ここではカナダ国内、および周辺の有用な情報を厳選しました。
- レストランには2種類のメニューがある。
日本語メニューと英語メニューの両方持っているレストランがケベックで存在するらしい。
日本語メニューは料金がいくらか高額になっていて、二人食べたとして$50位割り増しに
なる計算である。
食べ物を注文するときは必ず英語のメニューで注文しましょう。
もしもこの様な事が発覚したら、「さんきゅぅー・べいりぃ・べいりぃ・まっち」と
言って、チップを払わないのが一流のマナーです。
- カナダに来たぞ!と言う事で、一番最初にしなくてはいけない
事は泊まるところである。
トロントではユースホステルは一泊$20位、B&B(bed
and breakfast)は$35〜$45程度。
複数で宿泊するのであればモーテルが得です。
夏になると大学の寮が開放されて宿泊できます。
ただし、気を付けなくてはならないのは不当な料金制度がある場合があります。
B&Bは格安のように見えますが、部屋は狭く(四畳半)、狭い部屋にダブルベット・
キングベットを置いてキングベットの料金を請求します。
X年に表彰されたとか、日本語の本で紹介されていても、お勧めできない所もあります。
一週間位ならB&B,ホテルでも良いと思います。
ホームスティは$500から$750程度です。この料金は比較的高いです。
アメリカでは安いらしい。
まぁ、食事は一日2食付いているが、月$750も支払えば家が買えます。
すなわち、家主の代わりに家購入のローンを支払っている計算になる。
また、ホームスティ先は、ほぼ立地条件は悪いです。
ホテルに泊まる時は、北米ではほとんどの場合は予約は必要ない。
空港やバスデポでの宿泊専用電話でも十分ですし、飛び込みでも泊まれます。
しかし、あまり夜遅く、飛び込みで泊まるとひどい部屋になる事もあります。
大学の寮ですが、廊下でベースボールやホッケーはしないように、
著者のように怒られます。もちろん、雪合戦もだめです。
さて、本格的にアパートを探すわけだが、英語が出来ないとどうしようもない。
電話での英語力が試されるわけですねぇ。
直接、家主と直接契約する場合は保証人(学校・会社)が必要ですので、無職で
あると直接契約はできないか、前金で全額を払うようになります。
日本人とどうしても住みたい場合は、現地の日本語新聞・店頭での掲示板などで情報を集めます。
部屋貸し料金はホームスティから食費を引いた位です。何件か回って決めます。
借りるときの注意点は、お金を払ったら必ず領収書(サイン入りのメモでも良い)をもらう。
アパート全体の月家賃の(大家発行の)領収書を見せてもらい、自分の払う家賃が
不当に多くないかチェックする。
同じようにデポジットが多すぎないかもチェックする。
入居する事に決めたら、デポジットを払います。
デポジットを払わないと、別に流れてしまう事があります。
すなわち、最初にデポジットを払った人だけに権利があります。
入居前の人から、部屋にある机や本棚・ラジカセなど売りつけてくる事がありますので、
買いたたきましょう。 値段が適当か判断するのが難しく、入居前々の人が売った値段より高い場合がある。
購入したときの領収書があれば、見せてもらい、妥当な値段だけで買うようにします。
または、No, I have already one. でも十分です。
何か支払うときは「領収書をもらう」または「領収書を見せてもらう」ように心がけましょう。
新聞や掲示板に載っている「売り」広告は売る気があると見て、積極的に取り引きしましょう。
反対に、広告以外での個人売買は信用のおける人からだけにしたほうが無難です(売り手が消極的であれば、買い手も消極的になるべき)。
それと人から物を買うときには購入したときの箱・取説・保証書が紛失してあれば、買いたたきましょう。
ちなみに、現金の貸し借りは厳禁です。
- 同居人がすべて日本人であれば、常識感も生活レベルも同じで、さほど問題はありませんが、
異国の人と同居するときは注意します。
同居人が「掃除しない(彼らの常識?)」「食器を洗わない(彼らの常識?)」
「食器を占有する(彼らの常識?)」などはまだ序の口で、お金を盗む事もあります。
お金を盗まなくても、それに相当する物を持って行く事もある。
大家の金を盗んで、追い出されたという話も聞いた事がある。
どこの国の人が、それにあてはまるかはここでは書かないが、レストランのトイレ、異国の友人宅の
トイレなど見て、シェアメートに適当か判断できる。
そのような行動を見て、彼らの育ち・家系・家柄も推測できる。
日本人は、経済発展からもわかるように、お金を持っている。
しかも、普段からこぎれいであり、トラブルを避ける傾向にあるので、彼らの絶好の的になります。
例えば、食費を共同にしたとして、同額を払っているにもかかわらず
「特定の一人だけ食べる量が異常に多い」とかも想定できるので、気を付けた方が良いです。
英語学校内などで近寄ってくる事もあります。
もし、そのような事が発覚したら、すぐに学校友人などに相談してください。
噂はすぐに広がります。店頭の掲示板で公表している人もいます。
語学上達の為だけで、異国の人と共同生活するのは危険です。
特に、日本より国民一人当たりの国民総生産額が少ない国(日本以外すべて)からの出身者。
語学上達には、手段は別にいくらでもあります。
- 共同生活で頻繁に起きるのが「電話争い」です。
同額を支払っているにもかかわらず、特定の人だけが電話を占有するのは一般的な問題です。
あまりにもひどいようであれば、その人に直接専用電話回線を引くようにしてもらいます。
日本との時差があるため、深夜の電話の可能性もあります。
また、市内でもお互いに時差ぼけであり、深夜の電話をする事があります。
同居人に迷惑がかかるので、これは厳禁です。共同生活での国際人としてのマナーです。
相手が誰(警察・病院などは例外)であれ、深夜の電話は単なる「いやがらせ」と考えて、
「何も答えず、すぐに切って良い」です。
一時的な海外生活では、そんなに重要・緊急な電話はありません。
あったとしても、そのような連絡は911(警察・消防署)にいくはずです。
また、重要・緊急電話を受けたとしても、深夜に何ができるでしょうか?
それにそれだけの責任を持つような立場にいるでしょうか?
ちなみに、共同生活で頻繁に起きないのが「テレビ番組争い」です。
だって、見たってわからないし、すぐに飽きてしまうのが日本人の傾向です。
- ゴキブリは居る。チャバネである。
北アメリカの北の方に行くと気温が下がりゴキブリは少なくなっていく。
日本のようにすべての家庭・すべての台所にいるわけではなく、
ごく限られた汚いホテルや汚いレストランだけである。
南に行くほど巨ゴキを発見できる。
犬猫にいるノミ・シラミも気温のおかげで、カナダではいない。
あまりにも気温が下がり過ぎる(氷点下15度以下)と猫自体死んでしまうらしい。
ほとんどの家庭に居るのがアリである。特にベースメントの住居にはいる。
スリッパで薄くしても、翌日には新しいのが発生している。
困った物である。
- ホームシックにかかったらどうしたらよいか?
通常、友人との会話や電話で気を紛らわす。
しかし、一度ホームシックにかかってしまうと、その事からなかなか気持ちが
離れないのである。
簡単です。GO HOME である。 日本なんて近い、日帰りで行ってこれる距離ですよ(実際には往復で5日かかります。
太平洋線では最低滞在は3日です)。
著者は7〜8回、日本と北米を往復しているから、日本は隣町感覚ですよ。
英語ができなく、友達も少なく、家で何もせずにぼーっとしている人。
明らかに北米の生活に対応できないような人は、簡単です。GO
HOME。
また、お金の底がついて、貧乏で困っている人は、簡単です。GO
HOME。
Goooooooo HooooooooooME!!
- 寒いカナダに居ると、お肌が荒れてしまう。
炊事洗濯もすると、もっとお肌が荒れてしまう。そんな時、役に立つのがハンドクリームである。
いろいろなハンドクリームが発売されている。バセリンも発売されている。
しかし、ほとんど効果がない。 一つだけお勧めなのは二ベアクリームである。「オネストエド(トロントで有名な安売り店)」で買えます。
日本では差ほど高価ではないが、カナダでは結構高い。
- 仕事探しは、新聞広告、就職ジャーナル、就職斡旋業者などですが、
職安に行くとインターネットで探す方法も一般化してます。
- ホットドッグの適正価格は$1.50です。それ以外は、「ぼったくり」と考えて間違えない。しかし、一番安いのは$3.00で食べられる中華料理である。マクドナルドは飽きる(カナダでしか食べられないマクドナルドのピザも一度ご賞味あれ)。寿司ピザをいうものが一部の日本食料理店で味わえられるそうです(考えただけで恐ろしいですね)。
- 中国人と一緒に住むと特別に「ねずみ」と「ゴキブリ」が付いてきます。しかし、中華街にはゴキブリ・ねずみが多い。日本人は例外として、アジア系の人種はこまめに掃除をしません(欧米人の見方です)。
- 北の寒い地方の車は故障が多いです。塩の撒かれた雪の中を走っているのですから、車の下は錆びだらけ。パワーウインドなどのモータを使っている部分は、氷結いても無理矢理、動作させるためにモータの寿命が短い。中古車を買うときには、「アリゾナカー」と呼ばれる錆の少ない車をアメリカから輸入した方が良いかも。
- 3ヶ月以上、カナダに滞在するのであれば、自動車免許の取得をお勧めします。日本で免許を取ると30万円位の費用がかかりますが、カナダでは$270程度(自動車学校)と$50位(申請料)で取得できます。この免許は海外で3ヶ月以上、保持していれば日本の免許に書き換えられます(昔、こんなツアーがあったかな?)。また、日本の免許をカナダの免許に書き換えしておくと、IDカードとなり便利だし、お土産になります。自動車免許以外のIDはパスポートだけでは、不安です。
話は変わるが、アメリカでは飛行機の免許も比較的簡単に取れます。ヘリコプターの免許は高額らしい。
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Last Updated 98/08/10
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