インドダイアリー


◆11月4日 ダージリンの日々 パート2、郵便局編 朝飯 コーヒー、チョコレート 朝は散歩して、それからポニーに乗りました。 私は牡馬で、妻は牝馬。牝馬の方が乗り心地がよさそうだ。私のは がたがたと揺れて非常に尻が痛かった。 いきなり乗せてくれてダージリンの山に向かう道の方をぐるーっと一周しました。 140Rs。 ポニーには生れたばかりのやつもいて、そいつはずっと寝ているんですよ。 そうすると、西洋人g心配そうに近寄ってきて、 「sick? sick? sick?」 って連発しているんですけど、牧場見学2年連続経験の私たち夫婦は、 「ばーか、それは寝てるんだよ。生れたての馬は死んだように寝るんだ。 そんなことも知らんのか?」って口には出さないけど優越感が少しあります。 ちなみにダージリンの主な食事処はパークホテルでした。 おいしいカレーが食べられること請け合いです。 特においしいのが以下の2品、もしダージリンに行ったら是非食べてみてください。 ☆ egg bharata 40Rs ☆ seasonal veg. curry 30Rs ナン(10Rs)もインドでもピカ一って思える位おいしいです。 まあ、インドでナンのまずい店などには結局出会えませんでしたが。 (チャパティ(ロティ)はまずい店もある) さて、問題なのはインドの郵便局だ。 昨日は、妻が懸命にひもを探してきてそれで縛ってみたのだが、 あっさり断られてしまった。どうも布で包まないといけないらしい。 ダージリンの郵便小包はすべて白い布で包まれていて、しっかりと 縫い付けてある。 妻が白い布を買ってくる。(郵便局事件では妻が大活躍する。) 白い布で包んで、その上からひもでぎゅうぎゅうにしばって 再び郵便局へ持っていく。 郵便局員は「ふん、またきたか。何度きてもだめなものはだめだ」 という顔をしている。案の定これでも断られてしまう。 「いったいなにがいけないんだ?」 「どうすりゃいいんだ?え? ホテルに頼めっていうのか?」 結局郵便局員は、見本を指差すだけでどうやればいいのかは教えない。 隣に地元の人がいたので、彼に聞くと「テーラーへ行け」と言っている。 しかたなく夫婦で白い布、赤いひも、ダンボールパックを持って テーラーへいく。(テーラーとは要するに布、服をあつかう店のこと) そこでダンボールの上から布をかぶせて縫い付けてもらう。(100RSもかかる) さあどうだ!これでどうだ! と勇んで郵便局へと走るが、、 「だめだ。縫い目のところにロウの印がないと。」 ロウ???なんでこいつは最初にそういう大事なことを教えないのだ!! 公務員とはどの国でも不親切だ!! と憤ってもしかたない。 (ちなみに地元の人も何度も小包を付きかえされていたようだった) そして、最後にやっと郵便局員が教えてくれた。 「この郵便局のうらのテーラーで全部やってくれるよ。・・・・」 なんという不親切なのだ。昨日教えてくれればそれで終わりじゃないか??? この郵便局員はどこかに訴えてやりたいがどこに訴えればいいのか わからないのであきらめてすごすごと再びテーラーへ向かった。 郵便局を何往復したか。夫婦そろってどろどろに疲れる。 テーラーでロウをしてもらう。これまた80RSもかかる。 ろうそくを溶かして、布の縫い目をおさえていくのだ。 なんと立派なパッケージだろう。こんな素晴らしいパッキングは初めてだ。 ダンボールに包み、それを白い布(布代100Rs)で覆って縫い付ける(100RS) さらに縫い目にロウで封印をする(80Rs)計280Rsもかかった。 ひもは使わなかったがひもだって30Rsもかかっているのだ。まいった、まいった。 やっと郵便を受け取ってもらったが、送料がまた高い。 船便のくせに840Rs。 中身の紅茶は560Rsだが、送料、パッキングで1150Rsもかかった。 もっと高いもの買って送るなら納得行くが、中身の2倍も送料がカカルとは予想もしなかったよ。 ダージリンの郵便局員さんへ あなたが外人を嫌いという気持ちはよくわかります。 私がインド人だったあなたと同じことをするかもしれません。 よってあなたのしたことは大目にみます。ぜんぜんOKです。 今後もそういういじわるをがんがんやってください。 インドの思い出にはそういう辛い思い出がかえって味があり、切なかったりもして とっても似合います。それではまた。お元気で。 郵便局トラブルの間に昼飯を食べる。 ポテトフライ、チャイ、プレーンダル、プレーンナン、ダルマカハニ、ロティ4枚、 バナナラッシー(妻のお気に入り)、スープ、 昼と夜を兼ねて食いまくる。 夕方に出店でシャツを一枚買いました。 ダージリンの夕方は夕日が山にあたってこれまた奇麗なんです。 しかし、郵便局は嫌いです。 さらに寒いのにお湯が出ない(少ない)というのもちょっと。。 寒いけど昼間は汗ばむんですよ。日当たりが良いから。 (だんだん湯の使い方のコツがわかってきたけどね) 湯たんぽと羽毛の寝袋のおかげで、だいぶ暖かく眠れる。 さあ、また停電だ。おやすみなさい。 ダージリンの夜は早いね。テレビもないし。 計 2021Rs(7013円)
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