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PLASTICS TALKS about US TOUR 2


Plastics@Irving Plaza
Ma-chan, Chica, Hajime, Toshi, Shima-chan
−見に来ている客って、みんなプラスティックスを見に来たっていう人達?
ニューヨークとシスコはね。ロスはそうじゃなかった。
でも最後の時なんか、プラスティックスがどこで演るっていうのが知られて、Sold Outになりましたけれどね。
僕達もレコードを出しているわけじゃなくて、初めてだったからね。
日本からニュー・ウェイブっていうのが来るっていうのは、やっぱり興味があったと思うわね。
ニューヨークはまあまあプロモーションがゆき届いていたからね。だから、来た人達は多分知っていたと思うよ。
一応、ラフトレードから出ているシングルはいろんなお店にも入っていたし、それを知っている人は結構いたんですよね。
−プラスティックスのファッションとか顔とかは知っていたのかな?
ポスターは送ったけれど、街中に貼るっていうわけじゃないから。
そんなことはないよ。随分貼ってあったよ。ロスとかシスコでは。
−「良くなかった」っていう声は聞かなかった?
私は全然聞いてないわ。自分達では、ああ今日ここがうまくいかなかったなんていうことはありましたけれどね。逆に、あまり出来が良くなかった時にバック・ステージまで来てくれて、「良かった、良かった。」なんて言われちゃうと、かえって悪い気がしちゃってね。
でも悪評みたいなのって届いてこないよね。
マスコミの評価は、ちょうど今頃出るんじゃないのかな。インタビュー記事なんかもね。それを見てみないとね...。
インタビューは3大ニュー・ウェイブ・マガジンには流してまいりました。
でもさ、特に日本のマスコミって、たいして受けていなくても受けてたとかって言っちゃうでしょう。今回の場合だって、「どうだった」って聞かれて、そのとおり「すごく良かった」って答えても、なんか自分としてはすごくつまらない答えでしかないのね。...自分達には、どんなだったかってとてもよくわかるんだけれど、...どう表現して伝えたらいいのかわからないわ。
−お客さんの言葉は?
「Sounds Good!!」「Great!!」「Excellent!!」「Beautifull!!」「Cute!!」
−本誌に、海外評論家達がプラスティックスのレコード評を書いているのがあって、「海外にも焦点を絞るなら英語の発音をもっとちゃんとやってほしい」なんていうのがありましたけど...。
そう言われてもワタシ、ゼンゼン気にしないですね。
気にしないけれど、それ当りだと思うよ。
あたり前じゃない!!評論家が間違った事を書くわけがない!!(笑)
エライ!!
お金をもらっているんだもん。
そうだよ。間違った事を書いてはいけない。
そうだ!そうだ!
プラスティックスU.S.ツアー...無理矢理「反省会」
「PLAYER」1980年7月号掲載


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