書籍評論/韓国の新聞が注目する本

歴史的に深くて永い日本の中にある韓国の根

古代日本は韓国人の支配下

30年以上も世界各地を渡って活動してきた貿易会社社長が、韓国と日本の古代史についての本を英文で編集して出版した。パク・ジョンファ(株)サムエサ社長がその人だ。 70歳を過ぎたパク社長は最近、ニューヨークで『The Historic Long,Deep Korean Roots in Japan』(歴史的に深くて永い日本の中にある韓国の根、ビンテージプレス刊)という本を出した。

パク社長はこの本で、古代日本の支配階層および主流階級は大和民族でなく、韓半島からの渡来人であることを立証すべく力を注いだ。 「日本列島には本来大和民族という先住民が居住し、韓半島の渡来人は日本の文物形成に断片的に寄与しただけだ」とする皇国史観の間違いを、各種文献史料を引用して1つ1つ批判した。 この本には▽日本の国号「ニッポン」は7世紀後半に高句麗(コグリョ)の高僧によって命名された▽645年まで日本の通称だった「倭」は伽耶(カヤ)の別称だった▽日本の建国神話に出てくる韓神は、大己貴尊(おおあなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)であり、今でも奈良市の神社に韓国の神として祭られている−−などと詳細な記録とを根拠に記述している。

パク社長は「韓日古代史を世界に正確に知らしめるには、韓国語や日本語よりも英語で本を出した方が良い」と話した。

さらにパク社長は「米国に続き、今年中にも英国・オーストラリア・ニュージーランド・インド・南ア共和国などで同時に出版する計画だ」と話した。

イ・ジョンミン記者 < jmlee@joongang.co.kr >


中央日報 2004.09.16 19:16 より

 韓国人の願望が生んだトンデモ本みたいです。

約5000年前に檀君が即位して成立した朝鮮王国が東アジア一帯を支配した。
この神話を歴史的事実として、長年学校で教育し続けている成果でしょう。

 こんなトンデモ本は日本にたくさんありますが、メジャー新聞で大きく取り上げられるところが韓国らしいですね。