「踊る奔流」について




 この作品は、とあるライトノベルの、私が愛してやまない登場人物達による、異時代パラレルとして書き始めました。
 ですが、登場人物達は原作とは全く離れて自由に飛躍し始め、いまや元となったキャラたちの名前を名乗るのもおこがましいような状態となってしまいました。ですが私にとっては、彼らは愛するキャラたちから派生した人物像であり、極端な不都合の無い限りは、名前を借りていたいと思っています。
 原作及びその著者のファンの方の中には、このような形での作品の歪曲は許しがたいと思われる方もおられるかと思います。その場合は、このまま、このウィンドウを閉めるなり、他のサイトへ飛ぶなり・・・していただければ有難く存じます。
 こんな愛情の表現もあるのだな、と、ご理解いただければ幸いです。

 この作品は、あくまでも私個人の趣味の創作作品であり、如何なる特定人物、出版社、団体・機関とは、一切関係が無いことをお断りいたします。


Story
 1899年、ニューイヤーズ・イブの夜、オーストリア・ハンガリー帝国の帝都ウイーン。宮殿に程近いカフェでは、来るべき新年を祝うパーティーが、たけなわだった。
 列強各国の外交官達が集い、脆いヨーロッパの均衡を、ある者は崩そうとし、ある者はなんとか護ろうと各々に策略を謀る。若いドイツ帝国陸軍少佐と、敏腕を噂される英国外交官が出会ったのは、紫煙のくゆらぎの中に、様々な思惑が交差する、そんな宴席の華やいだ瞬間の狭間。
 バルカンの小国を復興させることによって、欧州の火種を操ろうとする英国。その動きを封じることによって覇権を奪おうとするドイツ帝国。それぞれの国の思惑、過去の因縁、そして互いへの想いに縛られながらも、時代に翻弄され、尚もその濁流を変えようとあがく男たちの、これは物語です。
 歴史的事実や実在人物を参考にしている部分はありますが、ここに書かれていることは史実ではありません。あくまでもフィクションです。

Contents

I. Vienna,1899  II. Millenium  III. Sciens form Terralium  Intermission: Baghdad   IV. Illusion
V. Alexandrite VI. Paris,1900 VII. Ignition Point  VIII. Stream  IX. Destiny  X. Rondo

About Link:
このページへのリンクは自由ですが、ご一報頂けると本当に嬉しいです。
リンクの際にはトップページ
http://www.oocities.org/waniblanca2/dance/top.html にお願いします。これ以外のページはURLが変わる可能性があります。

Rondo -- 輪舞 Rondo -- 輪舞


BACK