2001/2/28 - 3/10までアジアを回ってきました。
現地の空港の公衆電話などから接続して、アップデートしたものです。
(帰国後一部画像を修正しました)


place:シンガポールに向かう飛行機の中
date: 2001/02/28 19:13(GMT+8)

comment:
カナダに行ったときとは、空が違う。やっぱりこっちは 夏の空という感じ。

カナダに行くときは、AIR CANADAだったけど、今回はCathay Pacific。
おなじエアバスだったけど、シートの広さがちょっと違う。
AIR CANADAの方が広かった。特に前のシートとの距離が。Cathayは、
ちょっと狭いので、膝がぶつかってしまうし、テーブルのものすごく窮屈。
AIR CANADAは、欧米人向けにできているのだろうか…。
でもCathayには、1シート毎に液晶モニタがついているのがGood!
(ただ、香港→シンガポール(ボーイングB777-200)には液晶がなかった)
あとは、Cathayの方が、結構ルーズかも。シートベルトのサインがついたあとに、
立ち歩いているひとがいても、何も言わない…。
 



新加坡

place:シンガポールといえば…
date: 2001/03/01 11:31 (GMT+8)

comment:
30度を超えて蒸し暑いです。いきなりこの気温で、ちょっと夏ばて気味…
で、シンガポールといえば、とりあえずここでしょう。
というわけで、「おっと、証拠写真」(笑)(高橋研しかわからないか…)

しかし、何でも罰金で片づけるシンガポール。
泊まったホテルには、ホテルのサービス説明かと思いきや、
ホテルものを壊した(or持ち去った)ときの罰金表が!
一番高いのは、テレビ350ドル(23500円)で、次がベッド150ドル…
ハンガーとティースプーンが1ドルと、片っ端から書いてある。これには参った。

まとめ(感想)
・適当な英語でも十分通じる。それと、いろんな人種がいるので、
 あまり外国人扱いされない。
・信号無視する人がとにかく多い。(一方通行が多いから、やりやすい)
・テレビがPAL方式。映像が1秒間に25枚なので、やたらちらつく。
 それに番組がつまらない。
・セントサ島(リゾート地)へ行くケーブルカーは、往復6ドルなのに、
 黙っていると15ドル(←こっちは新型なのだと)も請求される。
 でも、6ドルチケットなのに、帰りは新型に乗れた。
 (…別に大差なかったぞ)
・地下鉄(MRT)内でも、なぜか携帯電話が通じる。
・MRTのエスカレータ(OTIS製)は、高速!!(日本の1.5倍くらい)
・まじめに買い物するならオーチャードロード。
 (伊勢丹、高島屋、HMV等)
 City Hall近くのSuntec City Mallは、大規模でかなり店が多い。
 ここのTower3には、Carrefourがあって、
 シンガポールの品物と、生活がすべて見られた気になれる。
 怪しいものを探すなら夜、Bugisのブギスビレッジへ
 (和洋中のCDが5枚で10ドル…!?)
 




馬來西亞

place:歩いてたった10分のところなのに
date: 2001/03/02 10:46 (GMT+8)

comment:
シンガポールから列車で1時間。
といっても、列車が途中で止まったりするので、
実際には、シンガポールの端から数分。川を越えてすぐのところが、
マレーシアのJohor Bahru(ジョホールバル)。
パスポートさえあれば、シンガポールと簡単に行き来ができる。
もちろん歩いて国境を越えてもOK
そんな近い所なのに、なんということか…。街はゴチャゴチャして、
ゴミが散乱しているし、車は多いし、路上駐車もすごい。
川もゴミだらけだった。シンガポールはきれいすぎるのと、超対照的。
(写真左下の人物に注目!!→研究室の森田@やらせ)
二人で1000円分両替したけど、軽く食事しただけなので、
600円程度しか使わなかった。
シンガポールに戻るとき、シンガポールの出入国カードを
売りつけてくる人がいるがそれは無視。

まとめ
・シンガポールから簡単にいける。
・街はかなりゴチャゴチャ(悪臭もする)。
・車はシンガポールや日本と同じ、左側通行。
・1000円分あれば、2人でも十分足りる。物価はかなり安い。
・サルタン王宮を見に行ったら、金曜は休みだった。(日曜も休みらしい)
・サルタン王宮の脇に、でかくてきれいなショッピングモールがある。
 

update from シンガポール国際空港 2001/03/03 13:20(GMT+8)





place:シンガポール→タイ・バンコク(CX712)
date: 2001/03/03 14:30 (GMT+7)
comment:
今回乗った飛行機(B777-300)は、前のシートに足もぶつからず、
今までの中で一番広々としていた。
シート毎に液晶モニタがあって、現在の飛行位置、高度、到着予定時間
などを見ることができる。さらに今回は、飛行機の機体の下、
前車輪の後ろ付近にCCDカメラが取り付けられていて、
離陸から着陸までずっとモニタできた。
ちょうどフライトシミュレータ風。すごく臨場感があって楽しかった。

バンコク国際空港に到着すると、第2ターミナル?が、やけに騒がしかった。
消防車が何十台も出ていて、機体からは煙が上がっていた。(デジカメ間に合わず)
その脇を何事もなく通過したので、何も知らなかったが、
メールで爆破事件があったことを知った。
 


泰國

place:車王国バンコク
date: 2001/03/05 10:27 (GMT+7)

comment:
バンコクは、車なしでは何もできない、そんなところだと感じた。
とにかく車だらけで、信号なしの横断歩道なんて、渡れたものではない。
信号のある交差点ですら、横断歩道は機能していない…
(横断歩道自体ない事が多い)。
最初は現地人にくっついていかないと、とても横断できなかった。
 

place:アユタヤ
date: 2001/03/04 10:33 (GMT+7)

comment:
写真は、北に90kmのアユタヤという地域(遺跡の名前は忘れた)。
とにかく暑いけど、湿度は低いので、日陰ならエアコンなしでもOK。
ここは、遺跡が数kmの範囲に点在している。とにかくたくさんあって、
じっくりまわろうとしたら、一日かかるような広さ。
時間があまりなかったのが残念。
どれも、れんがを積んだような構造で、もし地震がきたらたぶん一発…
という作り。それでも、何百年と残っているんだから、地震はないって事か?
(バンコクのビルも高速道路の橋脚も、見るからに貧弱そう)
 

まとめ(主にバンコク)
・車が多く、空気が悪い。車は最優先で、歩行者はすきを見て横断。
・日本車がとにかく多い。
・観光客を見るとやたらと声をかけてくる。
 (基本的に皆とても親切だが、だまし目的も結構ある)
・車はシンガポールや日本と同じ、左側通行。
・中心部を走るスカイトレインという乗り物は、非常に便利で快適。
 (便利だけど、運行エリアが限定されている)
・タイの鉄道の線路幅は、標準軌ではない。(マレー鉄道もそうだった)
 ただ、スカイトレイン(シーメンス製車輌)は標準軌だった。
・建物の屋上には、3m級のメッシュパラボラアンテナが林立。
・電柱には、アステルのようなPHSのような小型アンテナが、
 ビルの屋上には、DDIP風の4本アンテナの基地局が…。(詳細不明)
・UNO(資生堂??)の広告がやたら目立つ。ショッピングセンターで大規模な
 キャンペーンまでやっていた。タイでも発売!?
・犬がやたらと多い。でも暑くてのびている。かわいそう…  (バンコク&アユタヤ)
 

update from バンコク国際空港 2001/03/05 14:15(GMT+7)




香港

place:九龍半島から香港島方面(フェリー乗り場近くの公園)
date: 2001/03/06 11:16 (GMT+8)

comment:
香港は非常に過ごしやすい。最低18度、最高23度。
夜でも半袖で大丈夫だし、昼もそれほど暑くない。
タイでは、気温が高く湿度が低いので、一日にペットボトルを
5本も6本も消費していた。でも、こちらでは1本も消費しない程度。
涼しいせいか、やたらとお腹も空く…。

写真は九龍半島の先端から、海を挟んで香港島方向。
写真の右側と、左側に特徴的なビルが見える。
ちょうど画像の中央奥の山の頂上が展望台。
 

place:香港島から九龍半島(山頂の展望台)
date: 2001/03/06 20:03 (GMT+8)

comment:
香港島側、山頂の展望台からの夜景(俗に言う100万ドルの夜景)。
昼間撮った(一つ上の)写真と、ちょうど逆からの構図。
例の特徴的なビルが、一つ前の写真とちょうど左右対称になっている。
 

まとめ
・車は多いが、どこかと違って信号がしっかりしているので、安心して渡れる。
・車はシンガポールや日本と同じ、左側通行(ここまでずっと左側通行の国)。
・横断者用の信号機が、カチカチと音を立てる。目の不自由な人のため!?
 はっきり言ってやかましい。どんな感じかというと、歩行者が
 → 青 -- カチカチカチカチ… (連続音)
 → 点滅 -- カチカチカチ、カチカチカチ、…(断続的)
 → 赤 -- カチッ、カチッ、カチッ、…(一秒に一回くらい)
・土地が狭いので、とにかく上にのびることしかできない。
 ビルはヒョロっとしていてのっぽだし、バスも路面電車も2階建て。
 2階建てバスの2階席は、とても眺めがいい。
・1Fは1階でない。1階はG、2階が1Fという感じ。
・トイレが見つからない。ビルやショッピングセンタに行っても、
 トイレの案内表示がない。で、だいたい非常階段と同じところにこっそりある。
・タイの人に比べて、全体にせっかちな感じ。声もでかい(笑)
・香港人は寒がり!? 20度もあるのに、夜コートを着ている人を、結構見かけた。
 確かに建物の中や電車の中は、ちょっと冷房がきついけど…。
・電車やバスには、非接触式のプリペイドカード(八達通:OCTOPUS)が使える。
 非接触式なので、カードが入った財布ごとかざすだけでいい。すごく便利。
 金額の継ぎ足しと、返金も可能。JR東日本ののIOカードや、
 首都圏私鉄のパスネットなど目じゃない。
・交通機関の料金や物価は、日本の半分から2/3程度のだが、
 今までに比べれば、非常に高く感じる。(でも日本はもっと高いんだよね…)
 シンガポール、マレーシア、タイで6日過ごして、12000円程度だったのに、
 香港に来てすでに10000円以上両替してしまった。
・エスカレータの人が乗る部分と壁の境目には、
 絶対ブラシか、ゴムのガードらしきものがついている。
 ブラシの場合、靴磨きにもなる(と思った)。
・空港まで行かなくても、香港駅、九龍駅でチェックインと、
 荷物の預けができるのが、非常に便利。(エアポートエクスプレス利用者のみ)
 

update from 2001/03/07 香港國際機場 16:15 (GMT+8)





place:近すぎる国際線:香港→台北(CX402)
date: 2001/03/07
comment:
香港と台湾の台北間は、飛行機で1時間35分、距離にして1000kmあまり。
それでも国際線ということで、機内食はしっかりと出る。
しかし、離着陸の前後15分は、シートベルト着用のため、
機内サービスもできない。ということで、実質1時間ほどしかない。
この短い時間に、飲み物と食事を配って、さらに回収しなければならない。
今回はさらに追い打ちをかけるように、非常に強い追い風を受けたため、
飛行機は時速1000kmを越えた。実際に香港を飛びだってから、
台北に着陸するまで、1時間かからなかった。
そのため、機内食を最後まで配り終わる頃には、最初の方の人の分は
片づけはじめるという、せわしなさ。食べる方も、かなりせかされた。

今まで機内食で箸が出たのは、日本を離発着する便のみ。(キャセイ,Air Canada)
同じく箸を使う国なのに、香港台湾間は箸がない。(キャセイ)
他の航空会社はどうなんだろうか。
 


台湾(台北)

place:中正紀念堂
date: 2001/03/09 15:55 (GMT+8)

comment:
この季節、台北は天気が悪い。到着した7日から、8日の午前中にかけては、
雨が降ったりやんだり。気温も香港に比べてぐっと低く肌寒かった(最高16度位)。
でも、9日は一転して快晴。風が強かったものの、暖かくなった。

ところで、今まで回ってきた国は、すべて車が左側通行(日本と同じ)だった。
(世界的には右側通行の方が多いはず)
ところが台湾だけは右側通行なので混乱する。
また、テレビもいままでずっとPALだったのが、台湾は日本と同じNTSC。
1秒間に30フレームの画像は、ちらつきが少ない。
それになりより、いつも見慣れたテレビ放送が多くてホッとする(笑)。
台視,中視,華視,民視,東森新聞台,鳳凰衛視中文台,Channel[V]等々。
(日本のテレビは、NHK Worldのみ)
気候も文化も、日本にぐっと近くなった気がする。

写真は、蒋介石の業績をたたえて作られたという、中正紀念堂。
ここは恐ろしく広いところ(25万平方m(350m×700mくらいある))。
大きさの感覚がわかりにくいと思うけど、後ろの建物(中正紀念堂)の
高さは70mあって、実際には100m以上離れている。
台湾の象徴のようなところで、地下鉄の中正紀念堂駅だけはやたらゴージャス。

※後ろの建物のスケール感覚が、わかりにくいとの声がありましたので、
 写真を差し替えました。黄色い○内米粒のようなのが人です。(わかりにくいかな…?)
別の角度から(建物の階段を上がった所から撮影方向)
 

place:台湾の渋谷センター街? 西門(シーメン)
date: 2001/03/08 19:47 (GMT+8)

comment:
台北市内を歩いていて、あちこちで怪しげな日本語を見かける。
本屋に入れば、日本の雑誌専用のコーナーがあるし、
それ以外でも、何となく日本のものが置かれている。
(あまりにさりげなさすぎて、一瞬気がつかない)
また、CDショップでもJPOPSは洋楽よりも、幅をきかせている。
新譜コーナーは、中国語曲もJPOPSも韓国語曲も、ごちゃ混ぜで区別がない。

ここは、渋谷のセンター街のような雰囲気のする繁華街。
いろんな店がある。「竹下通」という日本物のグッズ(?)もあった。
店先でかかっている曲も、このようなところでは、JPOPSが多かったりする。
とにかく、台湾はかなり日本の影響が強いと思った。

写真両脇の照明の色、香港の電視台TVBのロゴを
思い出してしまったんだけど、どうでしょう?(わかるは人約1名?)
 

まとめ
・車は日本と逆の右側通行。
 そして、スクーターが恐ろしく多い。
 細い道など、チョロチョロと危なっかしいし、路駐も邪魔!!
 そのかわり自転車はほとんど見ない。台北のバイク=日本の自転車という感じ。
 大きな通りでは、信号待ちしているバイクが30台くらいに膨れ上がり、
 信号が変わった途端、一斉に飛び出す。まるでバイクレースが始まったかのよう。
・かなり日本の影響を受けているところ。
 歳のいった人は、歴史的背景から日本語を話せる人が多い。
 若い人には「哈日族(親日派日本フリーク)」がいて、
 やはり片言ながら、日本語を知っている人がいる。
 日本人が英語を話せなくても、英単語は知っているのと、たぶん同じ程度の感覚。
・日本には存在しない商品なのに、日本で売っていそうな雰囲気を
 漂わせている商品が多数ある。会社名と商品名だけ日本語で、
 説明とか中国語、製造も台湾というパソコン用品「松井流 テーブルタップ」等。
・コンセントは110Vで日本と同じ形。テレビは日本と同じNTSC。
 だから、日本の製品がそのまま流れていることが多いのかも。
・歩行者の青信号は歩く!
 新型の歩行者用信号機は、LEDドットマトリクス式。
 歩行者が青になると、赤信号を表示していた部分が残り時間表示に、
 そしてなんと、青信号の横断している人のマークが歩きだす。
 青信号が点滅し出すと、同時に走り出す!!
 これはぜひ日本でもやって欲しい。
・台北の地下鉄MRT(Mass Rapid Transit)の自動は改札は、
 シンガポールのMRT(Mass Rapid Transit)、香港のMTR
 (Mass Transit Railway←紛らわしい!!)、バンコクのスカイトレイン、
 さらには韓国ソウル、カナダのトロントの地下鉄とも同じタイプ。
 切符を通すとバーが回転する。大きいにもつを持っていると非常に面倒。
 日本では見かけないタイプ。なぜ日本だけ違うんだろう…。
・地下鉄の案内表記は東京の地下鉄に似ている。
 車両は少なくとも、シーメンスと川崎重工の2種類がある。
 月台(プラットホーム)には、日本でも注目を浴びるようになった
 「非常列車停止装置」が。ボタンの場所を知らせる表示は日本と同じ!?
・OTISのエスカレータには、香港同様にブラシがついている。
 でも、乗るところと降りるとこに、何階かの表示がないのが不親切。
 日本メーカのエスカレータは、ちゃんと表示がある。(ブラシはない)
・建物の非常口を示す表示器、日本だと扉を横向きに出ていくバージョンだけ。
 でも、台湾には横向きのほか、背中を見せているもの、
 坂を駆け上がっていくものなど様々。
 
 
 



place:台北→成田(CX450)
date: 2001/03/10
comment:
台北の空港(中正國際機場)で、HPのアップデートをする予定だったが、
結局できなかった。出国手続きをする前に、一回だけモジュラー付きの
公衆電話を発見したが、ICカード専用で、そのICカードは200元(750円位)する。
でも手持ちがすでにそこまでなかったので、買えなかった。
(普通の磁気タイプのカードは100元で買える)
結局モジュラーがあるのはそれ1台だけだった…。
しっかりしてくれ、中華電信!!

乗った飛行機はB777-400で、今までで一番大きい。
液晶もついているし、座席も比較的広めで余裕がある。
機内食は日本離発着の定番和食かと思ったが、
別にそういうわけではなかった。そのため、
密かに予想していた箸もついてこなかった。
強い気流に乗っているので、時速1160km。早い早い。
行き(成田→香港)に比べて1.7倍くらいスピードが出ている。
30分近く遅れて台北を発ったのに、成田には定刻通り到着。
で、やはり日本は寒い…
 

update from 成田空港 2001/03/10



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last update: 2001/03/11

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