蒼
6

after all

荒んだ心、涸れた体に引っ提げて、病院へ行ってきます。



・・・そしてまたも「自分本位になる事」を云い聞かされて帰宅。


7

星の祭り 

七夕。なんて、一年前にも書いたような気がする。
体重はちょうど3kg増えた。日常も少しだけ変わった。
日々を暮らす場所とその環境はほぼ相変わらず。
男が居ないのは今も昔も同じ。・・・何でじゃヽ(`Д´)ノ



そろそろ決断しなければいけない。
仕事?学問?結婚?

・・・じゃなくて、真面目に。本当に考えないと。
いや、周りからは考え過ぎだと云われてるけれど、
自分で納得するまでは動けない性分だもんで。

余件がはっきりしていない事について思考しても
考えるという事によってのみでは必ずしも最善の
結論を出せるとは限らない。そんなの分かってる。
それでも考えてしまうんです、アタマデッカチは。

「死ぬ事」は複数ある選択肢の外にいます。
もしも私が発作的に自尽する事があれば、
それは純粋に病死と呼ばれるべきものです。
私は希死念慮/罪業念慮を持つ鬱病患者。


8

erato

明日は午後からピアノとの合わせがあるので、F-durのスケール一通り
と曲を少しつめてさらった。泥縄もいいところ。うちまで来てくれるアサに
ちょっと申し訳ない気のしないでもないけれど、やると云い出したのは
アサだから、よしとする。すごい論理だ(笑)。

楽器を弾いている時が一番いい。弾けなくてふんがぁ〜って
なるのはもちろんあるけれど、やっぱり私に一番合っているのは
音楽なのかも知れないと、改めて思ったりする今日この頃・・・。
弾き終わって楽器をケースに収めると、色々考え始めてしまう。

失われた時間、失った時間について。一方通行の道程、思いだけ泝る。


9

いるか 

意識の外に、少なくとも真中からは外れたところに
位置するようになっていたはずの事が、最近またその
存在感をアピールするようになっていてちょっと辛い。

私は大抵の問題を自分で処理する。昔からの習い性。
でも、他の人間が絡んでくる問題になると、俄然その
処理能力が萎縮する。人の感情や事情、その他諸々、
見定められなかったり、定まらない要素が多いから。

今私の心を日に日に大きく占めようとしているある懸念、
これについて一体どう対処していいのかわからない。



アサ、次はもっとさらってこいよな・・・。ソロが伴奏につけてたぞ。



最近、自称「あろちゃのヴァイオリンの弟子」が異様に増えた。
何故だか分からんが。入門は大歓迎ですが、きちんと月謝を
納める事が第一条件です(笑)。入門ご希望の方はこちらまで。


10



ユング(派遣会社)から電話。「経験や英語力があるのに、
実務経験が無いからと即アウトにしてしまうのはどうかと。」
ほいで、ほへへな外資の・・・(以下略)。



ユングの担当の人、日本人じゃなくって(多分香港人)
いつ英語に切り替わるかとどきどきしたぞな、もし。


11

fibbing 

夕方からこの時間(23:03)まで、CVCL書きに自分を没頭させた。
複数のCL。それぞれの会社の沿革と市場との関連を書いたり、
父親の部屋であさってきた資料を引用してそれらしくしたり・・・。
学部のレポートレベル。

全部の会社が「私の最も希望する会社」なんだそうです。英語には
日本語にない表現、one of my best... があるからね、きゃはは。



12

equatorial

暑い。熱い。当地本日最高気温39℃。
フェーン現象ですか・・・?暑過ぎです。


13

the 13 superstition

13日の金曜日、受難の日であった。


15

un dimanche avec françoise  

フランソワ サガンの "Une certain sourire" 、久しぶりに開いた。
自分の恋愛がこの小説にオーヴァーラップしていた時期があった。
私の相手と私を登場人物に重ね合わせて感情移入するほどに。

けれど、今日その本を手にとって "Bref j'aimais Luc et..." という件を
目にしても、当時突き上げてきた胸を引き裂かれるようなものは無かった。

今日、私はまた違う鑑賞が出来た事を嬉しく思う。一つの作品に
向かい合えるようになった事を。思い知れず、時は経ったのですね。



a nouveau, je le savais, j'étais seule. j'eus envie de me dire ce mot
à moi-même. seule. seule. mais enfin, quoi? j'étais une femme
qui avait aimé un homme. c'était une histoire simple; il n'y avait pas
de quoi faire des grimaces.



17

浮遊 

ユーゴとそのフィアンセのアンナと銀座マキシムでディナー。
てゆか、日本のマキシムは洗練度低過ぎです。名前だけな。
アンナに会うのは2度目だけれど、第一印象とはかなり変わってた。
3人一緒の席はもう勘弁。ユーゴとは合うのに。何だか寂しい。

23時過ぎにショーンと落ち合ったかと思ったら、彼はすぐ出て行き
朝になって戻ってきた。その後一緒に過ごした。都合二泊三日。


19

a choked up loser re:16/03/2000

明日、高校の友人がワシントンDCに発つ。2年間の予定。
大学院留学だ。日本ではもう修士を持っているのだけれど
色々な理由でMasterをやる事にしたと聞いた。

一昨日会ったユーゴはイギリスの某C大学を出ている。
ショーンもアメリカでPhDをやっている。そこに彼女の話だ。

もう1年以上経つのに、もう今さらなのに、考えてしまう。
私は何でMScのひとつも取ってこられなかったのか、と。

どうしてやり抜かなかったのか。本当にやり抜けなかったのか。


20

自壊への自戒 

「そもそもがひよわな志にすぎなかった」 、のよ。
過ぎし日を振り返る事は時に必要で、大事だけれど、
今の私にはもっと他に見つめるべき事があるはず。
くよくよめそめそあろちゃは当分お蔵入りにしましょ。



酷暑と云うけれど、数日堪えただけで、今は何という事もない。
ただ、この気温ではさすがに楽器は弾けず、それに困っている。
次回演奏会の練習前に感覚を取り戻しておきたいのだけれど、
エアコンディションの悪い所へ愛器を連れ出すのは気がひける。
・・・とか云って、単にサボタージュアロマニャックなだけだったり。


23

ほげげ 

前言撤回。スーツ着て外に出るとやっぱり暑い(=_=;)
インタヴュー。英語だと聞いていたけれど、日本語だった。
「遅くとも8時には来て欲しい」そうです・・・。正気か?


28

隅田川華火 

摩天楼の一角で胡弓を弾いていた。
ガラスの窓ごし、夜空に大輪の花。


30

on the slide

心が粟立っている。ぞわぞわする。その感じは神経の研ぎ澄まされる
夜中に最も強くなる。内で得体の知れない何かが動こうともがき出す。
そして私はいつも慌てて眠剤を飲み下し強制終了をかける。

近頃、社交場面で、「いい人」「当り障りのない人」を演じている気がする。
大学の頃は他にも色々なペルソナを持っていて、人と関わりあうのが
煩わしい時には「恐い人」「近寄り難い人」のイメージを持たせてバリアを
張っていた。

結局、仕事場にも何らかのペルソナを引っ提げて通う事になるのだろう。
自分の食い扶持くらい自分で稼げ、その点だけ実現して、それが何の為か
考えない。考えても仕方ない。考えたくない。自分を追い詰めていく。

投げ出すでもなく、甘い期待をするでもなく、ただ淡々と日を暮らしていく、
そんなものなのかも知れない、人生なんて。

仏教徒でもあるまいに、苦行を積んでなんぼ、なんてやってられん。

現実感が無い。ロンドンでGPとのアポの時間に間に合うように何とか
家を出てバスに転がり込んでいたように、操り人形みたいだ、私。
文にすれば主体は「私」なのだけれど、主体的でなんて全然無い。

考えないと云いながら、考えている。思考がめぐってしまう、勝手に。
時間があるのがいけない。時間だけあってやりたい事が無いのだ。

自分が自分の生を生きているとは全く感じられない。根底では何も
変わっていない。何も、が云い過ぎなら、ほとんど、と云い換える。

笑う事ができるようになった。でも、いつも、そんな自分を斜め上から
観察している私がいる。笑ってるのは誰よ?

ペルソナを必要とする場は私の場ではないと云う事。判っているのは。

何で、色々な人がいるという単純にして明白な事実をすんなりとしっかりと
受け止められないのか、この社会は。受け容れられない小さな器量?







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