ジナ・サーミナラ
博士の幅広い知識と、深い洞察には敬服いたします。人は、より高
いレベルの存在に触れ続けていると、それに見合う知識と言葉を持
つようになるということでしょう。
人間は魂であり、肉体は一時的所有物・用具である、ということを
いつも忘れてはなりません。
人間ひとりひとりの身体は、そのなかに住む魂の本性のある面を明
らかにする重要な鍵であり、手がかりなのです。
恵まれた立場は、実は非常に難しいテストになるうるものです。
恐れや不安につきまとわれるというのは、愛がそこにないという証
拠なのです。
キリスト教意識(愛そのもの)に達するということは、あらゆるカ
ルマを解消することです。
愛こそ、あらゆる徳の根本なのです。
もし、その行動がだれかを傷つけることになるなら、自分のとるべ
き行動は明らかです。差し控えることです。
大切なことはその理解と認識を肉体に移し替えることなのです。
私達は誰でも、完全なバランスを自分自身の内部に保った一つの単
位にならなければなりません。
私達は終局的には自足状態に達し、自分自身の内部においてすべて
満ち足りているというようになる必要があります。