
(UPDATED 11/11 2002)

Artist Name: NUSPIRIT HELSINKI
Album Title: NUSPIRIT HELSINKI
Genre:WEST LONDON STYLE/BROKEN BEATS/AFRO/LATIN/CROSSOVER/NU JAZZ/CLUB JAZZ
これは自信を持ってオススメできる。2002年を締めくくるにあたってもっともふさわしいアルバム、
と言うと、今年一番のアルバムと言っても過言でもないかも!!!NUSPIRIT HELSINKIは名前の通り、
フィンランド、HELSINKI出身のDJ、プロデューサー、ミュージシャンの集団。
総勢メンバーは10人以上、しかし核になって曲を作ってるのは4人のDJ達。
各方面から、2002年最優秀クラブジャズアルバムだと大絶賛を受けてる彼らの
サクセスストーリーはおそらく、あのTalkin' Loudの
Gilles Petersonの耳にとまったことから。彼らの曲、"SEIS POR OCHO"がGillesのコンピ、
"WORLDWIDE 2"に収録されて、一気に誰だコイツら!?と騒がれ、
ここ日本でもレコ屋のDMRやU.F.Oのメンバーが掛けまくったことより火がついた。
(NUSPIRITのメンバーも日本のU.F.Oは好きらしい。)
何よりも注目されたのが、彼らがフィンランド出身にもかかわらず、ロンドンよりもロンドンっぽい音を出したから。
むしろロンドン以上の音を出したから。(フィンランドらしさは何も無いってのは残念なとこだけど。あまりにも西ロンドン的。)
同じく今年出た、JAZZANOVAや4HEROよりもはるか多才で、メンバーが固定されていない点、変幻自由自在。
ヘルシンキ在住のジャズミュージシャンをベースに、変動性のボーカル陣がエチオピアやガンビア、
キューバ出身の移民であったり、ニューヨークとヘルシンキ間を行き来してる人等、
かなり国際色をはなってるバンドだから成し得た音の数々。
ヒップホップを意識したファットなドラムから、ドラムンベース並みの音圧、エレクトロニカ的なSEと、
メンバーの普段の音楽的雑種ぶりがかなり伺える。
イギリスのメディアに言わせると、このアルバムを聴くと、
いかにヨーロッパが近年、多文化、多人種都市によって構成されてるかがよく分かるとのこと。
とりあえず4HEROのアルバムについても書いたけど、
このホームページに載ってる音楽が全て好き!とう方にはぜったい名盤となる自信があるアルバム!!!
ぜひ試聴を!!!(ホームページで聴けます。デザインも個性的。)
More info about NUSPIRIT HELSINKI...........

Artist Name: V.A.
Album Title: MOMENT IN SLOW VIBEZ
Genre:BROKEN BEATS/AFRO/CROSSOVER/NU JAZZ/CLUB JAZZ/2 STEP
ちょっと前にCDで出てたニュージャズ・ブレークビーツ系のコンピレーション。(日本のコンピ)
けっこう名前が通ってる人達(ロンドン・パリ・ミラノ・フランクフルト・NYCのレーベル)を中心とした、
かなりクルマ向きの音の数々。曲繫いでるコンピとしてはかなり上げ下げが上手。
Zed Biasの別名義、MADSLINKYの"FEEL THE HARMONIES"でいきなり開けて、
FREDRIC GALLIANOの"PLIS INFINIS No2."(CHARI CHARIのミックスCDにも入ってた。)
まで一気に揚げてきます(かなり気持いい。)。そしたら一気に落として、
E.D.SWANKZ"INTO THE SAKE"(昔アブストラクトのページで取り上げてます。)でちょっとマッタリしたら、
再びNUBIAN MINZやDOMUとかなりおいしい所取りでまた揚げてきます。
キャッチコピーのとこに「都市のナイトライフ。週末のプライベートライフをクルーズする....」
みたいな似非オシャレ的なことを書いてる割にはかなりいい選曲ではないかと。
しかも、全ての収録曲のレーベルのホームページまで親切に明記してある。
ミックスしてるのは実はHOTWAXのTOMOYUKI TAJIRIだったりもする。
(小さくしか書いてないけど。)

Artist Name: BLASTHEAD
Album Title: LANDSCAPE
Genre:DUB/RAVE SOUND
まさにシネマチックな音の冒険飛行。
大地を高台から眺めるがごとく、南方の深い深い精神世界の旅へ。
かなり派手目にダブエフェクトをかけてるんで(シュオン♪シュオン♪いってる。)
音は厚すぎるくらいなんですが、(ちょっと音数多すぎなんでないでしょうか?)
それなりに抜き挿しはされてるんで、全5曲が次々に遷移していきます。
これがまるで音旅行をしてるような感じをうまい具合に出してると思います。。
U2のようなクリーンなエコーがかったギターとドラムから
いきなり島唄の合いの手が入ったり。沖縄三味線が聴こえたと思うと、
ファラオサンダーズばりのイカれたサックスも飛び出しと
かなりクロスオーバー気味なレイブ・ダブ・サウンドです。
ドラムンちっくな部分もあることを考慮すると、かなり
若かりしころのMOOCHYのミックステープのような状況です。
井上薫のコメントいわく、「屋久島帰りに最適な島サイケな音」だそうです。
たしかに日本で野外レイブ!っていったらこのBLASTHEADの二人組みは
ぜひ来てほしいですね。

Artist Name: BAYAKA
Album Title: INNER FILM
Genre:CHINESE TRADITIONAL/INDIAN TRADITIONAL/CUBAN MUSIC/LATIN MUSIC/POETRY READING/FREE JAZZ
INNER FILMというように、かなり映像的な音です。
なんせこの無国籍音楽ぶり、そして脱打ち込みぶりは
今に始まったことでなく、前のアルバム”Irradiation”から始まったもの。
このオーケストラの壮大なスケール感、そして「もののけ姫」
が出没するんちゃうか?ぐらい宮崎ワールドが胡弓の音とともに展開していきます。
そしてインドのシタールやタブラの音が聴こえてきたかと思うと、
ビンディー語らしき女性ボーカル登場。
そのほかラテンの情熱も味わえるし、キューバン・ジャズもあり。
フィラデルフィアの詩人、リッチ・メディーナがポエトリー・リーディングもあり。
何でクラブDJがこのような多様な音を作れるかといえば、
これがbayakaのDJのMitsuruとプログラマーのTeruoの音だから。大半の人は、
ビートがどこからか展開してくることを期待してるかもしれないけど、
リズムのない曲がほとんど。
「聴いてどうのこうの言うDJもいるかもしれないけど、別におまえらのために作ってるわけじゃねえよ、
みたいな(笑)。そんなとこ見てない。そうじゃなくて、もっと普通にジャズ聴いてるおっさんとか、
DJとかクラブをぜんぜん知らない人に聴いて欲しいんだよ」。
〈なぜこんなに踊れない音楽を作るのか?〉という質問に飽き飽きしている、
mitsuru氏のコメント。よくぞ言った!

Artist Name: HYDROPONICS
Album Title: DUBS FROM THE GROOMING ROOM
Genre:DUB/ROOTS REGGAE
正直言ってなんなのか分かりません。視聴して、やたらと大阪のDEEP IMPACTとかがかけるような
ROOTS系のDUBだな〜って気に入って購入しました。元の歌のバージョンだけ集めた" SONGS FROM THE GROWING ROOM"って
いう色違いのアルバムもあります。全10曲入り、PABROが好きならぜったい気に入る音!このレーベルDUBHEADは、
いちよイギリスでニュールーツ系のダブをリリースしてるとこなんでお試しあれ!
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Artist Name: KING TUBBY
Single Title: BLESSED DUB / COLD HEARTED DUB
Genre:DUB/ROOTS REGGAE
まあ、DUBの神様KING TUBBY。紙で作った黄色の王冠をかぶったジャマイカ人を見たことある人はいるでしょう。
彼がKING TUBBY。いちよ賛否両論はあるにしろダブの生みの親は彼ですから。で、これはけっこう最近、
2001年の音源。個人的にはボーカルもんでROOTS色が強いBLESSED DUBより、
KING TUBBYらしいミキシングの常夏の島ジャマイカへようこそ!って感じのCOLD HEARTED DUBの方がオススメ。
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DUBってのは何ぞや?て質問に正しい答えはないと思います。音楽のジャンルを指す場合もあるし、曲の手法でもあるし。
いずれにしろDUBなしでは、今のテクノやハウスやアブストラクトもエレクトロニカも生まれて無かったって
点で偉大な「DUB」となる訳です。とりあえずKING TUBBYは70年代のジャマイカでレゲエ・スタジオのレコーディング・エンジニア
だったんですが、そこで彼がやりだしたのが、特定の楽器のパートだけデカくしたり、小さくしたり、
特定の周波数だけエフェクターをかけて見ようって音楽機材の実験的なことをやって、元の曲の別バージョンを
作ったことに始まります。今のリミックスの原型ってことです。けっこう音楽のジャンルとしてのダブって
呼び方で基本的なのが、レゲエの曲のベースをやたらとデカく、ドラムの音にはエコーをかけて、ボーカルの音を消したり入れたり
ってのが定番かと。とりあえず宇宙を感じる!そんな広い音空間です。ちなみにハウスの曲でよくあるDUB MIXはただ単に
ボーカルなしのインスト版のことを指すことが多いです。

Artist Name: VARIOUS ARTISTS
Album Title: F**K IT THE OFFICIAL SO SOLID CREW MIX COMPILATION
Genre:2STEP/UK UNDERGROUND/UK GARAGE
UKのWU-TANG-CLANみたいになっちゃって、服とか作って売ったり、ビジュアルとかで売ってるのも全然好きになれないけど、
音は好きです。踊れます!!本当に海賊ラジオの音って感じです。そんなサウス・ロンドンの違法ラジオのDelight FMから発生した
2 STEPのDJ, MC , SINGER , DANCER の集団SO SOLID CREWのミックスCD。CDは2枚組み、本当に普段のゲリラ・ラジオのノリでいたって
雑な繋ぎでメンバーのDAN DA MAN , OXIDE ,T DUBSが2時間にわたってスピンしたミックスものです。
もちろん彼らの最近の新曲とかも収録してるんですが、全曲本当にUK GARAGEのツボを捉えてます。
変な似非2STEP COMPILATIONよりこっちの方がはるかに2 STEP、2 STEPならこれを聴け!ぐらいレコメンできるCDです。
何よりもMCが優秀。生でぶち込んだ訳ではないにしろ、やっぱMCがなきゃ2STEPは成り立ちません。CD1はそのノリで
かなりズンドコズンドコやってますが、(JAMMINは本当にいい。MIS-TEEQとかポップなのも入ってるけど。)
CD2はかなり実験的なノリ。GARAGE以外の音ってのもかなり入ってます。そしてCD EXTRAでパソコンで再生できる
ビデオクリップが3曲ほど。個人的にはラジオの公開録画の映像とかを入れてほしかったけど................。
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一般に、日本では大沢伸一がMONDO GROSSOを通じて紹介して、(その後M-FLOや平井賢)やたらと商業的でポップなイメージが付きまとう2STEPですが、
2STEP以外の呼び名として、UK GARAGE, UK UNDERGROUNDとかって呼んだりします。UNDERGROUND?何がアングラじゃって話になりますが、
そもそもこの音楽が注目されたのが、ロンドン近辺に無数にある違法ラジオ局が流したからだってことです。
そして一般にガラージって呼ばれるボーカルもんのハウス、これを早いBPMでかけるのが主流になってきたロンドンで、
もうバスドラが1小節に4拍じゃ踊る方がついていかん!ってことで純粋に裏打ち気味で2拍になったところに
2STEPやらUK GARAGEなる呼び方が定着した訳です。ほかにもR&Bを作ってたスタジオと、ハウスを作ってたスタジオの音が
隣同士にあってそこの音が偶然混ざったって説もあります。(この手の話には謎が多い。)いずれにしろ、違法ラジオの
DJ達が、いろんなリズムを混ぜながら作った音ってことで納得してください(笑)。

Artist Name: NEW SECTOR MOVEMENTS
Album Title: DOWNLOAD THIS
Genre:WEST LONDON STYLE/BROKEN BEATS/AFRO/CROSSOVER/ACID JAZZ/CLUB JAZZ
かなり作りこまれた、西ロンドンシーンの起爆剤となった去年の名アルバム。I.G.CULTURE が形成したこのプロジェクトは
アフロファンクとUK特有のアシッド・ジャズに回帰するいわゆる最近のUKアンダーグラウンドの動きとしては
ポスト・モダンとも言うべき存在(ギャグですこれ。(笑!)ニュース23でビョークが使ったネタ。)
どっちにしろここまで徹底してバンド形態をとってないプロジェクトでここまで生っぽく聞かせるのは、
ある意味DJ SHADOW級かも(彼のサンプラー使いとはまた全然違いますが。)
でも、ここで大きく好き嫌いが分かれるのはこのアルバムで歌わせたボーカルかも。
こういう甘ったるい声で歌われたのはエセ・オシャレだと思うのもごもっとも。こんなもん代官山でかけてろと言われても
しょうがないかも。自分もまるで受け付けないのが何曲か。でもポエトリーリーディングっぽい形態を
Bembe Segueがとっていてフルートループがやたらと中毒性がある"NEVER BEEN CLOSER"はかなりヘビーローテーションしました。
ほか、やっぱBRAND NEW HEAVIESやINCOGNITOが好きで、なんか変化球がほしいって人にはオススメな曲が多数。
ヘッズ系、ドラムンベースしか聞きませんって人はいくらロンドンでといえどお呼びじゃないってアルバムです。
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西ロンドン(一般的にハイ・ソサイエティ)のシーンで誕生したブロークンビーツというドラムンベース、2STEPに続くリズム革命、
その誕生のいきさつはよく分かりません。しかし、このシーンの中心となったのがドラムンベースの先駆者の1人でもある4HERO
のDEGOとI.G.CULTUREであることは間違いないです。この必要以上にビート壊し、変拍させ、ラテンビートにも通じる
ポリリズムを生み出すことにより新たなグルーブを生む手法、これは単調化しだしたドラムンベースへの反動なのでしょう。
そしてDEGOやI.G.CULTUREが愛してやまないレアグルーブやジャズの影響が加わり、生音へ回帰するような4つ打ちではない
ハウスミュージックが誕生しました。

Artist Name: DOMU
Album Title: UP+DOWN
Genre:WEST LONDON STYLE/ABSTRACT/BROKEN BEATS/LATIN/CROSSOVER/CLUB JAZZ
DOMUことDominic Stantonはかなり多才。この人音楽の許容範囲広いです。ヘッズ系ドラムンベースしか聞かんは!
って頑固な人達にも聞いてほしい去年出た西ロンドン系ブロークンビーツアルバム。ドラムンベースでREINFORCED系が好きな人はぜったいハマル。
そして4HEROの”CREATING PATTERNS”の延長線上に聞いてもいいと思います。むしろ4HEROのアルバムは嫌いでも
こっちは好きになるかもしれない。一気にブロークンビーツにのめりこむ可能性もあります。
とりあえず彼のバックグラウンド、ヒップホップ・ジャズ・ハウス・ラテン・ドラムンベースであることは間違いないです。
とことんドラムンベースを聴き尽くして、さらにドラムの崩しにこだわりたいならぜひ試聴を。
崩しに崩しまくって空中分解して、展開までしちゃうのには脱帽。でもここまでしてもブロークンビーツにしては
繋ぎ易いのは彼の親切でしょうか?Ian O'brienとの共作曲もあって、アブストラクトヒップホップやビートレスの曲もある
よりどりみどりのアルバムです。

Artist Name: VARIOUS ARTISTS
Album Title: SELECAO SAKAMOTO DE BOSSA NOVA : O BRILHO DO TEMPO
Genre:BOSSA NOVA
教授こと坂本竜一がコンパイルしたボサノバ・セレクション。(VARIOUS ARTISTSとなってるけど、ほとんどAntonio Carlos Jobimばっか.....。))ちなみに今もう一枚教授のボサノバもんが出てますが、こちらはは自らのバンドを率いて、Antonio Carlos Jobimのトリビュートをやってます。どっぷりボサノバに浸かってる人にはちょっと不完全燃焼かもしれないけど、ボサノバを日曜日の午後に軽く味わいたいって方にオススメ(いあわゆるエセ・オシャレさん向き)。HERIBIE MANの"ONE NOTE SAMBA"なんていかにも狙いすぎ...。(まあ、「イパネマの娘」とかは入ってないから売れ線目指したわけではないと思うけど.......。インストの曲もあるし...。)とりあえずボサノバに詳しくない人でも、音楽が好きなら一度は聞いたことのあるAntonio Carlos Jobimをベタ褒めしまくったアルバムですね....。彼こそが世界にボサノバを知らしめて、ボサノバを現代音楽のクラシックの領域まで確立した偉大な人物!!!
ちなみにわたくしのボサノバとの出会いはけっこう遅く、中学くらいの時です。当時ジャズを聴くようになってから、このブラジル音楽とジャズとが融合したナウなシティー派(死語!!)の音楽を映画PRETTY WOMANのサントラに発見した時に出会いが始まりました....。ちなみにラテンとブラジリアンはジャンルとして区分けされるそうです。単にスペイン語かポルトガル語かで歌ってるでなく、なんかあるそうです....。(詳しい人に聞いてください。)

Artist Name: VARIOUS ARTISTS
Album Title: GROUNDRHYTHM non stop mixed by kaoru inoue
Genre:AMBIENT/ABSTRACT/AFRICAN TRADITIONAL/LATIN HOUSE/DEEP HOUSE/CLUB JAZZ
激オススメ!!!!井上薫ことCHARI CHARIのDJを空気ごとパッケージしたミックスCDです!!この多岐のジャンルを横断するようなDJプレイ、まさに僕の理想です。彼ほど日本で、色々な音楽を聞き、消化し、それプレイに繁栄させ、ジャンルを問わないイベントでDJする人はほかにいないのではないでしょうか?CDはまず彼自身の曲"Calling (6am mix)"で幕を開け、熱帯雨林アマゾンの奥地へ誘ってくれます。彼の曲に共通するのはウニョ〜〜〜〜ンとしたアナログシンセと鳥のさえずり...。そして曲はいつの間にかSilent Poetsの"To Come"(この曲はPoetsの中でもかなり僕のお気に入り。この曲で映像作品を作ったこともあります。)にすり替わります。 意外なところでIndopepsychicsも登場し、井上薫自身が好むパーカッシブなジャズやラテンものの四つ打ちに流れていきます。まさに雨の屋久島で聞こうと、夜明けの丸の内で聞こうと自然風景とドンピシャであうサントラです。季節問わず!ジャケットの中の写真がやたらと綺麗です。これはPOETS とかと同じデザイナーがアレンジしたものらしいです。ブラジルのリオに行きたいっす。
井上薫のDJを初めて生で聞いたのはYELLOWでのMr.BONGOおもいでポロポロのパーティーです。やたらとサンバしてたことが強く印象に残ります。 ALEX とかがアヤシイフランス人達を引き連れて踊ってました......。そして自分のプレイが終わったあと、フロアで千鳥足にフラフラ踊るアブナイ人になってた井上薫もまた印象的。

Artist Name: KOUSUKE ATARI
Album Title: ATARI
Genre:AMAMI TRADITIONAL
奄美大島、名瀬市出身、天才歌い手、若干20歳!(自分とタメ)中 孝介くんのデビュー・アルバムです。奄美から無事帰り、手にれた奄美三線をテンテケ弾いて、俺って本当に三線うますぎ!いや〜俺の奄美逆輸入デビューもそう遠くはないかな〜〜〜?と自分を自画自賛してたところ、彼のCDを聞き、そんな妄想も一気に吹っ飛びました.......。っていうかゴメンナサイ、シマウタをナメてました...、一から修行します!!!と考え改めさえられたCD.....(爆!)。彼はシビレルほど唄がうまいです。そして三線の音色!あっ!こんな音の出し方あるんだ!とずいぶん新たな発見ありました。師匠、坪山 豊のもとで数年修行をしただけで、伝統芸能になんかまったく興味のなかった名瀬の今時の男の子、中くんは歌い手として大変身してしまいました...。「あさばな節」と呼ばれる奄美民謡の歓迎の唄で幕を開けサクサクと奄美民謡の有名どころを歌いあげていきます。個人的には最後は「六調」(沖縄のカチャーシーにあたるもの。早い乱舞の曲。)でシメテほしかったんですが...。ちなみに今はセカンド・アルバムが出てます...。
自分と奄美大島の出会いはメチャ最近です。島だけは知ってても、そこが鹿児島県だなんて知りませんでした。ましてや沖縄といっしょだと思ってた奄美民謡がまるで別ものだなんて、本当に最近知りました。奄美民謡と沖縄民謡との一番の違いはまず音階にあります。沖縄民謡がドミファソシドの琉球音階(バリ島や東南アジアともいっしょの比較的新しい音階)に対して奄美民謡の音階はドレミソラドの律音階。この音階は実は日本の民謡の音階全ていっしょの古い音階。(津軽三味線といっしょ。)いわゆる今の演歌の原型とも言える音階。ちなみに奄美民謡の「六調」は、阿波踊りの原型らしいです。音楽に関しては大陸から沖縄に、そして奄美へ、九州へ...と伝わってくるものらしいです。(だから本土か沖縄音階一色になる前に、西洋の音楽が日本に伝わってしまったと...。)奄美大島、徳之島までが律音階。でまだ同じ鹿児島県にもかかわらず沖縄に近いために沖永良部島はゴチャッまぜ、与論島は完璧に琉球音階になってるそうです。二番目は楽器なんですが、どちらもニシキヘビの皮をはったあの三線を使います。ただ違うのが弦の種類で、奄美は細くて黄色い弦を竹でできた小さく細長いバチで弾くのに対して、沖縄は白くて太い弦を水牛の角でできたツメで弾きます。これによって奄美はあのメロンコリーで悲しげな音、沖縄は軽快でハッピーな音となります。

Artist Name: IKUE ASAZAKI / AKIRA TAKHASHI
EP Title: 海美 -AMAMI-
Genre:AMAMI TRADITIONAL / PIANO
MOTOKOの外苑でのUA写真展で買ったCDです。写真展でずっとループでかかってて、とても奄美の風景マッチしてたので奄美行く前に!っと購入。まあ、知名度の高い奄美民謡の曲をあえて、ピアノとボーカルでアレンジしたもの。だから奄美三線はなし。かえってミニマルな高橋全のピアノだけの音空間を橋渡しするように歌う朝崎郁恵さんの美声はよりいっそう引き立ちます。このような島唄こそが現代人にとって本当の癒しになるのではないでしょうか?

Artist Name: VARIOUS ARTISTS
Album Title: ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK ナヴィの恋
Genre:OKINAWA TRADITIONAL /YAEYAMA TRADITIONAL/IRISH TRADITIONAL/OPERA/PIANO
ただのサントラだと思ってナメてはいけません。映画だってあの登川誠仁が主演をつとめてたではないですか!!!っていうか沖縄民謡のファンなら、映画自体豪華沖縄ミュージシャンのオンパレードで涎がたれます。今は亡き偉大な嘉手苅林晶!沖縄のビリー・ホリデー大城美佐子!山里勇吉!!彼らが「19の春」を筆頭に「国頭ジントヨー」、「下千鳥」、「トゥバラーマ」、「月ぬ美しや」等を歌い、最後はカチャーシー、「アッチャメー小」でシメてくれます。映画自体がミュージカル形式で進むので、映画の中で彼らが歌うのが生で見れるんですよ!!!ちなみになんでアイルランド民謡があるのかって?それは映画を見てのお楽しみ!!あと忘れてはならないのは、マイケル・ナイマン!!(映画ピアノ・レッスンとかのサントラを手がけた人。)彼がこの映画のために作曲した"RAFUTI" !!!これも和むな〜...........。
自分の沖縄民謡との出会いはけっこう昔.....。THE BOOMやSOUL FLOWER UNIONと同じ時期かも........。でも本当にディープになりだしたのは高校のころで、高3の修学旅行のコース学習で沖縄民謡コースで三線を習ってからでしょう。(習ったのは19の春)そして自分の三線を手に入れた今!この音楽を極めようかと思ってます。(誰か結婚式に呼んで!披露宴で弾いたらウケるでしょ!)自分の中で沖縄民謡の音楽としての評価はヒップホップとかジャズの次くらい.....ていうのは言い過ぎかも知れませんが、昔書いたように。沖縄が日本であるならば、世界に誇るべき伝統芸能だと本当に思います。ちなみに沖縄民謡は大きく三種類に分かれて、本島民謡(沖縄本島周辺)、宮古民謡(宮古島周辺)、八重山民謡(石垣島周辺)があります。この中でも特にアツイのが八重山民謡!!ちなみに八重山っていう山は石垣島周辺どこ探してもないので注意!!
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