韓国に媚びる反日日本人 市民運動家 矢野秀喜

朝鮮日報 2001.08.10(日)20:04

位牌返還運動繰り広げる市民運動家、矢野秀喜さん

 靖国神社に合祀されている韓国人の位牌の返還を呼びかける運動に参加している市民運動家の矢野秀喜さんは、「韓国としては民族的人格のかかった問題だと思う」とした。彼は、合祀されている韓国人の遺族が、名誉毀損の損害賠償と分祀を要求して請求した日本内での裁判のために資料を用モし、法律家に協力を要請するなど、様々な面から韓国を支援している。8日に日本の議員会館で行われた“靖国神社参拝反対集会”に参加した矢野さんに会った。
−この問題に関わるようになったきっかけは?

 「ソウルの遺族会から支援を要請されて参加することになりました。1990年代に慰安婦問題で裁判に参加することになったのが(韓国関連の問題と)縁の始まりです」

−韓国人が合祀されている事実をどのように見ているか?

 「私も2万1000人におよぶ多くの韓国人が合祀されていることは知りませんでした。韓国の遺族には何も知らせないまま合祀したということは問題です。靖国神社は軍国主義の象徴のような場所で、天皇のために、そして日本のために死んだ人が祭られている所です。(韓国人の合祀は)民族的な人格権を無視した措置です」

−日本政府と靖国神社はなぜ分祀に同意しないのか?

 「日本政府は『植民地支配下の韓国人や台湾人は日本の国民だった』という名分のために、『日本の国民として戦争に参加した』という事実を否認することができないためではないでしょうか。すべての戦争の犠牲者を集めて追悼することは有り得ることですが、靖国神社は日本でも『問題が多い』と指摘されている所です。また、日本は彼らに対して何の補償もしていません。これは『同じ国民として戦った』という日本政府の主張に照らし合わせてみても一貫性のない部分です」

東京=権大烈(クォン・デヨル)特派員

中央日報 2002.12.16 19:57

「日本強制徴用者の位牌返還事業」で詐欺

 ソウル西大門(ソデムン)警察署は16日、日本による植民地支配期に強制徴用された韓国人の遺体や位牌を韓国に輸入する事業を行い、投資者から数億ウォンをだまし取った容疑(詐欺)で、美術関連社団法人の幹部朴(パク、61)某氏を拘束した。

 調べによると、朴氏は昨年11月から「太平洋戦争無縁故英霊奉還事業」を進め、知人の姜(カン、46)某氏に「遺体や位牌を輸入すれば、日本政府から1体(基)当たり200万円の補償金を受け取ることができる」と接近して姜氏を事業本部長役に任命した後、推進費として48回にわたり計2億5000万ウォン余りを受け取った疑い。

 警察では「朴氏が、日本の裁判所が昨年9月に出した判決で、強制徴用犠牲者への賠償が、海軍徴用船だった浮島丸爆沈事件の韓国人犠牲者15人の遺族に限られていることを知りつつ、姜氏を騙した」としている。

  位牌など存在していないのに、位牌を要求すれば日本から金をむしり取れると韓国人は認識しています。