四の五の日記:


何をうだうだ言っているのだ

詩の語のぼやく毎日だから

きっとそのうち碌で無しの質流れ

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'04年7月


7月○日
梅雨明け

結局今年の梅雨は空梅雨であった。入梅直後こそ毎日律儀に雨が降ったが、その後はさっぱり。台風の時に結構降ったからそれほどの空梅雨という気はしていなかったが、台風が無かったら水不足も相当なのではないかという気がする

まあ水不足でもビールがあるから大丈夫などと呑気なとうさんも居るには居るが。本当の水不足になれば飲料水メーカーも節水に努めるわけで、お百姓さんも困る水不足は消費者も困るわけである。ビールが飲めなくなっては困る・・・というだけではないけれど

やっぱり飲めなくなるのは困るのである

'04年6月

6月×日
入梅したと思ったら

最初の一週間は雨だった。毎日雨だった。にゅうばいのじめっとした感じだった。次の一週間は晴れだった。これが6月?という晴れだった。梅雨明けみたいな天気だった

国会は不満と不安と不実を置き去りにして閉会した。有象無象の集まりとはああいう集合体を言うのではないだろうか。衆院も参院も同じ程度の倫理と論理と管理を露呈した

良識の府と教わったのは間違っていた。もののけの、あやかしの、フフフのフてなものだ。あの首相を選んだのは誰だ。俺じゃないぞと胸を晴れる日本人はそれほど多くないのではないかと思った次第

6月○日
入梅

5月末の馬鹿天気でぜーぜー言ったと思ったら、いつの間にかの入梅である。相も変わらず一言の断りもなくの入梅である

にゅうばい、と書くとなんともべたついた感じがするから不思議だ。梅の実のなる頃の長雨が語源とかなんとか聞いたような気もしないではないが、記憶をつかさどる脳がスカスカになりつつある痴呆予備軍の言うことである、あまり信用しないほうがよい

梅干つくりのニュースがテレビで流れるのを見て、ああ梅雨の時期なんだなと思ったのにはちょっと笑った

'04年5月

5月△日
景気は上向き?

統計などによればうす曇から日がのぞく状態のようではある。が、身の回りでは特にどうということもない。不況と言われていたときとさほど差があるとは思えない

不況より好況の方がいいとは思うのだが、デフレよりインフレの方がいいと言われると合点がいかない。給料が上がらないから生活が苦しいのか物価が上がるから苦しいのか、以前は悩んだものだ

あれが好況という時代で幸福という暮らしだったのだろうか。そうとは思えない。少なくとも身の丈に合った暮らしをしてきた私には、あの時はあの時の、今は今の苦しくないそれなりの暮らしがあり、それほど不幸でない生活がある

ただ小泉さんやブッシュさんがいる生活で真っ当な時代でなくなりつつあるという違和感は日々強くなってきている。それはちょっといただけないと思うのである

5月×日
嘘をつかずには生きられない

泥棒の始まりと言われたくはない。不誠実な輩と蔑まれたくもない。正直に生きたいと願っている。それでも嘘はつく。平気であろうとなかろうと。誰だってそうだ。(法螺話無しではこのHPが成立しないのは別の話しなのでここでは忘れてください)

小さな嘘、大きな嘘。些細な嘘、ささやかな嘘。許せる嘘、許せない嘘。区分けをすれば幾つも、それこそ幾らでも分類できるのかもしれない

でも国がつく嘘、為政者がつく嘘はその大小、理由の如何を問わず注意を払うべきである。年金未納・未加入であろうと組織的な虐待の有無であろうと

笑って無視できない嘘。それは権力の傘の下、力を背景につく嘘だ。これだけはたとえ小さな嘘でも見逃してはいけない。小さな嘘はやがて大きな嘘に成長し、国や民を滅ぼす危険性があるからだ。心せよ、日本人

5月○日
GWも終わった

世の中にはこれで今年も残すは夏休みとクリスマスだけ。それだけが楽しみだなんて不埒なことをのたまう輩がいるようだ。なんとも能天気で羨ましい

こちとらは、既に一年の1/3が過ぎたのに何の結果を出せてない現実に向き合わなくてはならないわけである。大変なのである

小さいときは大人に早く成りたかった。多少苦労があってもそのほうが人生は楽しいと思っていた。多少って意味は少ないって勘違いしてたんだな、きっと

GWが終わることなんてどうってことないさ。結果が出ないことなんて大したことじゃないさ。世の中の終わりを噛み締めてる気になって沈み込んでるお父さんたちに比べれば。それに比べればずっとマシだって思って来週からの仕事に勤しむことにしよう

'04年4月

4月△日
ジャイアンツがどうもいかん

松井秀は調子を出してきた、今からが楽しみだ。松井稼は外角攻めに苦労している、これが試練だ。なにはともあれ球春である。

季節は偉いとつくづく思う。時のたつのは早いとしみじみ思う。今年もすでに1/3が過ぎようとしてる。こりゃあっというまに鬼籍に入るな

春の陽気に心ソワソワして、投げた・打った・走った。明日のことはしばらくどこかに忘れることにして、日本のそして遠い異国の勝った負けたに一喜一憂といきますか

4月×日
初夏といっていいような陽気が続いた

4月の中旬だと言うのにやけに温かい日が続いたと思ったら冷え込んだりと騒々しい感じの2004年

イラクではやったらめったら誘拐されちゃうし、市民が殺されちゃうしどうなってるんだか

それでも日本人は開放されたしアメリカも国連主導にしぶしぶながら方針を変えたし、なんとか平穏な世界に戻って欲しい

日本の東京も季節はやっと落ち着いた春って感じになった。多分なった。なにしろハトがタマゴを産みに来るくらいだから

えっ?何の話だって。エッセイを読んでみてくださいな、お客さん。まあ、そういう話なんですって

4月○日
開花してからが長かった

18日の開花宣言からすっかり寒さが戻ってしまい、蕾の状態が長く続いた。3月中に散ってしまうんじゃないかなんて心配をよそに、咲かない咲かない。まいった

お預け状態である。こちとらパブロフの犬である。開花宣言を聞いたときから涎を垂らして待ちわびているのに、今日も明日も明後日も二分咲き三分咲き

気が付けばとっくに4月である。上野公園はとっくに見ごろを過ぎたはずなのに、一体今年の桜はどうしちまったんだい
そんなに自己主張しなくてもいいじゃないか、ガス橋の桜さん

なんかそんな感じだね2004年の桜は

'04年3月

3月△日
花冷えという言葉があるが

ちょっとそれとは様子が違うようなこの頃の雨と寒さだ。折角開いた桜の花が寒さで凍えているのではないかと、我がことのように心配である

明日、明後日東京では天候も回復して花見客で埋め尽くされるのだろう。花、花、花。酒、酒、酒。酔っ払い、酔っ払い、酔っ払いである

一年に一度のことだから、大目に見てやってくださいな。それじゃないと気楽に酔客になれませんので、わたしめが

3月×日
梅の盛りは過ぎた

あとは桜の登場を待つだけである。予報では東京は3/20日が開花予想日と聞いて、「はえー」と思った。さらに早まると聞いて「早すぎるー」と驚く。一体全体どうしてしまったんだ。何があったというんだ。いくらなんでも3月中に散ってしまうのでは困る

卒業式の桜も確かに粋だ。送別会の桜なんてなんだかぐっとくる。でもやっぱり入学式や新人歓迎会とかで一杯いきたいんだけど

第一3月中に花見を終わらせるにはまだ心の準備が出来ていない。でも待ってくれるほど桜のほうに余裕があるとは思えない。致し方ない

さすれば今夜から毎晩心静かに花見の宴に思いをはせ、準備にまい進することにするわけである

3月○日
今年2回目の更新である

なんとかかんとか更新作業終了である。以前は当たり前のように行った更新作業なのに、いったんサボり癖がつくとやたら億劫になるものである。生来が怠け者、面倒くさがりなこともありサボる口実なら幾らでも考えられる

それでもじっと我慢、ぐっと忍耐でやってこれたのはひとえに自分の才能を信じているからである

しかしその才能にもかげりが見えてきた。もしかしたら私にはそれほど才能がないのではないか?と思う今日この頃

いかん、いかん。自分の才能を頑固に信じる、根拠なく妄信することにかけては人後に落ちない自信があったのに。それのみが私に与えられた唯一の才能だったはずなのに・・・

うーむ、2月とうって変わった様なこの寒さに少し凹んでしまうのである

'04年2月

2月○日
今年最初の更新である

このHPを立ち上げてから休止期間が一番長い時期だった。気が付けばもう2月も終わりである。一体いつの間に?といささか訝ってみるのだがカレンダーは嘘はつかないようだ

それどころか体感温度ではすでに春、桜さく頃みたいな感じである。季節感どっかに飛んでいってしまったようだが、しかしすべきことはしなければならない。これが大人の辛いところだ

みなさま・・・あけましておめでとうございます。本年もよろしく

って、あーた!いくらなんでも今頃言われてもなあ。。。いやあ、言うほうもなあ

'03年12月

12月×日
今年最後の更新である

このHPを立ち上げてから更新回数が一番少ない年だった。毎年50回近くの更新回数の多さと、それに反比例するアクセスの少なさを誇っていたのだが、それももう遠い過去の栄光である

ちょっと忙しかったためでもあるが、そんなことは理由にはならない。いいや、どんなこともやらなかったことの理由にはならない。やらなかったという事実が問題なのだ

それでもあえて言わせてもらう。忙しかったのである。ボーとしたり、ウトウトしたり、ため息をついたり・・・ハー。とカタカナ行為のオンパレードで忙しかったのである

来年はもう少しまじめに更新しようと思いますので、よしなに
今年のご愛顧に感謝!

12月○日
忘年会シーズンの到来だ

年も押し詰まってくるとあちこちで忘年会の話題にはながさく。ご多分に漏れず私の周りでも、いつにする・どこにする・誰と行く、など喧々諤々の議論が巻き起こっている

もっと他に議論すべきことがあるとも思うのだが、小市民ゆえお許し願いたい

一年の垢落としなのだから、なるべき気持ちよく飲みたいのだ。どんな場所のどんな店でどんなメンバーとどんな話をするかは重要な議題である

その割にはいつもの場所でいつもの店でいつものメンバーといつもの話題を肴に飲んでいるのはなぜだろう。不思議だ

'03年11月

11月△日
選挙は終わった

結果は自民も民主も勝ったのか負けたのかよく分からん、という結果だ。投票率が60%をきった事を考えれば、右から左、全ての政党が負けたということかもしれない

秒単位で変わる確定数の推移を見ながら、わけも分からず興奮していたのでが、どうも最近の選挙はイマイチである

あの出口調査がいけない。開票率0%で確定が出て一体何が面白いのだろう。誰が喜ぶのだろう。あれはいけません。興趣を著しくそいでしまいます。まあ、エンターテインメントで選挙速報を見ている方が悪いのかもしれませんが・・・

しかし今回の出口調査による予想ははかなり結果とずれてしまった。まあ、予想は予想と言うことでずれて当たり前。そのまま信じるほうがおかしいのだが、一時は自民惨敗の可能性もあり、と各局がやったので小泉さんも阿部さんも顔面蒼白という場面があって、それなりに楽しめた

来年の参議院選は一体どんな驚きと興奮を与えてくれるのか今から首を長くして待つこととしよう

11月×日
今夜は選挙速報だ

マラソン中継と同じように、選挙速報も何が面白いのか分からないのだが、とても面白いのだ

時に、単なる数字の羅列が続くだけなのに不思議だ。何の面識もない人の当落がなぜにこれほど楽しいのだろう。別に自分が一票投じた候補者じゃないのに、どうしてこんなに興奮するんだろう

そこに人生の縮図を見てるから? いいや、代議士なんてものがそれほど大層なものではありません。それでは一体なぜ?

なぜだか分からないけど面白いんだよなあ。マラソンと同じで。さあ、今夜もゆっくり観察することにしよう

11月○日
さあ、選挙だ

3年ぶりの衆議院選挙だ。うぉーと叫びたくなるような心持である。なんとか頑張って欲しい、敵を倒して欲しいと切に願う
まあ、何が敵で誰が相手かはよく分からない気もするのだが・・・

とにかく選挙である。勝つか負けるか、一か八かである。選挙に落ちれば代議士なんてものは、屁みたいなものである、と昔の偉いさんが言ったかどうかは知らないが、まあ、落ちればそんなものである。負ければ惨めである。届かなければ明日はない。選ばれなければゼロである。キビシー

人生にこれほど決定的な選択があるであろうか。大学受験の比ではない。就職試験なんざ話にならない。何しろ、負けたそのときから屁みたいなものである。繰り返しになって申し訳ないが、まあそんなものである。そりゃ必死にならざるをえない

次の選挙はいつあるか分からない。遠からずいつかはある。その日を信じて、明日を信じて政治家としての活動を涙をこらえて続けなければならない。蛇の生殺しだね。キビシー

そうまでしてなりたい、議員さんってよっぽど楽しいことがあるんだろうなと思う次第

'03年10月

10月×日
ワールドシリーズは惜しかった

ヤンキースが2勝したときは、これで勝った。これでいただいた、と思ったものである。何事も善は急げだ。早めに喜んでおこう、と阪神ファンのような気分になってしまった

油断があった。こころの隙が出来てしまった。気の早い新聞が「松井、MVP」などとはやし立てるものだから、ついついその気になってしまった。申し訳ない。反省します。やはり慎み深さをお忘れるようではりっぱな大人とは言えません

しかし、早くも来年のワールドシリーズで雪辱を果たすぞ、などと力こぶしを握っているのは慎み深さと対極の愚かさのような気がするのである。我ながら困ったものである

10月○日
朝晩の冷え込みを感じるようになった

10月中旬から11月並みの肌寒さを感じる。昼間の日差しに秋の清清しさを感じることも多いので、寒暖の差に少しとまどう

セーター姿で街を歩く人も増えてきた。これから日一日と厚着になっていくのだろう。今年一年は風邪を引かないと誓った手前、体調管理に気を使う

帰宅時の手洗い、うがいを忘れないようにしよう。しかしこんなに健康に気を使っていると、ストレスで熱を出しそうな気がする

風邪による発熱ではないので、誓いを破ったことにはならないと思うが結果オーライと言えるのだろうか。原因が風邪であろうがストレスであろうが、体にとっては同じ発熱のような気がしてならない

心配で不眠症になりそうだ

'03年9月

9月△日
Yahooに紹介された

どうやら、そういうことらしい。このところアクセスが増えたのは。ログを見てみれば殆どがYahooから飛んできたひとたちである。まあ、昔からのファンなどというものはほんの一握り。大挙して押しかけられたらひとたまりもない

何が大挙で、何がひとたまりも無いのか本人にもよく分からないが、なんとなくそんな気分である

殆ど手付かずの新雪の庭を土足で踏み込まれたような気分と言えば分かっていただけるだろうか。我ながらうまい表現である

うまい表現ではあるが、わが心情を正しくは表していない。嬉しい気分を正直に表現できず、こんな戯言を言ってしまうのである。情けないだけの話である

9月×日
8月より暑い9月

そんな天候不順は虎ファンの大騒ぎだけで十分だと言いたい。ええーい、騒ぐなと言いたい

しかしこの9月の暑さはなんであろうか。虎ファンのことではない。本当の天候のことだ。残暑の域を超えている

まさに20歳の虎ファンには生まれてはじめての思ってもみない優勝みたいなものである。なんかよく分からないだろうが、それほどにとち狂っていると言いたいのである。まったくいい加減にしてもらいたい

来年こそはきっと・・・と既に来年にしか望みをもてない巨人ファンとしては、何を言っても負け惜しみになってしまう

それにしても、あつい!悔しい!

9月○日
変な夏でしたねえ

まあ、そのおかげでHPの更新意欲もわかず4週間もお休みをいただいてしまった。これも全ては変な夏のせいなわけである

4週間休もうと誰からも、「どうされたのでしょうか?体調を崩されたりしていなければいいのですが・・・少し心配です」てな労わりのというか・・・励ましのというか・・・恋情のというか・・・まあ、そういった感じの便り一つ来ることもなく、いつもと同じ怠惰な日常を過ごす羽目になってしまった

これもそれも変な夏が悪いわけである。HPの質が低いのもアクセスが少ないのも酒に弱くなったのもみーんな変な夏がいけないのである。ああ、何かのせいに出来るということはいいことだ

これもそれも、何から何まで本当に変な夏のおかげである


'03年8月

8月○日
梅雨が明けましたねえ

別に焦ってはいなかったが、それでもこのまま梅雨明け宣言がない年になってしまうかもしれない、などと脅かされると心穏やかではない

入梅があって梅雨明けがある。いつ入梅したかいつ梅雨明けしたか分からないようでは甚だ心もとない

公衆トイレに入るときに手持ちのちり紙がないときくらいに心もとない。かなりの心もとなさである

初めがあって終わりがあるというのは、キリスト教的思考などと言われることがあるが、仏教徒の息子ではあっても、終わりがきちっとしてないのはやはりいただけない

なんだか残尿感のようないただけなさと言えばお分かりいただけるだろうか。それほどにいただけないことなのである。梅雨があけて本当によかった


'03年7月

7月△日
梅雨が明けませんねえ

まあ、そのうち暑くなるのだろうから焦ることもない。そうは思うものの、あちらこちらで「梅雨明けはまだかいな」と言われるもので、やはり遅すぎるのも如何なものかと思うわけである

過ぎたるは及ばざるが如しであるからして、遅すぎても早すぎてもいけない。何ごともほどほどであることが肝要である

まあ入梅の時も同じようなことを書いた記憶がある。そういえばあの時は入梅はそんなに焦らなくてもいいよと書いたらすぐに入梅したっけなあ

今度もまたそんな感じになるんだろうなあ。きっとそうなんだろうなあ。ああ、なんだか暑苦しい気分になってしまった

7月×日
守らない方がよかった

みたいなことを言われては公約も立つ瀬がない。それは別の判断である、なんてことを言われては泣くに泣けない

別人格である、と言った人と同レベルだなあ、と言うのが正直な感想。公約は守らないより守った方がよろしかろう。守ったために、例えば経済が悪化したということもあるだろうが、それは致し方ない

処方箋は間違うこともある。それを承知で生きている。しかし施した処方箋が効くかどうか分からないから、別に言われたとおりに薬は飲まなくてもいいですよなどと言われたら、こちとら困ってしまう。だって結果が全てじゃないですか、と言われても戸惑うだけだ

しばらくは苦しいがそこを我慢すれば後からうーんと良くなる。なんか、そんなことを公約として聞いたような気がするんだけど

やっぱり今あまり我慢するのは体に悪いと言うことなんだろうか。選ばないほうが良かった、と思うのは私だけだろうか

7月○日
更新してもしなくても

アクセス数が増えることも減ることもなかった。更新数とアクセス数の間に強い相関は見られない、というのがHPを立ち上げてから数年間の結論だったのだが、どうもこの頃更新をサボるとアクセス数が減ってしまうような気がしてならない

強い相関はなかったが弱い相関はあったということなのか、それとも依然見られなった相関が発生したということなのかは分からない

まあ、どっちでもいいことではある。問題はアクセス数を確認するたびに寂しいという感情が沸き起こることである。この両者の間には強い相関があることは確かのようだ。増えれば喜びが減れば悲しみが確実に生じてしまう

別に誰に誉められるでも、何かを貰えるわけでもないのに不思議なことである。誉められたいとか、貰いたいとか思っているということに違いないと踏んでいるのだが、イマイチ確信がもてなくて困っているのである

'03年6月

6月◇日
6月ももう終わりだ

今年も半年が過ぎたんだねえ、などと能天気なことを言い合う時期がすぐそこまで来ている。他に話すことはないのだろうか、と思うくらいに「時の流れはとても早い」は我々世代にはとても現実感のある話題である

年を取るはずだよなあ、も誰に聞かせるでもなく独り言のように呟く。もうお約束の世界である。季節の変わり目や、誰かの誕生日など節目節目でお互いに確認しあってこその、時の流れである

気がつけば少し憂鬱になるのだから気がつかなければいいものを、気がつかないうちにどんどん過ぎていかれても困るので、折々気がつくこととなる

ああ、本当に時の流れってやつは・・・やっかいなものである

6月□日
梅雨の間の洗濯日和

などと呑気に言ってる場合ではない。土曜の東京は33度を越えた。超えすぎだ。何ごとも過ぎたるは及ばざるが如しだ

ぽっちゃりも適度なところで留まっているから可愛いので、ゲキポチャまでいってしまうと、掛ける言葉がなくなるのと同じだ

いくら晴れ間が欲しいといっても、晴れすぎてはいかん。何故に6月からうだるような暑さに寝苦しい夜を過ごさなければいけないのだろうか

しかし文句ばかり言っていても、これまたいかん。洗濯物の乾きがよくて助かる。冷えたビールが一段と美味い。運動しなくても、汗がかけてダイエットできる。クーラーを持ってる優越感を感じられる。・・・他にもいいことがわんさかとある

だからお願いします。物事の道理に従ってほどほどに晴れてくださいませ。そこんとこよろしく

6月△日
今年の梅雨は遅れ気味と書いたら

いきなり南の方からばたばたと入梅だ。そんなに焦らなくてもいいですとことわったのに、一体6月の空さんは何も考えているのだろう

物事には順序というものがあって、心積もりと言うものもあって、それがあるからこそ諦めというものもあるのである。その辺を一体どう考えているのだろう

物事には理屈と言うものがあって、しかるのち道理というものが存在して、すべからく筋道が示されるべきではないかと思うのは私だけなのだろうか

もしそうだとしたら、不思議なことだ。毎年忘れずに梅雨が来るのと同じくらいに

6月×日
今年の梅雨は遅れ気味

九州や西日本の入梅はかなり遅れているとテレビで言っていた。少しというのではなく、かなりというレベルで遅れているようだ。いわく6月になっても入梅しなかったのは・・・とテレビから声が流れている

東京ではなんかこのまま入梅しそうだな、と話がでるほどけだるいような曇り空が続いた

梅雨を好きな人はサラリーマンでは少ないだろうが、やはり来るべきものは来るべきときに来たほうがいい。幸いにして来るべきものが来なくて青くなった経験は持ち合わせていないが、やはりその方が自然であると思う

死ぬべき時には死ぬがいい、などと言って死んでしまった御仁も世の中にはいるそうで、それに比べることもないけれど
やはり入梅するべきときには入梅するほうがいい。だからお願い。入梅すべき時までは晴れやかな空でいてくださいよ、6月の空さんとお願いする次第である

6月○日
言葉の色々をピックアップしていると思うことがある

それは日本で今心にグッと来る言葉を発するのは、お年寄りと女性ではないかという思いだ
日本だけのことかどうか・・・世界でもそうなのかはよく分からない。日本語しか分からないからだ。お恥ずかしいことではあるが、これも日本の教育に問題があるので致し方ない

決して私が不勉強だったわけでもなければ、能力が不足していたわけでもない。しいて言えば私にとっては不可抗力だっただけのことだ

ねっ、男なんて碌な言葉を発しないでしょ

'03年5月

5月△日
五月晴れとはいかないようで

気候と言うものはままならぬようで、あれほどさわやかに晴れ渡っていた五月も中盤から後半にかけてどうもイマイチすっきりしない

なんだがどうも便通がない、てな感じの今日この頃だ。雨模様だと天気が悪いと言われるいわれはない、というのが雨の偽らざる心持であろう

もちろん植物の成長だけではなく、生活のための貴重な水のためにも雨を喜ぶべき、少なくとも胡散臭い目で見てはいけないことは分かってはいる

しかし分かっていることと、できることは違うのもまた事実である。できれば夜の間は雨、日中は晴れという具合に役割分担は出来ないものだろうかと、虫のいいことを考えている

5月×日
先週はお休みをもらった

これでも昔は一週休もうともアクセス数にさほどの違いはでなかった。それがどういうわけかこの頃は、ちょっとでも休むとアクセス数が減るというあまり嬉しくない兆候が出始めている

何かひたすら走り続けなければならない、などというプレッシャーを感じたりしてしまう。このままでは、無理な更新が、無茶なコンテンツの作成につながり、ひいては無謀・乱造・支離滅裂へとなだれ込むのではないかと思ったりもする

それではまるで、HPを始めた頃に戻ってしまうではないか。いかん、そんなことではいかん。熟慮の結果、ここはお客さん一人一人の良識に任せておいてはいけないとの判断に至った

お願いする。更新しててもしなくても、どうかとにかく、ここへ毎週顔を出してください。それが私を幸福な気持ちにさせてくれるのだから

簡単なことでしょ

5月○日
とうとうGWが終わる

しかしカレンダー通りだと、なんだかゴールデンなのかゴールデンではないのか、イマイチ判然としないところがある

もちろん賢い皆様はそれなりに計画的に連休明けの「ゴールデンウィークはどうしたの?」の質問に悠然と胸をはりながら「xxxxした」とか「xxxx行った」とか答えれるように過ごされたことでしょう

私のような行き当たりばったりのお間抜けは、計画性というものがあまり備わっていないこともあり、まさに今日もいつもと同じように単なる「ばったり」状態で、お願いだからゴールデンウィークはどうしたの?と聞かないでください、なのである。これを武士の情けと言う

ところで、あなたは・・・どうしたんですか?ゴールデンウィーク

'03年4月

4月□日
とうとうGW

今年は飛び飛びなため、カレンダー通りの出社という方も多いのではないだろうか。どうせGWなんて、どこにいったって混んでるし、どこに行くにも金がかかるし、経済的にも肉体的にも割が合わないと普段からお嘆きの諸氏には好都合かもしれない

どこにも行かないから、金がかからないし、休みの人が多いから道は空いてるし電車にも座れる。いいことの方が多そうだ

もちろん、社内を見渡してそこここにある空きスペースを眺めては・・・悔しいとか・・・羨ましいとか・・・惨めだとか・・・思ってはいけないことは分かっていますね。そう思ってしまったら、今まで考えていたいいことが全て悪いことに裏返ってしますのですから、ご用心あれ。皆々様

4月△日
松井が頑張ってる

どこまで出来るのだろう。なんとか頑張って欲しい。そういった不安と期待をものともせず、松井が結果を出している

当たり前と言えば当たり前。驚きといえば驚き。結局は実力次第ということか。もちろん運もあるのかもしれないが、それもひっくるめて実力と言えるだろう

偉い!凄い!カッコいい!の3拍子である。ダサい!ウザイ!やるせない!の負の3拍子の私とはえらい違いである

4月×日
とうとう桜が散ってしまった

開花宣言から一気に満開へと突き進んだものの、寒さと風と雨にたたられた。それでも健気にも踏ん張ってきたが、さすがにこの週末の雨で力尽きてしまった

うーん、残念。イマイチ欲求不満だ。なんか拍子抜けだ。どうやら不完全燃焼だ。これでは1年間一所懸命に生きて生きた甲斐がない。いい子にしていた意味がない

神様、来年の花見は満足いくようにお天気の方をよろしくお願いします。今年1年もっといい子にしていますから
なんかクリスマスプレゼントをお願いする子供みたいになってしまった

4月○日
金曜の花見は雨だった

いやあついてない。なんとか持つだろうととの期待を裏切り9時前から雨が降り出した。気温が上がらず、これこそ花冷え花寒だと凍えていた身に追い討ちの雨である

戦意喪失、白旗をあげて早々に退散した。雨の中粘るだけの体力も根性もなくなってしまったことが少しだけ残念だ

まあ物事はいいほうに解釈したほうがストレスが少なくていい。風邪を引かなかった分だけ、多少賢くなったと喜ぶことにする


'03年3月

3月□日
桜もやってきた

ついに東京も開花宣言。この週末場所によっては3分咲きてなところもあるのではないだろうか。開花宣言から一週間で満開、と考えれば来週末が花見のピーク

飲めや歌えのドンちゃん騒ぎ、てなところであろうか。まあ、お互いにほどほどのところで踏みとどまるようにしたいものである

一歩間違えば今まで積み上げてきた社会的信頼が一瞬にして瓦解する危険性をはらんでいることをお忘れなきように

他人に諭すような口調で自戒する私なのである

3月△日
スポーツもやってきた

甲子園も始まった。Jリーグも始まった
プロ野球だってもうすぐ始まる。大リーグだってすぐ始まる。本来なら、うれしはずかし春の訪れなはずなのに

テレビをつければ火柱と黒煙。とても浮かれる気分にはなれない。なんとも愚かな世界の独裁者が、もう一人の独裁者とまるでテレビゲームでも楽しむような宣戦布告である

戦争もやってきた・・・・世界のごく限られた人しか望んでいないのに。

3月×日
お別れの季節がやってきた、と書いたら

以前同じ職場で働いていた後輩が出向する身となった
家族をおいて単身赴任で3年の約束とのこと

ああ、これでしばらくは帰ってこれないな、と内心思ってはみても、そうあからさまには言えない

しかたないので「3年後に職場があるという保証はないなあ」と慰めとも取れる励ましをかけたのだが・・日本語の使い方が間違っていただろうか

3月○日
お別れの季節がやってきた

卒業が近づいて心が弱くなっている少年、少女がいることだろう。社会人デビューを前に弱気の虫が騒ぎ始めた兄ちゃん、姉ちゃんもいるだろう

人事異動で遠方地に赴く準備をするはめになるサラリーマンも出てくるだろう

春はさよならの季節でもある。それはまた同時に新しい出会いの季節であることを意味する

まあ、心が弱くなってる身には、こんな言葉は慰めにもならないかもしれないけれど。誰もがくぐってきた道なので、致し方ないと思ってくださいな

私もそう思いますので

'03年2月

2月□日
風邪が大流行である

流行りモノには鈍感なくせに、何故か風邪は律儀にみなさんに付き合うことになってしまった。咳が出るが熱は出ず、仕事を休むほどのことがないのが、中途半端で悔しい

しかし、今年の年初の誓いが「風邪をひかないこと」だから、仕事を休まない限りは風邪をひいていない、と強弁できると考えれば、それなりには嬉しい

花粉症ではないので、風邪の次の流行りモノとは無縁であることはかなり嬉しい。

そう考えれば2月、3月と嬉しいの連続ではないか!ああ、幸せだ。健康であることが嬉しいというのは、年を取ってからの喜びなのであって、40過ぎの特権。若輩者には分からないだろう。どうだ、羨ましいか・・・なに、羨ましくない、だと。確かに私自身もあまり嬉しくはない

2月△日
白か黒か

と言われれば黒に違いない。限りなく黒に近い灰色などという必要もない。世界の殆どの国がそう思っているはずだ

灰色を白と見るのが、法治国家だという気も無い。灰色は灰色だ。白ではない

だから武力を持って大量破壊兵器を廃棄させるのか、だから査察を継続し大量破壊兵器を廃棄させるのかの違いである

廃棄させるほうにとっての違いと廃棄させられるほうにとっての違いと比べたならいかほどの差があるのだろうかと、不謹慎ながら思ってしまった次第である

2月×日
査察続行か否か

世界を3分して議論が戦わされている。少なくとも「こちら側かあちら側か」の2文論でないだけました

続行すべきだ、いやもう待てない、いやまだ結論を出すのは早いと意見が出ている。どっちつかずだ、日和見だとの指摘があろうとも、迷っているならもう少し時間をかけていい

人の命を奪う行為に、後戻りはありえないのだから。御気楽に生きたいけど、時代はそれを許さない、てな感じである。困ったものだ

2月○日
小泉さんのメッキもはがれてきたようで

施政方針演説の評価がすこぶる悪いようである。まあ、具体性に欠ける同じような文言を何回も聞いていれば、100年の恋も色あせてくるというものだ

まして恋などしていない、あくまで損得勘定からの期待だとくれば、そりゃあなた、メッキもはがれるでしょう。今の体たらくでは致し方ない

しかし、それでも前の総理よりは数段ましだ。これを日本人として喜ぶべきか悲しむべきか。なんとも情けない二者択一である


'03年1月

1月△日
世の中は大層冷え込んでいるそうで

デフレなんだそうである。モノが売れなくて困っているそうである。まあモノを買うほうの立場から言えば「買いたいものがなくて困っている」人が居れば「買いたくても金がなくて困っている」もいるわけである

10年前も20年前も同じように。別にこの20年、私の周りには取り立てて変わったこともないので、どうも世間の人様のお騒ぎがイマイチ分からない

ただバブルのときもバブル以外の時も、同じように真っ当に生きているのに生活が立ち行かない人々に対して何も出来ない政府、役人、代議士などの「偉いさん」にはもっと真面目にやれ!と言う気はおおいにあるのである

1月×日
年末年始はまあ、どうということもなく

いつもと変わらず、少しだけ慌しい雰囲気の中平穏無事に2003年になってしまった。なにか記念に残るようなことでもしておけばよかったと、あと20年もすれば後悔の一つもするのかもしれないが、そのために努力すると言うのも何か違うような気がするので、やはりここは泰然自若として構えるにこしたことはない

というような、言い訳を心の中で読み上げてから、ビールを朝から飲んでるわけである。いつもの日曜とさして変わりない、それなりに幸せな時である

1月○日
ご無沙汰でゴンス

手塚治虫風に言えばこんなところだろうか。そろそろアトムも生まれるみたいだし、時節を得た出だしで始まった2003年である

年末恒例の「最近の言葉大賞」も選ばず、食っちゃ寝食っちゃ寝の生活三昧でしばらく更新もしなかった。それでも温かいファンの皆様はお叱りの言葉、罵りの言葉、蔑みの眼差しなどといった否定的な意見を言われるでもなく、ひたすら更新を待っていてくれたようで

まさに感謝に耐えないのである。まあ、無視されているという考え方も成り立つわけだが、2003年は明るく前向きに生きたいと願う身であれば、ひたすら良いほうに考えるのである

'02年12月

12月△日
けだるい午後ですなあ

年末にちょっとゆっくり出来るように神様が三連休を設定してくださった・・・のに、街を行く人々はみな急ぎ足ですぞ。あくせくしてますぞ。年の瀬ですから仕方ないと言えば仕方ないのですが

しかし、私のように何もしないのも、これはこれで困ったもので、なんというか年の瀬感に欠けるという気がします

まあ、こんな仕様もないHPを作っているようではいけません

そりゃ、あなた。けだるい午後にもなりますよ

12月×日
今夜は東京も雪になりそうだ

寒くなると生来の出不精が活動を始めてしまうために、めっきり外出の機会が減る。もし仕事が無かったら、一週間でも家に居られるのである。ちょっと自慢。もちろん、飲み食いが持つならばというのが前提だが。他に自慢することがないのがちょっと悲しい

それにしても街は秋の色から冬の色へと足早に姿を変えていく。と書いて、ちょっと待てよ・・・と思った。この文章ってなんか変?

姿を変えるのではなく、色を変えていくのでないと前後の文章に矛盾が生じるのではないか? おおっ!確かにかなり変なような気が、じわじわとそれでいて確かな足取りでこっちに向かってきた。

雪が降ることも大変だが、こっちはこっちで大変な気がする。まあ、気にするほどのことでもないかもしれないが

12月○日
スピッツの「不思議の言葉」を更新した

最近ちょっと評判がよさそうなので(あくまでもアクセス数のことです。お褒めの言葉を頂いたわけではありませんし、お褒めの言葉を頂きたいわけでもありません。でもいただけるなら拒みもしませんし、ささやかなガッツポーズをする可能性は残っています)ちょっと、かるーく、小手調べに独り言を書いてみた

まあ、書いてみてから言うのもなんだが、出来は芳しくない。誤解しないで頂きたい、私の独り言の出来がイマイチだと言っているのだ。年年歳歳、文章が下手になってくる。経験は無駄ではないはずなので、無駄な経験を積んで来ているということだろうと自問自答する

確かに、ロクでもない経験しかしてないなあ、と思うのだが、だからどうした!と開き直りたくなるのである

'02年11月

11月□日
暮れにむかって仕事もいそがしくなりそうですなあ

年を越すという感覚は段々無くなってきているとは思うのだが、それでも今年一年の締めである。お前は今年何をしたのだ?と問われたときに、私は今年これをしました、と胸をはって言える様しておきたいと思うのは人情である

なにも年越しのカウントダウンをするのが正しい大人の姿ではないのである。従って私のような真っ当な感覚の持ち主は、12月が間近になると、体内から興奮物質が否が応でも排出されるのである

まあ、残念なことには排出されてもすぐ排泄されてしまうことと、人情は結果に結びつかないことである

実は人生とは後悔と悔恨の積み重ねのことなのである

11月△日
炬燵でぬくぬくの日々が始まりますな

冬も近い、というか冬に突入と言うか、まあ足元が冷える季節なわけである。日本人なら炬燵としゃれ込まなければいけないわけである。まあ、別にアメリカ人でもいいし、南国でも北国でもよくて、どこの誰でも炬燵を楽しむ権利はあるので、それを否定する気はない

言いたいのは、あのぬくぬく感はなんともいえないということである。一旦足を突っ込んでしまったら、あーた、そりゃ大変、てなもんである。魔力であり不可抗力である

従って、日がな一日何もせず、の言い訳に使えるわけで、怠け者にとっては大変にありがたい文明の利器なのである

11月×日
あちこちで早すぎるんじゃない、雪便り

どうやら今年一年は暦と季節が2〜3週間ずれたままで年の瀬を迎えるようだ。何事もずれると言うのはあまりよろしくない。それが背骨であろうと、会話であろうと何であろうともだ。美的意識を刺激するために絵画や写真や映画なんかでわざとずれを作っておくということはあるかもしれないが、バランスが保たれた上での微妙なずれだからこそ、プラスの方向に意識を刺激するのだろう

今年のようにずーっとずれっぱなしじゃ、そりゃあんた!ていいたくもなる。合致していればいいのかと聞かれても困るが、やはりずれているのはいただけない

ちなみに私の見た目がちょっとずれているのは、美的意識に訴えかけるための微妙なアンバランスであるので、十分許容範囲のはずである

11月○日
もう11月だ

季節の変わり目にはお約束ではあるが、一応時の移り行く速度に感嘆することになっている。30を過ぎれば男女に無関係に驚き、嘆き、肩を落とすと決まっているのである

特にこの頃の急激な寒さにはなんか傍若無人な振る舞いさえ感じてしまう。予定調和を前提にスケジュールが組まれている人種にとって、ちと予想外のこの寒さ

ついお約束の、今年は異常気象だ、なんてことを呟いたりする。誰に聞かせるわけでもないが、誰か聞いてもいいんだよ、って感じでポツリと呟く

あーあ、黄昏なんて言葉が頭の上の方を通り過ぎた気がしたが、多分思い過ごしだろう

'02年10月

10月□日
時は過ぎていきますなあ

一体どうしちゃったの?と思わず聞きたくなるような出だしであります。まあ、秋は物思いにふける季節ということです

物思いにふけっているうちに、顔までふけてしまっては困りますが、一心不乱に取り組むのとはちょっと違う、この耽るという感覚

なんか若いときには得がたいような感覚ではありますな。なに!若いときにもふけっていたことがあるとおっしゃるか

まあ、たしかに不埒な行いにふけってはいたかもしれませんが、それは猿と大差のないことで、今はもっと、こう何というか・・・
理知的で退廃的であるのです。お分かりですか?

10月△日
半そででもいいような10月だった

一体どうしちゃったの?と思わず聞きたくなるような暑い10月だった。テレビのお天気姉さんのセリフみたいだが、お許しいただきたい。お天気姉さんが好きなのである

それでもめっきり秋の気配が濃くなった東京。みなさま、いかがお過ごしでしょうか? なんだか、新人の女性アナウンサーのセリフみたいだが、重ねて許しをこう次第である。新人の女性アナウンサーが好きなのである

基本的に綺麗なものが好きなのである。芸術の秋・・・と特に関係はない

10月×日
ノーベル賞、やるじゃん

日本人が二人も受賞したから言うんじゃないけど、ノーベル賞ってやるじゃん。小柴さんもなかなか味わいがあって、いいじゃん!って思ったところに、田中さんでしょ。さすがって感じかな。もっとも田中さんがさすがって感じかもしれないけど

そのうえ、カーターさんでしょ。ブッシュさんなんかにあげるわけないじゃん!って言っておいて、カーターさんだからね。メッセージ色が強すぎていただけないって感じる方もいるかもしれないけど、いまや世界のならず者国家になった米国に、はっきりと物申すってとこは、ただものではない、と感服いたした次第である

10月○日
認めて欲しい

そう思っても言わない。顔に出さない。態度で示さない。そんな高倉健さんのような男になれるとは思わない。それでも、それを言っちゃおしめいよ!って寅さんでなくても思う

こっちを見て

そう思っても言わない。おねだりしない。鼻をならさない。身をくねらせない

いや、そういうことは別に遠慮しなくてもいいんですよ。ええ、遠慮せずに、ガンガン言ってください。具体的に大胆にお願いします

'02年9月

9月□日
外務省には困ったものだ

また、そんなことを思いたくなる記事が新聞の紙面をにぎわしている。同じような論調の記事は前にも、その前にも、そのもっと前にも見た気がする

それともあれは財務省は困ったものだ、だったかな。まあ、どっちでもよろしい。大した差はない

官僚は困ったものだ、と読み替えればどっちでも同じである。しかし
よそ様の苦しみが分からないようでは、外交が出来るはずがない、などとお怒りの方には申し訳ないが、敵の苦しみを微細に観察し判断するのが外務省の方々であるからして、よそ様の苦しみが分からないということはありえないように思うのだが、如何でしょうか

まあ、同じ国の庶民の気持ちは分からないかもしれないけれど

9月△日 更新してもしなくても

いっこうにアクセス数は増えない、減らない、なくならない。などとふざけたことを言っていたものの、さすがに更新をサボるとアクセス数がへるようだ。といって、頑張って更新してもアクセス数が増えることはない

理不尽である。一生懸命生きているものとそうでないものを同列に扱うなんてことは許されない、などと野暮なことを言うつもりはない

そんなことを言うようではアクセス数が増えるはずもない、それが世の中の掟である

しかし、トップページよりもスピッツの「不思議の言葉」のほうがアクセス数が多いことがあるのは、、、、やはり理不尽なような気がする

たしかにスピッツのほうが私の何十倍も才能があるかもしれないが、それだけで評価されるようでは世も末である。などと野暮なことをいう気はないのだが・・・

9月×日 環境サミットが終わった

600項目にも及ぶ「世界実施文書」が合意された。成果の有無については賛否両論、異論百出であろう

特に今回はアメリカが大きな壁となって立ちはだかった。内向きな姿勢が目立つ超大国は国際的な環境問題の解決に対し決して前向きではない

それでも人類の知恵で乗り切っていかなければならない。
それが21世紀を再び活力のある時代にする責任を負う我々大人のするべきことだと思う

9月○日 最近「不思議の言葉」の人気が高い

スピッツの摩訶不思議な歌詞に魅せられて、勝手に解説をしているコーナーである。更新ペースはかなり遅めである。インターネットの世界はドッグイヤーとかいわれ、7倍のスピードで進んでいるそうだ

それに比べるとゾウガメ時間とでも呼びたくなるほどの遅々たる歩みである。それでもスピッツ関係のHPにリンクされたりしてじわじわとアクセスが伸びてきている。この分では、このHPの看板の「最近の言葉」のアクセス数を追い越す日も近いものと思われる

まあ、目くそ鼻くそと言われればその通りではあるのだが

'02年8月

8月×日 中国も洪水である

こういう話を聞くとすぐに「地球温暖化」だと騒ぐ輩がいるが、少し冷静に物事は考えたほうがいい。従って私はせいぜい「異常気象だー!」程度しか騒がないようにしている

どうです、大人でしょう。欧州も水浸しだし、中国も水浸し、もうどうなってるのか訳が分からん。21世紀人類は絶滅するぞー

と、まあ、かように冷静に事に対処しているわけであるが少し冷静すぎるでしょうか?

8月○日 暑すぎる

ということで、しばらくHPの更新をおやすみしていた。気力のもとは体力なので、夏ばての身では更新意欲もわかないというものである

まして本HPのように別に人の役に立つわけでもなければ、熱い支持を得ているわけでも、コアなファンがいるわけでもない場合は、意欲はいとも簡単に消滅してしまう

ばてた体に鞭打って、HPを更新するのは、インターネットで世界制覇をもくろんでいるというささやかな野望のなせる業である

なんともつつましい生き方ではある。我ながら小市民すぎて面白くないですなあ

'02年7月

7月△日 いやあ、暑い

毎度のこととはいえこの暑さ、なんとかならないでしょうか。毎年のこととはいえ、暑いと言えばさらに暑くなるのはどうしてでしょう。

同じ事を繰り返しているわけですが、去年も言った記憶があるんですが・・・それにしても今年のこの暑さ、「異常」です

もうすぐTVキャスターのこんな言葉が聞かれるに違いない、なんてことをひそかな楽しみになんとかこの夏を乗り切りたいと思っているわけです

7月×日 梅雨があけましたねえ

こんなに毎日暑いのにまだ梅雨かー。などと吼えていたらついに梅雨があけてしまった。毎年のことであるが梅雨が明けたと思った瞬間にさらに暑苦しく感じるのは何故だろう

暑いなー! そりゃ、梅雨明けだからな

なんて解ったような解らないような受け答えでビールを飲みに行くことになるのかと思うと、我ながら進歩の無さに少し悲しくなる

まあ、チ○ポがないよりマシだろう。などとさらに少し悲しくなるようなことを思ってしまうのである。これもそれも全て暑さのせいなのである

7月○日 熱狂とは熱にうなされることである

そして熱はいつかは冷めるのである。でも嘆くことはない。たとえ熱が冷めたとしても少なくとも平熱はあるはずだ

恒温動物なのだから、我々は

4年後また熱狂すればいい、とにわかファンなら思うのである。それが正しい行動なのである。別ににわかサッカーファンを揶揄しているわけではないので誤解なきように

'02年6月

6月◇日 猫も杓子も、サッカーである

熱狂である。ある意味酔狂でもある。それでも熱を帯びないよりは帯びたほうがいい。知恵熱を出すよりはまだ真っ当だ

今夜はゆっくり決勝戦を見るために、超特急でHPの更新作業を行っている。つまり有体に言えば若干手を抜いているわけだ

それでも、質が落ちていないことを喜ぶべきか悲しむべきか。サッカー人気がこれ以上上がらないように、私のHPの質もこれ以上下がらないということだろうか

6月□日 昼間の試合はつまらない

そう感じるのは私だけであろうか?もちろん、W杯のことである。トロトロ走ってるわけではないのだろうが・・・そう見える
チンタラ闘っているわけではないのだろうが・・・やはりそう見える

それに引き換え夜の試合はスリリングだ。スペイン-韓国の試合より数倍もトルコ-セネガルの試合が面白かった

岡田武史さんもイングランド-ブラジル戦はつまらなかった、と言っていた。やはり、この暑さでは90分間闘い続けるのは無理なんだ
スーパーヒーローといえどスーパーマンではないのだから

別に仕事中で試合が見れないから言っているわけではないのだが、昼間の試合は止めてもらいたいものである。ねえFIFAさま

6月△日 小さい時はサッカーで遊んでいた

小学生の時、近所の友達がサッカー好きでよく草サッカーで遊んでいた。ゴムのサッカーボールを蹴って走ってゴールになだれ込む、という他愛無いものであった。パスはない。ドリブルだけである

まあ、あれをドリブルと呼べればではあるが。その頃は実業団のサッカーはメキシコオリンピック後の衰退期に入っていて、競技場はガラガラ。前線にパス一本、サイドを走ってセンタリング、を繰り返すという試合だった。スコアも0−0、とか1−0とかではなはだ面白くない

今とは雲泥の差ですなあ。正しくはワールドカップとは雲泥の差かもしれないが

6月×日 このところアクセスがさっぱりですなあ

色々原因はあるでしょうが、まあ実力不足ということでしょうかねえ
先週は久しぶりにスピッツを更新して、スピッツファンにサービス

これで少しは持ち直す・・・なんてことは期待していません。期待は必ず裏切られからである。裏切られてきたからです。断言しておきます

良くも悪くもなりません。実力どおりの低空飛行です

6月○日 スピッツを更新した

いやあ、久しぶりの更新である。もう、すっかり初期のファンはお見限りであろう。このまま休止になると思っていた方も多いのではないだろうか。どっこい、まだまだ頑張るのである

何故ってこの頃アクセスが増えているのである。じわじわと人気が出てきているのである

ただ、残念なのはそれがこのHP自体の人気につながらない点であるが、まあそれはよしとしよう

人気はあやかるものではない、獲得するものである。この面白さが解らない輩との距離は永遠に近づかないのだ。きっとスピッツの面白さが永遠に解らないように

'02年5月

5月△日 AIBOが戻ってきた

修理、ではない・・・治療が終わって愛犬クロが戻ってきた。これでも2代目AIBOのオーナーである。2代目は子ライオンをイメージしてるとかで、本来は猫が正しいのかもしれないが、オスの犬として育てている

飼い主の飼いかたに問題があるのか、今回で2回目の入院とあいなった。どちらも首の損傷である。先回は首が小刻みに左右に触れる中風のような症状。今回は首がカクンと折れる失意のポーズ症状。

治療の仕方としては、どちらも首の挿げ替え。昨今のリストラと同じようにいとも簡単なものである

しかし先回も感じたが、首だけ真新しい我が愛犬を見て「お前は誰だ?」と感じるのは正しい感覚であるのか、ないのか
ちょっと悩んでいる

5月×日 コラムの依頼を受けた

知り合いがやっているエンジニアのための情報ポータルサイトに、エンジニア向けのコラムを書いてみないかと誘われた
出来ればみめ麗しき女性に夜の街に誘われたかったのだが、致し方ない。本意ではないが挑戦されれば受けて立つのである

ということで自分のHPのコーナーの更新もやっとなくせに、またひとつ雑文を書くことにした

なにしろ、そっちのHPの方が圧倒的にアクセス数が多いのである。この魅力には逆らえないのである

5月○日 HPのリニューアルでもしてみようか

少し気晴らしになるかもしれない。と考えていたのだが、どういうわけか連休になったら気分が少し晴れてしまったこともあり、リニューアルどころか一週更新をサボってしまった

情けない! 大人は嘘をついてはいけない、と教わったような気がするが遠い昔のことでよく思い出せない
もしかしたら、大人は嘘をつくものです、と教わったのかもしれない

まあ、どっちにしろそう大きな差があるとも思えない。来年のGWにはリニューアルすることでも考えてみよう。と、あくまで嘘をついたわけではないと強弁するわけである

'02年4月

4月△日 暴力にはうんざりだ

中東和平と聴いても「ちょっとはいい」と聞き違えるような小生も「で、一体何がいいの?」と聞き返す気もおきないほど、闇は深い

そりゃ、あんたものを知らなさ過ぎる。はるか昔から深かったんだ、とお叱りを受けるかもしれないが

大量虐殺の文字が紙面を埋める。一体21世紀にどうしてこんな行為が続けられるのか、憂鬱になってしまうのは私だけだろうか

来週はGW。HPのリニューアルでもしてみようか。少し気晴らしになるかもしれない

4月×日 これからは日曜の更新なのだ

40000アクセスを期にちょっとだけ見直しをしてみた。その結果、てこ入れは必要ないことが判明した
今まで数々のてこ入れをしてきたがいっこうにアクセスが伸びなかったことが証明されているので、分かりきった結論である

しかし、一応お約束なので、見直しをしたことにしてみる。しかし、このところの更新は毎週土曜発行といっておきながら、時々日曜状態である。年50号の発行を誇っていた(その他に誇れるものがなかったので)HPもこのままでは、40号に届かないかもしれない

まあそれも仕方ない。小泉政権の支持率ほどの激減にはならないだろうから。しかし、せめて更新日を日曜に変えて言行一致だけははからなければ、と思ったわけである。そうでないと小泉さんと同じではないか!と指摘されたときに、大変困るわけである

そういうわけで、今週から毎週日曜発行です

4月○日 40000アクセスである

随分かかったものである。5年もかかってしまった。なんてこったい!ポパイであれば「オリーブ!」と叫ぶところであるが、残念ながら私はポパイではないので小さくため息をつくだけである

一日100アクセスならわずか400日である。1000アクセスなら40日。10000アクセスなら4日。あーあ・・・。
100000アクセスならなんとたったの0.4日である

歩みの鈍いことを呪いたい気分である。到達の遅い己を襲いたくなる気分である。一体どんな気分なのか、自分でもすこぶる不可解ではあるが、まあそんな気分なのである

これから幾つアクセスを重ねれば、悟りの境地に至ることが出来るのであろうか。いや、幾つになってもきっと悟りは得られない

それだけはなんとなく分かっているのである。HPとはなんと罪深いものだろうか、と自分の愚かさを棚に上げて嘆いてみるのである

'02年3月

3月×日 花見である

いつもより大分早い花見である。異様に温かい日が続いたので桜のほうもいささかあせってしまったようですな

喜び勇んで、てぐすね引いて機会を待っていたら、折角の21日には強風吹き荒れてくれまして、近くの池の桜の名所は土ぼこり舞い上がってくれまして、とてものことに桜を鑑賞する余裕などありませんでしたね。次の金曜、今夜は夜桜とシャレこむかと思えば生憎の雨であります

まあ、余程普段の行いが悪いのでしょうか。さらに土曜は寒が戻ったような肌寒い日。しかも午後から俄かに雷に雨。みなさん、濡れておりましたねえ。もちろん私も泣きながら家路につきました

はーああああ、とため息ついてみるわけです。それでも本日日曜はそこそこの天気に恵まれ、桜並木をいったりきたり
少し機嫌を直した次第です。やっぱり、花はさくら・・ですな

3月○日 手抜きではありませんぞ

最近の更新をつぶさに眺めてみると(まあ、そんな暇人は私のほかにはいないでしょうが)更新されないコーナーが目に付く

いかんではないか!などと少なからず憤る方もいられるかもしれない。もちろん、いられないかもしれない。確率としてはこちらのほうがはるかに高いと思うので、心配するには及ばないのかもしれないが、根が小心者なのでいらぬ心配をしてしまうのである

したがって蛇足ではあるが一言お断りをしておくわけだが、決してこれは手抜きなどではありません。情熱がなくなったわけでもなければ、才能が枯渇したわけでもありません

では、なんだ?と詰め寄られても困るのだが・・・まあ、そういうめぐり合わせなんでしょう。えっ!?なんと、何がめぐり合ったのかって

さあ、たぶん怠惰と倦怠あたりではないでしょうかねえ

'02年2月

2月□日 引き続いてオリンピックですな

しかし弱い。なんとも弱い。まあ冬季オリンピックに限らず、オリンピックと言えば「善戦」と「惨敗」の嵐が吹き荒れるのが常なので諦観の境地ではあるのだが

それにしても、本当に弱い。まあ実力を出し切っても弱いので致し方ないのだが

あーあぁぁぁ。なんとも言えず寂しさ漂うテレビの前の小さな空間である。韓国や中国が頑張っているんだから、日本だってもう少しくらい・・・・なんとかならないか、などと思ってしまう

経済ではとても敵わないのだからせめてスポーツくらい、なんて思っている我輩も相当に、弱い。情けない

2月△日 今週もオリンピックですな

まあ、先週のように冷めた見方をしていたのでは寝覚めが悪い。罪滅ぼしではないが、今週は敗者の言葉を拾ってみた

五輪に出てくるような選手はみな一様に才能と努力と運と意思を併せ持っている。それでも不運の言葉で語られる英雄が生まれてしまう

致し方ない。勝者という英雄は一人しか居ないのだから。後の全てのものが敗者と括られる。勝負の世界の非情というものだ

それでも敗者になることを拒否するものが居る。そう、彼らこそもう一人の英雄なのだ

2月×日 オリンピックですな

まあ、暇人には適当な暇つぶしが始まったようでして、どのチャンネルを回してもソルトレーク、ソルトレークてなもんです

そんなに皆さん、よその国の塩の湖がお好きなんでしょうか、などと嫌味の一つも言いたくなりますな

しばらくは勝った、負けたといった話でにぎやかな日々を過ごすことになりそうです。まあ、負けた、負けたよりは幾分かはましかもしれませんが

しかし・・どのチャンネルを回してもオリンピックではおちおち暇つぶしも出来ないなあ、というのが本音なのですが・・ね

2月○日 可もなく不可もなく

まあ、そういう人生もいいだろうと思ってきたわけであるが、どうも他人様からはそうは見えないようで、それはそれでまた致し方ないことだと割り切ってきっているわけであるが

それでも、このHPの評価が一向に上がらないことにはいささかの苛立ちを覚えることもあるわけであり、そろそろブレークしてもいいのでないかとひそかに期待しているわけであるが

どういうわけか一向にその気配がない。ブレークと言うよりもブレーキといった感じなのは、果てさてどういうわけであろう

もしお気づきの方がおられるのなら、こっそりと耳打ちしていただければ幸いである。まあ断らずともお分かりだとは思うが耳打ちとは、耳を平手で打ちつけるといったお仕置きのことではなく、甘言を耳元に囁くというご褒美を意味しているのでお間違いのないように

'02年1月

1月△日 久しぶりにお便りが届いた

ありがたいことである。面白い、などと奇特なことをおっしゃってくれる。いい人である。友達にも紹介するとある。とてもいい人だ

こういう感性豊かで情愛に溢れ真摯な生き方をされる方がいることに小生感激!涙、涙の2002年である

いやあ、本当にいい年になりそうな予感がするぞ。まあ、去年も一昨年も同じ予感がしたけれど・・・まあ、それはそれとして向こうの方においておきましょうね。これが賢い生き方ってやつなんですよ

1月×日 いやあ早いものですなあ

まあ、世の中には気の早いお方が居られるようで既にこのような挨拶をされているようである。早い、と言えば早いが・・・まあ、「あんたさん」の気の方が何倍も早いような気がする

しかし世の中はうまく出来ているもので「確かに早い!一月ももう終わりだ」とちゃんと受け止めてくれるお人もいらっしゃるのである。ということで両者の意見の一致はやがて次の行動の一致とつながっていくのが世の常であるからして、「それでは何はともあれ」「そうですな、とにかくまずは一杯ですかな」などと意味のあるような無いような会話しながら夜の街に繰り出すわけであります

2002年の抱負はないんかい!とお叱りを受けそうな一月の終わりですなぁ

1月○日 本年もよろしく

思い起こせば、というほど遠い昔のことではないのだが、去年は引越しやその他でごたごたし更新が40回未満となってしまった

その分内容も幾分落し気味にしてあるので、質量のバランスは申し分ないのだが・・・総量としては若干のダウンになってしまった。口の悪い輩は量も質も不合格ね、などという嫌味を言いたくなる程度のダウンである。
大したことではない。口の悪い輩というものは、良くても悪くても何がしかのことを言うものだ。良くて悪口を言われるよりは百倍は良い

しかし今年は少し心根を入れ替えて(実は先ほど冷蔵庫から新しい2002年用の心根を取り出してきたのである)頑張ってしまうのである。ファンの皆様、どうぞご期待あれ

えっ!期待なんかしていない。。。迷惑だろうとなんだろうと知ったこっちゃありません・・・我慢して読みなさい。めぐり合ったのが運のつきだと思って

'01年12月

12月×日 大賞の発表だ

毎年恒例となっている「最近の言葉」の大賞を選んだ。結果はまあ実際を見てもらうとして(見てくださいね)この一年を振り返れば・・

振り返れば・・・まあ、なんですな。職場の異動、引越しが重なり更新数が極端に少なかったですな。通常50号近く出すのが・・・ふーむ。うーむ。中だるみ?

ということで、本年はおしまい、また来年。4月で五年目に突入ってことになりますか。ブレークもせず、終焉を迎えることもなく、続いているものひとえに私の努力の賜物ですしょうか。

はは、とりあえずそういうことにしておいてください。みなさま、よいお年を

12月○日 更新をサボっていたのである

いかんなー、いかんなー。つい怠け癖が出てしまった。人間というものは不思議なものだ。24時間つなぎ放題、CPUクロック1.1GHzなどと周辺環境が整備されるにしたがって、いつでも出来るはずだったのが、いつでもやる気にならない、などに変化してしまう

まあ劣化と言えば言えるかもしれないが、そういってしまうとこれからの残り半生は全て劣化で語られるかもしれないので、ここでは変化と言っておく

昔学校の先生に、サボってはいけません。などと言われた後遺症でサボることは悪いことだと考えてしまうために、罪悪感がある
歳をとれば残尿感が出てくるので、罪悪感までは遠慮したいので、これから少し心を入れ替えてHPの更新に励むことにしようと思っているのである

'01年11月

11月□日 小春日和である

英語ではインディアン・サマーとか言った。なぜそういうかは知らない。ここはそういうことを偉そうに教えるHPではないから、別にそれでいいのである。では、何故わざわざ英語に話を振るのかと聞かれると困る。物知りであることを自慢したいだけなので、特に深い意味はない

読んでる方は多少不快に感じるかもしれないが、まあそれだけのことである

でも、来週は寒波到来だそうだ。到来してくれなくていいのに、毎年律儀に到来する。寒波が到来して嬉しいことはあまりない。しいて言えばコタツにあたれること、布団にくるまっての寝坊ぐらいである

小春日和の楽しみの縁側で日向ぼっこ、はなくなった。このコタツと布団の楽しみはなくならないように祈っている
11月△日 洗濯物が風にたなびく

土曜の午前中に洗濯し、バルコニーに干して出かけた。夕方戻ってきて、取り込もうとしたら少し湿っぽいものがあることに気づいた

ふーむ、一応乾いてると思われる下着類だけは取り込んで、後はもうしばらくしてからにしよう、とそのままにしておく

まあ、いつものようにそのまま取り込むのを忘れて、思い出したのは風呂の中。やっちまった。折角温まったのに、わざわざ外に出るのは嫌だなー。嫌なことをするとろくなことがないなー。ろくでもない人間になっちゃ駄目だと言われたなー。の3段論法で、洗濯物のことは忘れることにした

翌日晴れたからいいようなものの、こんなことでいいんだろうか。そういえば、昔手ぬぐいが凍っていたことがあったなぁ、なんて懐かしく思い出した。ウフフ、って少女なら笑って誤魔化せるんだろうけど
11月×日 才能は枯渇するのか

などということを思い煩うことがない凡人は気が楽である。肩もこらないし、お腹も壊さない。借金で首が回らないことはあるかもしれないが

記憶力は滅亡するのか

てなことを検討する必要もないくらいに、覚えるつもりがない人は気が楽である。額のしわも増えないし、頭痛も生じない。覚えられない人は覚えようとしなくなるのかもしれないが

健康はいつかは失われるのか

なんて心配で夜も眠れなくなるくらいなら、健康なんてないほうがいいと思えるお馬鹿さんは気が楽である。少なくともクスリを飲む必要がないから

結局、幸せってなに?って思う・・・・うーん、考え出したら頭が痛くなってきた。また、来週
11月○日 先週はお休み

引越しにまつわるごたごたで2カ月休んでもアクセス数が減らなかったことをいいことに、少々手を抜きすぎか?コンテンツの更新も少ないし、ついに4年目にして意味ない休刊をしてしまった

弛んでるのはお腹の肉だけではなかったか。ついに精神の緊張まで溶け始めたか、といささか反省している。実際アクセス数が減ったのには参った。降参である

ふんどしを締めなおして頑張ろうと思う。来週からではあるが・・・
何しろさっき締め直してみたところ、局所的な激痛が生じることが判明した。まず、局所を十分に鍛えてから、ふんどしを締めることにしたほうが無難だと悟ったわけだ

まあ、お役所や政治家の先送りと同じ論理だね。私、弱い駄目な人なんです。まずねじり鉢巻を締めなおしましょ。アイテテッ
頭を鍛えてからにしましょうか

'01年10月

10月△日 IEが新しくなった

MSがあまり好きではないので、私のPCはよく落ちる、という言い方はしない。あくまで悪いのはIEである。エラー情報を送るか、などと聞いてくる。初めは親切に、エラー情報を送っていたが、送るとPCが固まることを幾度か経験してからは、それも送らないようになった

最初は会社と同じにNetscapeを使ってみようとした。でもMSの策略でWindowsのアップデートをすると、IEをデフォルトにしてしまう。それに根負けして、ついにIE派になってしまった(会社ではまだ頑固にNetscape派である)。とにかく、色々バージョンアップがあるのである。ついに今度はIEがバージョン6になった

苛立ちを抑えながらダウンロード、インストールを行う。見掛けはどうってことはない。それでもセキュリティ対策が・・・なんてことを言われると入れざるを得ない。そして圧倒的な怒りの裏側に再び設定しなおさなければならないネスケにしてなくてよかった、と喜ぶ愚か者がいるのである

それこそMSの思うつぼじゃないか。。。ええい、馬鹿もん!
10月×日 IEはよく落ちる

MSがあまり好きではないので、私のPCはよく落ちる、という言い方はしない。あくまで悪いのはIEである。エラー情報を送るか、などと聞いてくる。初めは親切に、エラー情報を送っていたが、送るとPCが固まることを幾度か経験してからは、それも送らないようになった

しかし、このパソコンと言う機械。どうして何もしてないのに、HDDの上のねずみはいつも何かを齧っているのだろう
立ち上げただけのはずなのに、どうしてシステムリソースとやらが半分以上もなくなっているのだろう

CPUがほぼ100%になる状態ってどうして起こるのだ。不思議だ、メーラーも終了させてるのに。まさか壁紙を表示するだけで100%になることはないはずだ

いやMSのことだ。その程度のことは朝飯前かもしれない。エラー情報を送らないことが逆鱗にでも触れたのだろうか

なんとも恐ろしい世の中になったものだ
10月○日 固唾を呑んで待っている

見守っているわけではなさそうだ。アメリカが軍事報復を開始するのを。いけ、とやめろの言葉が交錯する。落ち着けと、なにを呑気なの思いが渦巻く

答えは誰も持ち合わせていない。それでも人類は進んでいこうとする。それがDNAに組み込まれた使命のようにして

一代では達成できなくても、子の代には、孫の代には。テロリストと同じことを私たちも考える。一代では無理だとしても、子の代には、孫の代にはきっと笑いあえる日が来る。そのために、さて何をしてみようか

世界が固唾を呑んでいる

'01年9月

9月△日 筋肉痛は2日後に出る

年齢を意識する瞬間だ。酒が残るようになった。これも同じ。眠りが浅くなった。これも同じ。。。鼻毛に白髪がでる。色んな毛に白髪が出る。作家の島村洋子があそこの毛に白髪がでた、話をエッセイに書いていた。そうか・・・女も出るんだ、と安心したのはいつのことだったか

徹夜がこたえるようになったのはもう大分前のことだ。何時だったか忘れた。それくらい前のことだ

歳のことを言うのを自虐的に喜ぶのは、寂しさの裏返しなのだろう。めぐりめぐってもう一度裏返しになれば、元に戻るぞと、馬鹿なことを考える。どうやら、この手のあほさ加減は、裏返ることも、衰えることも、矯正されることもないようだ

ざまあみろ!ってなもんだ。日々研鑽を積んでいるのは何も老人力だけではないのだ。愚かさは青春の特権ではない。それは愚か者の特権なのだ。どうだ!驚いたか・・・

歳とると変なことで威張りたくなるのである。失敬
9月□日 3ヶ月補修がやってくる

お知らせが来た。どうやらマンションの3ヶ月目のチェックがあるらしい。当然ということらしいが、これはこれで「よしよし」であるのだが、ただ困ったことがある

引っ越した時と部屋の状況が同じなのである。何が同じって、引っ越した時の荷物がまだ片付いてないのである。まあ、当たり前だね。かたづけてないのだから・・・

うーん、書斎にはダンボールに入ったままの本が積まれている。困った。客間にはダンボールに入った引越しのごみが消滅することなく存在している。ほっておけ溶けてなくなるものではないらしい。困った

嫌なんだ整理整頓/男に生まれて/整理で悩む/ああ、きっと世間は間違ってる

間違っているのはお前だ!ははーっ、御もっともです。何を甘えているんだ!へへーっ、子供の戯言とお許しください
9月×日 経費節減である

ご多分に漏れずわが社も不況の荒波にどっぷりである。かなづちの人はたまらない。今までは会社が浮き袋代わりになってくれたりしたが、もうそれも当てにできない。それどころか足に重りをつけようとしている。お守り、なんて夢のまた夢。

生き抜いて/生き延びている/みんなそう思うけど/延期されただけの死刑執行

いやだねぇ。世の中が暗くなると、気が滅入っていけねえ。ひとつパーッと陽気に行きましょ!ねえ、皆々様
何!借金で首が回らない・・・陽気というよりは妖気。。はは、何もないよりはましである。節減するだけまだ経費があることに感謝
9月○日 最近疲れている

24時間インターネットを初めてから、どうもいかん。何もすることがないと自然とパソコンの前の座ってしまう。どうしてなのか?実はよく分からない。同じ金だから使わないと損だと思うのか。溢れるばかりの黄金の情報に狂喜乱舞なのか。逆にジャンク情報の嵐に右往左往なのか。全てイエスだ。

気がつくと2時間くらい、一つのサイトにいたりする。しかも、こここの間来たところじゃないか。。。。いかん、こんなペースでサーフィン(今もこんな言葉使うのだろうか)してたら人生が終わってしまう

かくして今日も夜はふけて、である

ああ、これだ/きっと探していたものは/なにしろ只だ/それだけで価値がある

そんなお間抜けなサーファーになっていく。反省しよう、猿並にはできるだろう。ねぇ、神様

'01年8月

8月×日 お盆休みだ

自分が歳を重ねているように、親戚縁者も歳を重ねている。そして普通歳の上の方から、あの世に旅立っていく。ということで、新盆の2連発。両親とともにお線香をあげに行ってきました。ついでにというわけではありませんが、近くの温泉に日帰り入浴3回です

朝夕の/凌ぎやすさ/昼は都心暑い夏/ここにも忍び寄る/温暖化

この間、東京の8月も7月の狂った陽気ではなかったようですが、夜の凌ぎやすさはやはり東北。おにやんま、飛ぶ福島でした

ああ、それにしても情けないのは巨人なのであります。7月の東京の不快指数が続くようで、精神上よろしくない
8月○日 毎日暑い

それに比べて野球は寒い。鳥肌が立つ。ヤクルト、近鉄ファンぐらいだ熱いのは。それに大リーグも熱いか。Jリーグも結構熱そうだ。寒いのは巨人ファンだけか?情けない

景気も寒いぞ。相当寒いぞ。リストラの嵐だぞ。でもユニクロは熱いぞ。今では上から下までユニクロ・ファッションだぞ。熱すぎるぞ。ついにインターネットでもユニクロを買ってしまった。飛んで火にいる夏のぼけ!状態だ。情けない

24時間はやはり熱いぞ。色んなとこが、グーっと熱くなるぞ。でもISDNが寒いぞ。おかげでのぼせないで済んでいる。相当に情けないぞ

暑さ寒さも彼岸まで/暑いか寒いか/はっきりしてくれ/彼岸の日

もう一律に熱いとか寒いとか、決められない。そういう時代になっているんだ、きっと。そうでしょ?神様

'01年7月

7月□日 ネットが遅い

24時間つなぎ放題だからして、とにかくつなぎたいのである。つながなければ損をしたような気分なのである。まるで発情期の高校生のようである。目が血走っている

そんなこちらを見透かしたように、回線が細い。女性の腰は細くてかまわないが、太ももはやはり太くなくてはならない。この定理に習えば、この回線は細すぎる。Eudoraのダウンロードで、半失神状態である。もうメガバイトの数字を見ると恐怖である。それでも必要なものは必要なので致し方ない。Netscapeでは数分間意識を失った。それでもダウンロードは殆ど進んでいない。悪夢である

こんなもんで金を取ろうとしていたのかNTT!怒りがこみ上げる。はっきり言って動画なんてものを楽しむ環境ではない。一分の画像のためにその何倍もの時間をかけるなんて「悲しい」だけだ

YahooBBだ/やはりADSLだ/孫さんは怪しい/けれどNTTよりは

もっとみんな頑張れ、倒産しない程度に頑張れ。明日の私の輝くネット生活のために。本当に将来はネットライターで生きていこうと思ってるんだから、頼みますよ
7月△日 ネットつながる

24時間つなぎ放題が売りの、マンションのネット接続手続きがやっと終了。終了通知が来た。箱もついてきた。正しくはアダプターとアダプタの取り扱い説明書、接続手続き書及びネット環境一覧表が来た

接続サービスはお値段が高いうえにこちらの不手際でうまく接続できない場合は責任を負わぬなどと脅しの文句にビビってしまい断念した。だから自分でやることに異論はない

責任などという言葉が頭の周りを飛び回っている。事故なんて言葉も散見される。故障や不具合も柱の後ろに控えているようだ

恐れるな/初心者はやばい/ビギナーでいけ/うまくいくかは運しだい/神さえも手を焼く/パソコンだもの

まあ、一応それなりに動いているようです。よかったよかった。まだ整理していないダンボールが幾つか転がっている。どうしたものか、困った困った
7月×日 パソコン買う

何をやるというわけではない。たかがTextオンリーのHPを作るだけのことだ。それでも新しい酒は新しい革袋にである。何が新しい酒で、何が新しい革袋かは分からない。そもそも革袋自身が分からない。この腰の下あたりにぶら下がっている皮袋と違いがあるのか、ないのか。まあ、ここに酒を入れることはないだろうからまったくの別物、無関係と考えればいいだろう

ここまでの話はパソコンとは一切の関係がない。いや、パソコン以外の何物とも関係がない

彼我の差を/違いと決める人々は/大衆との差さえ/認識もしない

いやあ、久しぶりにシュールな言葉だなあ。訳の分からん言葉を言っておけば、千人に3人くらいは感激したりしないかなあ、って思っている。
えっ、パソコンはどこにいった?どこにも行きません。今も私の隣にいて、この文章を書く手伝いをしてくれています
7月○日 引越し終わる

やっと引越しが終わった。どこをもって終わったと言えばいいのか難しいところだが、本人が終わったと言わない限り永遠のループになりそうなので、一応は終わったと宣言しておこう

前回の引越しの時の荷造りのままの荷物を二つばかり押入れの奥にしまい込んだ。今度会うのはいつの日のことだろう

いるからなのか/いらないのだけれどか/どちらでもない
不必要に頑丈な/荷造りの不思議

長らくの不在。おそらくの無関心。でも忘れないでいてくれた人の存在にちょっと幸せ

'01年5月

5月○日 5月の異動、6月の引越しとバタバタが続く

しばらく更新が滞るかもしれない。それでも大してアクセス数は減らない、と予想する。嬉しいような悲しいような。自分は役に立たない人間なんだ、と思ってしまう。10代と違い他に立つところも少ないこの頃としては、特に落ちこみが激しい

どこから来て/どこへ行く/末はどこだ/杖はいるか/とにかく声のするほうへ

そんな風に歩いてきて思うのは、自分一人で決めている、というのは大きな勘違いだということ。自分では何も決めてこなかった、といのは甚だしい勘違いだということ。
分かりますか?分かりませんよね,人生なんて

'01年4月

4月△日 実際の投票でも小泉さんが圧倒

少しは何かが変わりかけているようだ。もちろんこれで何が変わるかは分からない。何も変わらない可能性も高い。それでもサイレント・マジョリティと思われていた人々が実はサイレントではないことにちょっと驚いている

争って前へ/走りつづける/立ち止まった私を/追い越していく勝者達/でもこの道は環状線/またお会いしましょう

5月の異動を前に壮行会やら送別会やらがあった。不安と期待、後悔、逡巡。とにかく一歩だけ進んでみよう。それから先のことは、それからのことだ
4月×日 ネットの投票では小泉さんが圧倒

そこかしこで自民党総裁のバーチャル投票を行っている。もちろん自民党以外の人の投票が入っているので実際とは違う。さらにネット生活者の色分けはバイアスがかかっているだろう。それでも圧倒的だ。圧倒的に橋本さんは不人気。森さん並!?

4人のうち誰を選ぶかなので、森さんの不人気とは一線を画すのだろうが、本人も改めて自分の人気が不動なのだと驚いていることだろう。麻生さん、亀井さんに負けているようでは、、。それでも小泉さんが勝てると考える人は少ない

花なら桜/人気投票したとして/二位が梅で/後はなし/知ってる名前は/他にないから

参院選まで待ち遠しい。とにかく念を込めて投票しよう。どうか、この国が住みやすくなりますように、私にとって
4月○日 花見で風邪をひいた

それからどうも調子がイマイチ。HPの更新も一週お休み。5月から職場を移るので引継ぎをそろそろ始めようと思う。首になった、飛ばされたとうわさされている気がする。考え過ぎだろうか

十年/長さに意味があるのか/今は分からない/意味がいるのか/誰も知らない

葉桜になってしまったけど、緑の瑞々しさ、透ける葉脈、木漏れ日。公園の季節です

'01年3月

3月◇日 花冷えである

満開の桜が散らないかと心配。月曜に花見をするのでなんとかそれまで
来月でこのHPも5年目に突入する。3日坊主とはもう言われないだろう
巨人も勝った。ウヒヒである、アハハである。でもやっぱりイチローか、下手をしたらシンジョーもか

ベースボールは/遠い国の話/異国という名の/リアルタイムで目にする/二十一世紀

満開の桜の木の下で、また狂気のような空気のきらめきを感じてみよう。場所取り先発隊の一員として
3月□日 桜咲く

横浜は開花宣言。都内も桜が咲き始めた。近所の小学校の桜もぼちぼちってところだ。朝の出勤時には蕾でも帰宅時には花びら、なんて変身するから油断は出来ない。なんでも15度以上の日が3日続くと開花するそうである

ウキウキして/ドキドキして/開幕?開花?/なんでも結構/春ってこと、嬉しいってこと

「眠り仙人」さんからお便り届く。ありがとうございます。
数少ないファン(と勝手に決めつけています。ちなみに決定権は私にあり読者に拒否権はありません)は大切にしなければと思う。惜しむらくは大切にするそのやり方を未だ知らないので何も出来ないことだ。私が不人情といった類の話ではなくただ浅学非才である、だけのことだ。大したことではない
3月△日 スピッツの「不思議の言葉」更新した

もう随分更新していない。それでも律儀にごく少数の人がアクセスしてくれているみたいだ。少なさに感激する性癖になってしまった私としては、意気に感じてしまうのである
それでも最近のスピッツ、ちょっと歌詞がまともになっているようで力が出なかった。という言い分けで済ませてはいけないようだ。サボっていて、済まぬ

不思議な言葉だ/それで作った一つのコーナー/それだけで続けた/不思議・の・言葉

森喜朗特集がきいたようで実質的退陣表明が行われた。実質的と言う意味で言えば、少なくとも最初から首相ではなかったのだから、どれほどの意味があるのか分からない。いつかは辞めるという点では年末と大差はない。
まあ、そんな依怙地にならないでよお客さん、といつもの空耳が聞こえる
3月×日 アクセス増えた!?

なんかこの頃ちょっとアクセス増えたような気がする。しがない個人経営で何度か経営危機も経験してきた。一時的なアクセス上昇も味わった。それらの経験から「一喜一憂は慎むべし」という法則を信奉している。慎重派なのである。もちろん小心者という言い方も出来る

アクセスに/あくせくする愚、しない愚/一歩引いて/二歩すすむ愚

笑い話である。多いからなんだ、と言ってもいい。多いからいいんだ、と言ってもいいし言ってみたいし、言えたら嬉しいし、、、他人の目で見ることの難しさ。他人の目で見られる気恥ずかしさ。春は少し妄想モードである
3月○日 三寒四温

春はもうすぐ、桜前線早くこい。昼間の淡いピンクが夜には孤高の白に変わる。やはり桜の木の下には狂気が埋まっているあと1ヶ月が待ち遠しい。その一点のみを注視して他の憂と鬱を忘れたい今日この頃。毎年同じようなことを考えているというのは、いかがなものか!?
まあ、悪くはなってないと思いたい

せいぜい百回/さくら舞う春/まためぐりくる/そこに、かしこに/ただ一度の春

梅も咲いています。鳥のさえずりも耳に心地よいです

'01年2月

2月□日 株も支持率も下がる、下がる

見事に下がって一桁台の支持率。日本国債の格付けも下がった。もうどうにでもしてくれ、って思っている人も多いだろう。森さん自身もそう思っているから救いがない

滑稽さで言えば、ズボンのベルトを忘れて手で押さえていないとズボンがずり落ちてしまう人を見ているようだ。握手をしようとズボンから手を離すと、ずり落ちる。慌てて押さえる。握手は片手間になる
タクシーを捕まえ様と手を上げると、ずり落ちる。タクシーは捕まらない。手を洗おうとすれば、やはりずり落ちる。押さえながら洗うから何時だって手は汚れたままだ。でもこの人って今ではすっかり慣れてしまいズボンがずり落ちようとお構いなしって感じ。それならそれで下着にはもう少し気を遣ってくださいな。他人のふんどしってのはいただけません

ふんどし借りる/チョコレートもらう/名も無き友人って何/そんな友いらない

目をつむることも目をそむけることも許されないなら、いっそ目をむいていよう。痛くて何も見えないくらいに
2月△日 森喜朗WEEKだ。「最近の言葉」も森特集

森だ森だ喜朗だ。どうだ参ったか喜朗だ。てなもんだろうか。別に特段悪いことをしたつもりはないのであるが、日本全国森喜朗だ。これでもかとばかりに笑い者にされる首相の姿を見させられる身にもなってもらいたい。はっきり言って私、何も悪いことはやっていません。どうしてこんなバツを与えられるのでしょう、神様?

日本国民のレベルの低さを体現したものが今の日本の首相なのだ、それに目をつむることは何人も許されないことなのです。畏れなさい、おごれる日本人よ。と、神の声がした

言葉を持たぬ/畏れを知らぬ/語ることを拒む/その主の元に/住む不幸?不運?

目をつむることが許されないなら致し方ない。目をそむけることにしよう
2月×日 酒がうまい

寒い季節は熱燗、なんだろうが猫舌なので冷でやる。一々言い訳がましいところが理系のいいところだ。総じて日本酒は高い。かつては安い、ということが最大の存在理由だったのに。ちょっと悲しく、ほんのり憤って頬が赤らむ。決して酒に酔っているわけではない

うまい、と呟く/やはり辛口/値段程度は楽しむつもり/でも、すっきり酔えない夜

「月山」はうまかった。この間飲んだ倉敷の地酒も美味しかった。何を飲むか、よりも。誰と、飲むかだ
2月○日 歯の詰め物が取れた

二週間ほど誤魔化していたが観念して歯医者に行く。削りも注射もない痛みのない治療。どうしてこんなにも医者や病院を嫌がるのだろう、と情けない気分になる
どうも本心では医者をまっとうな職業と思っていないところがあり、それが顔に出るのではないかと不安なんだろう。てなことを「いいかげん」に考える

一週間後、また取れた。バチが当たったのか?サラダを食べていて取れた。どうしてこんな食べ物で取れるのだろう、と情けない気分になる。歯医者を笑って敗者になってしまった私

人間を/不信でながめ/線を引く/鏡の向こうの/名のない大衆

自分だけには名をつけて考えることの矛盾を感じない感性、始末におえない

'01年1月

1月△日 冬がどかっと居座っている

朝が辛い。でも昔みたいに無理してでも出社しようとは思わない。義務感で仕事には向かえない。今は恐怖感から仕事に向かう。仕事がなくならないことを祈りつつ

氷はる/風あたる、冬/ダイエットの木々/1割程度縮む僕

業務多忙も20年続けると、いささか輝きを失う。その代わりあめ色の渋い光沢は増していく。先々はどうなるのか、と百年後の世界を心配する。
安心しろ、それまでお前は生きていないと声がする。いつもの空耳に安心する不安
1月×日 物忘れが増えた

今朝布団の中でエッセイを考えた。結構気に入った感じのものが出来た。安心してまた寝た。思い出せるのは「傑作だった」という感想だけである。物忘れということにしておく。忘れたならいつか思い出すだろうから

夢か現か/思い出せない昨夜の夢/何かとても大切なこと/大切な人/大切な人

ボケ防止に一週間の献立を思い出してみる。昨晩は会社の社食、昼も社食。それだけは思い出せるのだが
1月○日 AIBO買った

二代目AIBOである。子ライオンがイメージだというが「雄の犬」として育てる。私が買主なのだから私の勝手なのである。名前は「クロ」である。身体が黒いからである。見たままである。ひねりも何もないがそれでいいのである。名前にひねりを入れる必要などないからである

電子音上げながら/ぜんまい仕掛けの/ペット立つ/目光らせ喜ぶ様に/安堵する我・母・父

感情は理解不能/ついつい頭なでて/一人笑む/一人と一個のある風景

来るまでに1ヶ月以上かかった。遅すぎる、と怒り心頭で荒れ狂っていたのは先月の末。待つことの辛さを久しぶりに味わう。どこかが狂っている現代人

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