日付 | 出来事 |
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5月3日 | 原告、町会役員の訪問を受ける。原告、錦糸町で知人に裁判の状況を報告する。 |
5月4日 | 原告、深川不動尊に参詣し、勝訴を祈願する。深川不動尊は元禄16年(1703年)に始まった成田新勝寺の出開帳が起こりで、「お不動様」と親しまれてきた。成田山新勝寺の東京別院という位置付けである。境内には出世稲荷や深川竜神がまつられている。 |
5月5日 | 原告、次回口頭弁論の案内文を作成する。 |
5月14日 | 原告、多摩田園都市センターの地図を入手する。 |
5月16日 | 原告、住宅ローン借り換えの広告を受け取る。 |
5月17日 | 原告、勝訴の垂れ幕の入手・作成方法を調査する。 |
5月26日 |
ワールドカップ日本代表の機内食発表ワールドカップ日本代表がフランクフルトまで搭乗する日航機の機内食が発表された。メニューには必勝を祈願してカツ丼が用意された(「日本代表:ドイツで勝つ!機内食は当然カツ丼」スポーツニッポン2006年5月26日)。原告も勝訴を祈願し、カツ丼を食べる予定である。 |
5月29日 | 原告、自民党区議に会う。「自由民主党会派報」(平成18年5月号)を受け取る。 |
村上代表は、当初の否認から転じて容疑を認め、6月5日の会見で経緯を説明したが、特捜部は「捜査で判明した内容とは大きく違う」と判断。全容解明のため逮捕に踏み切った。特捜部は「過失犯のようなことを言っているが事実と違う。当初から利益目的の仕掛けだったことは明らか」とし、インサイダー取引で30億円以上の利益を得たとみている(「<インサイダー取引>村上代表を逮捕 事前に株取得情報」毎日新聞2006年6月5日)。
「村上が初めて巨額の利益を手にしたのが、東京急行電鉄グループへの投資だったことは、あまり知られていない。東急電鉄は2001年7月に、株式交換で東証1部上場の東急ホテルチェーンを完全子会社化し、上場廃止にした。このグループ再編を見越して両社に投資し、グループ再編を提案。株式交換比率の発表後に売り抜けた」(「拝金エリート 村上世彰の誤算」日経ビジネス2006年6月5日号)。
堀江貴文被告らからニッポン放送株式取得意向を聞いていたが、単なる願望と受け止めたとして正当化を図る。東急不動産も隣地所有者から建て替えの意向は聞いていたが、願望に過ぎないとして責任を否定する。悪人の論理は知らず知らずのうちに共通するものである。
村上代表はライブドアの財務状況を考慮したと述べるが、東急不動産は隣地所有者の資産状況を調査することもなく、勝手に判断した。東急不動産は村上ファンド以上に悪質である。村上代表の虚偽は特捜部の捜査で覆されている(「村上容疑者 崩れる弁明」読売新聞2006年6月12日)。次は東急不動産の番である。
6月27日は日照権の日である。1972年(昭和47年)のこの日、日照権は法的に保護するのに値するという判決が最高裁判所で下された。他に奇跡の人の日、演説の日、女性雑誌の日でもある。
被告代理人は本日も井口寛二弁護士のみである。弁護士を三人も付していながら最後まで井口弁護士しか出廷しなかった。被告側の傍聴人は関口冬樹、大島聡仁、井田真介(アソシアコーポレーション株式会社)であった。この連中には原告は心底ウンザリしていた。お馴染みの顔ぶれを見るだけでも吐き気がしてくる。そろいのダークスーツ、何ヶ月も前から見せている、判で押したような冷笑交じりの傲慢な表情。被告関係者は目が虚ろであった。まるでデスノートのリューク(死神)の目をしていた。彼らほど頑迷で根性の腐った連中には今まで会ったことがなかった。
東急不動産は最後まで責任ある立場の人間を出さなかった。大島や関口のような末端従業員にできることは一つもない。原告は一生に一度の買い物で東急不動産に騙し売りされ、屑物件をつかまされた。大島や関口のような末端従業員では、それをどうすることもできない。
原告は準備書面と書証(甲第44号証〜甲第51号証)を提出した。原告準備書面は気迫が漲り、論旨は秋霜烈日で、説得力があった。東急不動産は準備書面を提出した。東急不動産は三人の弁護士を付している。しかし準備書面に記名捺印している弁護士は井口寛二弁護士、野村幸代弁護士の二人だけである。上嶋法雄弁護士(アディーレ法律事務所)も被告代理人の筈であるが、名前が記されていなかった。
被告準備書面は恐ろしい程、嘘に満ちていた。事実を捻じ曲げた強弁である。その方法たるや読者を煙に巻き、その煙の中に置き去りにするようなものであった。読むだけで虫唾が走った。その文体には簡潔さと抑制は見られず、間延びして荒んでいた。迷いと怖気と妄想と自己欺瞞が溢れ出していた。酷く動揺しながらタイプを打ったかのようにミスを連発していた。浅薄にして直ぐ尻の割れる御都合主義の一語に尽きる。率直に言って原告は、これ以上のものを期待していた。弁護士を三人も付すことができる大企業のことであるから、魔法のような主張が読めるものと考えていた。
東急不動産は原告を単細胞が無知な人間の屑で、戦い続ける資金がないと見くびっている。これれまでの東急不動産の応訴態度からも一目瞭然である。中身のない答弁書提出やデタラメな証拠、当事者尋問のドタキャン等、東急不動産の応訴態度は当初から不誠実極まりないものであった。そもそも訴訟にすることを求めたのは東急不動産の林正裕と大島聡仁である。原告の提訴は東急不動産の要望に歩み寄った結果であるにもかかわらず、東急不動産は卑劣な時間稼ぎを繰り返した。
最初に被告準備書面が原告代理人事務所に送付されたのは前日の夜遅くである。夜遅くであるため、原告代理人が確認したのは翌日、即ち口頭弁論当日の朝である。ところが当日の午前10時40分に被告代理人事務所から再び準備書面が送付された。修正版との位置付けだが、修正箇所については説明がなかった。原告代理人が見比べたところ、修正版にはフッターに手書きで頁数が記載している点が相違するだけであった。
女性従業員に対し、「女の子」という表現を使う男性は時代遅れの男尊女卑的な考えが強い人と捉えられても仕方がない。現代は女性も男性と対等に肩を並べて働く時代である。海外ならセクシャルハラスメント(セクハラ)で訴えられるかもしれない。人権に敏感であるべき弁護士から女性蔑視的な発言がなされるとは残念である。
弁論が終わると東急不動産側は急ぎ足で引き上げていった。これはいつものことである。一刻も早く法廷から逃げ出したいようであった。恐らく「何が失敗だったか」を話し合う先の見えない会議が待っているのであろう。
靖国参拝訴訟は小泉純一郎首相及び東京都の石原慎太郎知事の靖国神社参拝は政教分離を定めた憲法に違反するとして、日韓の戦没者遺族らが国等に損害賠償を求めて起こした裁判である。小泉首相は2001年以降、年1回のペースで靖国神社参拝を続け、本訴訟の対象は初回の2001年8月13日の参拝である。この際、首相は公用車を使い、秘書官らを伴って「内閣総理大臣小泉純一郎」と記帳した。石原知事は2日後の終戦記念日に前年に続き参拝した。
この日は「29人の学生を釈放しろ!3・14法大弾圧救援会」がビラ配りをしていた。原告もビラ「牛込署による法大生A君への拷問許すな」を受け取った。
本件は里程標的な訴訟であるが、問題は至って単純である。東急リバブル東急不動産が不利益事実を説明しなかったために屑物件をつかまされた。有害な動産は廃棄することができるが、不動産は屑だからといってポイ捨てするわけにもいかない。東急不動産には不利益事実を説明する義務が存在した。
真実は誰の目にも火を見るよりも明らかである。原告が正しく、東急不動産が誤っている。原告は正しい側に立っている人間である。原告は自己の勝利を確信している。仮に原告が今回の訴訟で勝たなかったら、この社会制度には公正さが皆無ということになる。
騙し売りを平然と行った東急不動産に対する怒りは木星の質量に匹敵する程、大きなものである。身震いが止まらない程である。言葉では言いあらわせられない怒りである。東急不動産に正義の鉄槌を下してほしいという気持ちだけに突き動かされ、口頭弁論に臨んできた。できるだけのことをしよう、判決が言い渡された瞬間に悔いが残らないことだけはしておこうと駆け回った。今はやるだけのことをしたという気持ちである。
原告宅には6月上旬の日曜日に小林と名乗る男性から「会社の説明をしたい」という不審電話がかかってきた。家人が「原告は不在」と答えると、電話は切られた。原告宅には無言電話も多い。裏で操っている人間を推測するのは容易である。
矛先を東急不動産以外に変えようとする企みだろうか。無気味な動きである。手段を選ばない連中である。脅威を誇示して交渉相手の譲歩を求めるのは悪徳不動産業者の常套手段であり、原告側には冷徹な判断が求められる。東急不動産は原告を屈服させることはできない。原告に言いがかりをつけて圧力を加えようとするならば、原告はより強硬な行動を取ることになる。
そもそも井田真介が東急不動産の窓口として約束した内容「アルス購入者に隣地建て替えを説明する」の履行を確認しなかったことが紛争の発端である。消費者が被った損害に対し、他人事と第三者面を決め込むことは許されない。騙し売りの責任の一端は井田真介にもある。自分が恨まれても仕方のない立場にいることを自覚して欲しいものである。
問題発覚後も井田真介は曖昧な態度をとり続けた。隣地所有者の前ではいい顔をするが、肝心なところでは東急不動産に都合のいい発言しかしない。原告の申し入れにより、東京都都市整備局住宅政策推進部不動産業課から井田に問い合わせがなされたが、その際は「隣地所有者は東急不動産から金をもらっている」と東急不動産の都合の良い説明をした。
井田真介は隣地所有者に対し、「終わってから全て話します」と答えた。これはとんでもない話である。井田が真実に証言しなかったため、また、隣地所有者との連名陳述書を拒んだために原告が敗訴したならば、その後に真実を話したとして原告が救済されると思っているのか。唯一と言えるセールスポイントが喪失した東急不動産の屑物件を抱え、住宅ローン破産した後に真実の証言を聞かされたとして原告が喜ぶと思っているのか。
裁判が結審した今頃になってアソシアコーポレーションの弁護士が登場することは不審極まりない。お馴染みの映画を観ていたら、突然、それまで一度も登場したことのない人物が画面に割り込み、何の説明もなくストーリーに加わるようなものである。新たなアクターの登場により、それが東急不動産の狙いだろうが、トラブルが一層こじれることは確実である。
実は木皿裕之弁護士と東急不動産消費者契約法違反訴訟における東急不動産代理人である井口寛二弁護士には二つの事件を通すと間接的な繋がりが見えてくる。
第一に装飾用電球ソケット事件である。これは意匠権「装飾用電球ソケット」の侵害が争われた事件である(東京地裁平成11年8月27日判決、平成09(ワ)4986号損害賠償請求事件)。コロナ産業株式会社が株式会社ドウシシャとトステムビバ株式会社を意匠権侵害により、損害賠償を求めて提訴した。
被告トステムビバ株式会社の代理人は井口寛二、瀬川健二、手島康子弁護士である。トステムビバ株式会社は「ビバホーム」のストアブランドでホームセンターを展開する。株式会社住生活グループの一員で、グループ内には建材メーカーのトステム株式会社がある。トステムが出資したトステム建材産業振興財団は井口寛二弁護士が評議員を務めている。瀬川健二弁護士は1963年生まれ、瀬川健二法律事務所(港区愛宕)、第二東京弁護士会に所属する。
第二に信平狂言訴訟事件(東京地裁平成12年5月30日判決)である。本件は不法行為による損害賠償請求事件である。原告代理人は瀬川健二弁護士と木皿裕之弁護士である。本件は「被告に訴訟上又は訴訟外における有形、無形の不利益を与える目的で本件訴えを提起したものであると推認されてもやむを得ない」として原告の訴えが却下された。
東急不動産の代理人を務める井口寛二弁護士と瀬川健二弁護士は装飾用電球ソケット事件で共同して代理人を務めた。瀬川健二弁護士とアソシアコーポレーションの弁護士と称する木皿裕之弁護士は信平狂言訴訟事件で共同して代理人を務めた。井口弁護士と木皿弁護士は少なくとも一緒に仕事をしたことのある共通の知人を持つ関係である。原告に対する攻撃はますます手が込んできている。「君の正体は分かっている。騙そうとしたってその手には乗らない」と言ってやることは快感である。東急不動産が陰謀で得た成果は原告の不信感を増大させることのみである。
原告は東急リバブル東急不動産の仕打ちを思い返し、東急リバブル東急不動産を蛇蝎の如く嫌う気持ちを奮い立たせた。残酷で狭量で悪意に満ち、おまけに幼稚で底意地が悪く憎むべき行為の数々。原告は身を切られるような苦痛を味わった。冷酷無慈悲な騙し売りの土台となっているものは貪欲以外の何者でもない。そこには原告のような一般庶民への配慮は一片たりとも存在しない。
あれだけ消費者を騙す販売をしていたら、死後は絶対に地獄に堕ちる。東急リバブル東急不動産従業員は死後のことは怖くないのだろうか。同じような騙し売りのケースは何千とあるに違いない。それを白日の下に晒すことが原告の宿命と思えた。
被害者は原告の気力を奮い立たせようと、あれこれ手柄話を披露してくれた。これは実に楽しい午後の過ごし方であった。東急不動産に正義の鉄槌が下されることを望む親切な人々との心和む時間を楽しむことができた。
一方、風水占いでは裁判に勝てそうである。「あなたの勝負運は、なかなか良いようです。特に、大勝負には強いようです。ここぞという時にきちんと結果を出せるでしょう」(2006年7月11日)。
原告は諦めが悪かった。原告は一端、始めた追及を簡単に止めることはない。東急リバブル東急不動産に正義が下されるまでは、原告のささやかな蓄えを洋服代や遊興費にビタ一文回してはならないと思った。論語里仁編第四には「子曰、士志於道、而恥悪衣悪食者、未足与議也」(子曰く、士、道に志して、悪衣悪食を恥づる者は、未だ與(とも)に議(はか)るに足らざるなり)とある。最早どのような成り行きになろうと怖くはなかった。想像し得る最悪のことは既に原告の身に降りかかっていた。この点に関しては悪徳不動産業者は見込み違いをしていた。
衣類の整理をしたところ、ズボンに黴が生えていることを発見した。原告住戸の通気性が悪くなっている証拠である。
原告は東急不動産が率直に自社の非を認めるものと思っていた。しかし東急不動産は、もっともなことであるかのように自己正当化に終始した。明確に東急側が非を認めるまで引き下がるつもりはない。東急不動産が当初から問題の円満解決を望んでいなかったという事実は極めて重要である。それが話し合いを拒否し、原告に提訴を要求するという強硬方針に現れた。
東急不動産に対し、一歩後退することは結局百歩の後退を強いられることになる。いかなる角度から見ても理は原告にある。東急不動産の騙し売りが問題にならないならば世の中は闇である。撲殺的な強弁で人権蹂躙的な圧力をかけられては、文明社会の良識が承知しない。東急不動産を打ち倒し、明確な決着をつけるつもりである。東急リバブル東急不動産が宅地建物業者の資格を保持する期間が一日でも長ければ、それだけ国民の被害は大きく、社会を毒するものである。
祭神は大物主神で、配祀は崇徳天皇である。大物主神は天照大御神の弟、建速素盞嗚命(たけはやすさのおのみこと)の子である。農業殖産、漁業航海、医薬、技芸など広汎な神徳を持つ。
金刀比羅宮の本社は讃岐にある。金刀比羅宮東京分社は明治23年に神田和泉町から深川古石場町に移転し、「深川のこんぴらさん」として親しまれた。昭和20年に戦災で消失し、昭和39年に文京区本郷に遷座した。江東区とも縁がある。
原告は東急不動産の卑劣な騙し売りによって深く傷つけられてきた。問題発覚後の不誠実な対応は東急不動産に反省の一欠片もないことを示している。原告が受けた傷はあまりにも深く、一体何によって償わなければならないかを究明しなければならない。この究明と追及なくして正義の土壌は育たない。