「売春禁止は違憲」 訴訟相次ぐ

中央日報 2004.11.18 17:12

「性売買特別法は違憲」…憲法訴訟相次ぐ

 9月に施行された性売買特別法をめぐる憲法訴訟が相次いで提起されている。

 江原道(カンウォンド)に住むチェさんは最近、「妻が性不感症にかかり性欲を買春で解消してきたが、特別法のため問題が生じた」とし、「特に、特別法は風俗店従事者の生計まで脅かしており不当だ」と、憲法裁に憲法訴訟を提起したという。

 ソウル方背洞(バンベドン)でスポーツマッサージ店を経営するキムさんも、先月26日、「性売買特別法の施行で職業選択の自由など、憲法上の基本権を侵害された」として、憲法訴訟を起こした。

 キムさんは「この法は、多くの男性の基本的欲求を法律で抑圧しており、観光産業の委縮で地方経済に打撃を与える」と主張した。

河在植(ハ・ジェシック)記者 < angelha@joongang.co.kr >

朝鮮日報 2004/11/18 19:11

異色な憲法訴願2件 性売買防止法関連

 江原(カンウォン)道で暮らすチェ某さんは今月12日、「妻に性的な問題があり、性欲を外で解消してきたが、性売買防止法の施行で不可能になった」とし、「これにより風俗店の従事者たちの生計も脅かされている」と憲法訴願を提起した。

 また、ソウル・方背(パンベ)洞でスポーツマッサージ店を営業していたキム某さんは、「特別法のために法施行以前の9月17日、店を廃業した」との理由で、先月憲法訴願を提出し、「特別法は大多数の男性たちの基本的欲求を抑圧し、観光産業の萎縮により地方経済にも打撃を与える可能性がある」と主張した。

 憲法裁判所関係者は、2つの事件を指定裁判部に割り当て、適法要件を整えているのか検討しているが、本格的な審理が行われるかは未知数だとした。

崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者 jhchoi@chosun.com