでる。
アメリカで生まれた子供すべて、アメリカ国籍を取得する権限を有する。

英語力の目安
ＴＯＥＩＣ５００点聞き取りできません。
ＴＯＥＩＣ７００点は最低必要です。

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