オベルト・アイラウディ


私の視点からは終わりというものはありません。
いつでも新しい始まりへの可能性というような瞬間があるだけなのです。

我々の視点は相対的です。コップ半分の水を見て、半分しかないと思う人もいれば、半分もあると思う人もいます。悲観的か、楽観的かといってもいいですし、否定的か、肯定的といっても構いません。すべてが終わりだと思えば、そこから先はありませんが、その同じ瞬間をすべての始りと見ることもできます。何故なら、すべてのものは限りなく循環しているからです。出会いがあり別れがある、そして別れの後には、新しい出会いがあります。生があり死がある、そして死の後には、新しい生があります。とりあえず、そのような難しいことを考えたくなければ、こう考えてみてください。終わりだと考えるのと、始りだと考えるのと、どちらが楽しいですか?終わりだと言って、悲嘆にくれているよりは、始りだと言って、喜びに満ちているほうが遥かに素敵に思えませんか。そして、あなたの考えていることが現実となります。2001/08/28


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