アメリカにサイバーテロ

朝鮮日報 2002.02.21(日)15:21

「不公平な判定」ネチズンの怒り爆発

 「我々は金メダルを盗まれた」 
 21日(韓国時間)、米国のソルトレークシティー・アイスセンターで開かれた冬季五輪・ショートトラック男子1500メートル決勝戦、韓国の金東聖(キム・ドンソン/22/高麗大)選手が失格し、金メダルが米国のアポロ・オーノの手に渡ったことで、ネチズンの怒りが爆発している。

 ネチズンは今月17日、アン・ヒョンスと金東聖がショートトラック1000メートルの予選リーグと決勝戦で、審判が不利な判定を下し、失格したのに続き、この日、またも釈然としない判定で金メダルを「奪われた」ことに対して憤慨している。

 この日、インターネットの各掲示板には「冬季五輪にこれ以上参加する理由がない。 ボイコットせよ」、「米国は韓国の若い選手たちの血汗が滲んでいる金メダルを盗んだ」という鬱憤と怒りが込められた文章で埋め尽くされた。

 また、「今日の午前零時に冬季五輪の公式ホームページ(www.saltlake2002.com)をダウンさせよ」というサイバーデモを督励する内容や、サイバーデモ用のプログラムを配布するウェブサイトの案内が相次いで掲示されている

 ネット上で行われている投票では21日午後2時現在、約9万6000人が参加し、95%のネチズンが「正当でない」に投票している。

 このサイバーデモとは、日本の法律では威力業務妨害となるれっきとした犯罪行為。
この記事は、犯罪を諫めることなく、逆に煽るような報道をしている。