2

あんにょん

ありがと、ありがと、ありがと。


4

夜の住人 

朝は苦手。辺りのいそいそと何かを始める雰囲気。
昼は苦手。人のそれぞれあくせくと何かをする空気。


5

aroma

香水が服着て歩いてる。

電車のお隣さんはpoison
ナルな彼はeau sauvage
すれ違った彼女はalluré
みんなネタばれ。

香水は身に纏うものよ。
着こなせないならお脱ぎなさい。


6

dom dom

10日間のおさん役。お洗濯、お掃除、お料理。
鬱々でだるいのに、不思議としゃっきりしたり。



ばろんちゃんへ

ほいほい、ご注文の品、こちら


7

るるる〜

タマネギ切ると泪がでる事、忘れてた。
きゃはは、ほんと久しぶりなのよ、お料理。


10

meddled & muddled

フィットネスクラブに通うようになって二月目。泳いでいれば
何も考えなくて済む。時間もやり過ごせて格好の閑居だった。
今宵までは・・・。

浮世のご多分に洩れず、我がクラブでも社交は盛んらしい。
私は隠遁を求めているので人の輪に加わらなくて済むように
いつも独り黙々とただ泳いでいる。幸い知った顔も見当たらず
孤高のスイマーあろえの座は安泰のように思われ安心していた。
ほへへ、とりあえず潜伏場所確保、ぷくぷくぷく、って。

ところが今日、たった今し方、遂に声を掛けられてしまった。
「水泳、やってらしたんですか?きれいなクロールですね。」
none of your fucking business!!! と心の中で叫びつつも
笑顔で「あ、少しだけ・・・。」と会話に応じてしまうあほあろえ。
てゆか、人に話し掛けられて無視なんて出来ません・・・。
適当なところで話を切り上げて、後は仕方ないから10本くらい
流していよう、と考えていたら、その彼、「仲間に紹介しますよ。」
なんて云っちゃって、どうやらプールの常連さんらしきグループに
「お〜い、この子、新入りさん。水泳やってたんだってよ。」と
引き合わせて下さった。せっかくのご厚意ですが、
有難迷惑なの。
私は独りで泳いでたいんですってば。私をそっとしておいてくれぇ。
あろえの苦悩も露知らず、ぺちゃくちゃとお相手してくれた皆さん、
どうもありがとう。そして誰より、四捨五入したら三十路の女に
「高校生?」などとたわけた事ぬかしたアナタ、お礼しに伺うわ。
首洗って待っててね。

ほげげ、新たな廬を求めて旅に出なくちゃだわ。ころころころ。


12

あろえ語 

「ねえ、あろえの頭の中ってどうなってるの?」
「英語で考えるの?それとも日本語で?」
よく訊かれる事。私の頭の中はぶっ壊れですが
何語でぶっ壊れを構成しているのかは不明です。
なので、こうした質問にはいつも「あろえ語。」と
答えることにしています。英語、日本語と区別を
つける事は出来ないように思われるのです。
思考というものは言語に立脚しているわけでは
無いと云うのが私の直観的な意見です。
言語は表現手段の一つに過ぎない、と。
ただ、厄介な事に、単なる手先であるはずの
言語が思考を逆流的に支配しうるのですね。
それと、あろえ@英語、あろえ@日本語なんてのも
存在しうるのです。てゆか、存在しちゃうんです。

・・・ぶっ壊れあろえのノウミソには、ちょっとお話が
難し過ぎる模様です。なので、尻切れにておしまい。

ちなみにこれはあろえ語が日本語に抽出された文。



ほいで、上の文章の英語バージョンを書いてみようと思っても、
これが書けないのさ。一度フィルターを通して濾された思考には
その色が染みてしまう。日本語調に彩られたものを英語と云う筆で
描き直す事は不可能な気がする。模写すらままならないかもと思う。



蛇足ながら、上の二つは同じ事を
云っているに過ぎないわけです。
わかる方にはおわかり頂けるかと。


14

てゆか 

just leave me alone, dont make a fuss about me.
im strong enough to go on, im stronger than u think.


16

ららら〜 

昔の日記を読み返していたら、こんな事書いてたよ。

 夕飯時、弟の担当教官の先生が出演された番組の
 ビデオを見ていた。娘さんを白血病で亡くされてから
 自分を取り戻すために四国八十八ヶ所を自転車で
 廻ったそうだ。そのドキュメント。「生きる希望」だとか
 「病気に負けない」だとか「骨髄バンクに登録して
 一人でも多くの人が生きられるように」だとか。ふう。
 生を捨てたいと思っている自分が責められているようで、
 また自分が情けなくて、あまりにも堪らなかったので
 私だけヘッドフォンをしてブラームスを聴きながら食べた。

 ここに一つ、提供したい命があります。持ってってくれ。

 生きたくないと思う人間はいけないのか。ぎりぎりの所で
 踏ん張っている人にならまだしも、ただ生きたい、生きたい、
 と生存本能が正しく働いているだけの人に、煮詰まって
 壊れた心を、その持ち主を非難する権利なんてあるのか。

あはは、まだ何とか対峙しようとしてた頃の私。いじらしいわ。


17

くるくるくる〜

こんな大ボケ日記もあったよぉ。るるる〜。

 リビングでいとこの話をしていた。彼は私と同じ大学の経済学部卒で
 外資系に就職しロータリー奨学金でアメリカにMBAを取りに行った。
 修了後は某アメリカ系大企業に入社、まだ30代で取締役になったらしい。
 「○ちゃんはすごいねぇ」と云うお話。

 私は利益追求主体である「会社」という機構に対して何か嫌悪、
 疑問がある。経済学を少しかじってその感が強くなった。詳らかに
 書き立てるのは面倒なので略。

 社会の歯車の一つとしてくるくる回って、設定された回り方で
 ただくるくる回って、既存の定規で「すごい」と云われるような事を
 為す力くらい、自分にも備わっている。そんなものが「偉い」のなら
 偉くなれる。そんな「偉さ」や「すごさ」なんてくそくらえだ。みんな
 預かり知らぬ力により生を享けてその力の支配下で「生きてる」
 だけだろう。生まれた時にその人の生き様なんて規定されている。
 destined。生きて死んで終わり。種の保存のための一世代を
 担っただけ。誰もみな同じ(と云うとやや極論)。

 くそくらえと自分で罵る定規ならへし折ってしまえ。なぜ出来ない?

 この世をあるがままに受け止めるのはいい。あるがままに受け止めて
 (或いは大半の人にとってはあるがままを受け止めるのが当然であって
 そこで試行錯誤するという概念自体がないようにも思うが)あるがままに
 流されて生きていてよしとする人々とは今ひとつ相容れない。

てゆかね、「destined」「生きて死んで終わり」は一理あるとしてもね、
「偉くなれる」は大放言でしょ、あろえさん。きゃはは、汝己を知れ。
鏡に映してよく御覧なさいな。ほら、目の前のくずがあなたよ。


18

sober and sarky

昨晩は爆睡してやろうと思って眠剤を多めに飲んだわけです。
いい具合に眠気がきたところで足の指の間を蚊に刺されて
寝付けなくなりましたの。そこで電話でもして気を逸らそうと
思ったのが間違いでした。自分をめちゃくちゃにしたい衝動が
襲ってきて、いつもなら独りで壊れるところを、訳のわからん事
やり始めてしまいました。人様に迷惑をかけて自分の居場所を
無くしてしまえと。悪い事に電話に付き合ってくれていた相手が
いい人だったりしたもので・・・(以下略)。

私は自分の中に色々溜め込んで悶々とするのが常なのです。
弱音を吐いたり人騒がせ者になったりするのは自分で赦せない。
外で暴れてみたら楽なのかしらと試しにやってみたのですけども
結局自分には自爆型の方が向いてるらしいと再確認しました。

心配して頂きたかったのでも気を引きたかったのでもありません。
一種の自虐行為、かつ自衛行為でした。

perhaps its absurd of me to expect acumen of others in the first place.

内実はどうあれ、混乱に陥れてしまった方々に陳謝致します。


19

ん〜 

this is "irritability", not "anxiety".
and theres no proper term in j.


感覚の形容の仕方が違うのか、
或いは感覚そのものが違うのか。



受諾演説拝聴 

えと、超私信ですけど、「ぱぁ〜ヴぁでぃ」と云われて
暫し何の事かわからんかったです、あるごあサマ。



ほいで、これも私信ですが、ボストンにおるアンタ、
もとい、ちゅんた、ぴ〜ちくぱ〜ちくやるのはいいけど、
訛りにはくれぐれも気をつけるように・・・。


20

祭 

どこかで盆踊りやってる。お祭嫌いです。や〜め〜て〜。
私、その土臭いリズム、受け付けないんだってば。

農耕民族のリズム感は鍬を振り下ろす感覚から。
狩猟民族のリズム感は馬を走らせる感覚から。
前者は断続的、静的、どっこいしょ。
後者は連続的、動的、ぱっかぱっか。

ついでながら、言語においても同じような特徴が見られて、
所謂インド・ヨーロッパ語族は発声時に息を止めません。
他方、ウラル・アルタイ語族の場合はぶちぶち切れます。

つまりね、たとえば英語を例にとると、物を云う時に息は
ずっと吐き続けられてて、それに音声が乗る感じになる。
日本語だと、発語と呼吸が連動するので、言葉を紡ぐのに
合わせて息が吐かれる。ちなみに私の日本語が変なのは、
英語の発声法で一息にしゃべるからだろうとの分析。

閑話休題。音楽的には狩猟民族に属するあろえです。
ららら、ワルツ、くるくるくる〜。てゆか、盆踊り、早く終われ。


22

よいよい 

一昨日の補足1。日本人は騎馬民族だった、
という主旨の本が何年か前に出されましたが、
超主観的に、否、です。えっさか、ほいさっさ。
在来種(道産子、木曾馬、トカラ馬等)とか
重種(ペルシュロン、クライズデール等)に
乗ってると、軽種(サラブレッド、アラブ等)
みたいに「ぱっかぱっか」じゃなくて「どすどす」
だろうから断じて否とは云い切れないけれど。
でも騎馬民族はやっぱり軽種か中間種でしょ?
重種って事はないよねぇ・・・?

補足2。例えば英語で i love u と云う時には
そのフレーズを通して息は吐かれ続けていて、
そこに ai lúv ju という音が乗るのです。
あいらぶゆ〜の場合は、あい・らぶ・ゆ〜って
シラブル毎に息の吐き出しが止まるらしい。

補足3(最も重要)。あろえのエセ知識は
眉にたぁ〜っぷり唾つけて聴くように(笑)。

あがが、20日の読み返してたら頭が炭鉱節に
なっちゃったよ・・・。いやぁ(ρ_;)


23

器量一定

球(内向)、円錐(外向)。

球、水晶玉のようにモノを映す。

円錐、底面積は大きく、高さも大きく。

広く深く。

底面積を小さくして高さは大きく、
そう変えたら楽になるのかも。

狭く深く。

トンガリ帽子、シャボン玉を割らないで。



ピアノをお弾きになるのは構いませんけども、
1回流しちゃ違う曲、それも、全然違う調の曲、
ってのは勘弁して下さい。あと、調律して下さい。
それでなくても平均律嫌いなのに、狂ってるなんて。


26

空蝉の世を倦ず 

東京の家に戻ってきてから徒漫然と日を暮らし、
気付けばもう茅蜩の鳴く初秋。殊にこの一月は
時の過ぎるのが早かったように思われる。

四月末にロンドンを引き揚げて東京に辿り着き
精も根も尽き果てた状態で、月の残りの日々を
どう過ごしたのか、日々がどう過ぎていったのか、
とんと記憶にない。病院に通い始めたのはこの頃。

それから紆余曲折ありながらも、未だ鬱は去らず、
虚無感も然り。浮世を果無む心、いよよ健勝。
蓋しく、時のみ移ろいて、我些かも変わらじ。

時の流れに身を任せて、と云うよりも、抗い難いと
諦念して身を投げ出し、流されるがままに漂って。

秋深まれば、いずれ冬。冬が明ければ春。
春過ぎれば夏。そしてまた秋。巡る季節にも
変わらず漫然と鬱然と日を暮らし続けるのだろうか。



a mere idea of it drives me insane...
i had enough. enough is enough.
i wouldnt have it as a gift. thank u.



27

let him first cast a stone at her

ちょっと気に障った事があってカームダウンしようとしていたら
聖書のある一節が浮かんだ。何となく旧約を引っ張り出してみた。



ぽいぽい(団欒の間)について


無粋な気がしてとても不本意なのですが、状況を鑑みるに
必要と判断されたため、僭越ながら一言。

aromatique∞は所謂「精神系サイト」ではありません。
ある一人の人間がHPを開き、たまたまその管理者が鬱病で
あるというだけ。"aromatique"と銘打ってあるように此処は
aromaの、云うなれば、aroma系サイトです。

此処に来て下さる方々に精神疾患を抱えてらっしゃる方が
多いのは事実です。そんな方々の苦しみや悩みが此処に
足を運ばれる事で少しでも軽くなるのなら、それは純粋に嬉しい。

私が思うに、それが実現しうるとしたら、それは、集った皆様が
自分の苦しみや悩みを吐き出し合ってと云う形でよりも、むしろ、
それぞれが負っている苦しみや悩み、えてして周りには理解
されにくいそれを、此処では他の人々も抱えているのだ、
苦しみ自体の苦しさ だけでなく、苦しみの質ゆえの苦しさや
悩みを共有しているのだと云う、ある種の暗黙の連帯感から
ではないでしょうか。

無論、吐き出す事が必要で、吐き出す事が救いになる時も
あるでしょう。そんな時にはどうぞ掃き溜めとしてお使い下さい。
ただ、私は同病相憐れむための仲間、傷の舐め合いのような
関係は要りません。そして此処をそのための場として提供する
余裕も意思もありません。自立した一個の人間として最低限の
気概、一個一個の人間に対する最低限の心配り、これらが
「団欒の間」入室の条件である事を、無粋ながら改めて確認
させて頂きたく、ここに一筆認めました。






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