PLASTICS LIVE@YANEURA 12/May/'79 2
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コンサートの途中、リズム・ボックスが鳴らなくなる。
ギターの人(注:ハジメ)がマイクの前に出てきて、口をパクパク開けて、故障のおわびを客席に伝えるふりをする。
演奏は、シンセサイザーとリズム・ボックスの競演中に、残りの3人がお色直しをして出てくる後半も含めて1時間あまり。「白鳥の湖」のテーマによる踊り(?)やロボットの手術のパートもある。
正直なところ、うまいバンドと言う気はしない。しかし、徹底して偽物らしさを装ったところに不思議な存在感がある。 |
デジタルの国でプラスチックスと交信する 「ミュージック・マガジン」1979年7月号掲載 著者:北中正和 |