PLASTICS LIVE@INK STICK 1/Nov/'88 2
![]() Toshi Nakanishi(as Tycoon Tosh & Troops) |
![]() 島武実セクションのキーボード、Pro-600。Macからのコントロールでシーケンスに使用。 ![]() 各音源のコントロールは左のMac。AKAIのS900はプラスチックスのドラマーとなって活躍 ![]() 佐久間正英セクションのマスターキーボードは、PPGのプロフェッサー・キーボードFD。 ![]() AKAIのS1000。ベース・サウンド及びPPGの音源となるステレオ・サンプラー。 ![]() S1000のバック・パネルは、こんな風にシールドがつなげられている。 ![]() S1000の上には、マージ・ボックスのYMM2とTCエレクトロニクスのコーラス。 | |
キーボード・システムは、Macとサンプラーを中心としたもので、早くもステレオ・サンプラーS1000を導入していた。ライブではロード時間の問題もあって、ステレオ・サンプラーを使っているアーティストは、まだそれほど多くはないが、一つの例を見せてくれた。また、マスターキーボードにPPGを使うあたりも独特のセンスが感じられ、Macによるシーケンスが、けっこうあるとはいえ、テクノの雄たるプラスチックスらしいシステムが組まれていた。 S900は、主にドラムのために使われていて、ドラマーのいないプラスチックスのリズム・キープを果たしていた。 システム中、唯一のアナログシンセサイザーPro−600は、Macからの情報を受けてシーケンスに使われている為、ライブ中は緑色の布がかぶせられ、島さんのプレイは見られなかったが、アナログ独特の匂いをプラスチックス・サウンドの中に放っていた。 S1000は、PPGとMacの両方でコントロールされていたが、一聴した分には、いかにもステレオ・サンプラーという派手な使われ方はなく、ぜいたくな使われ方をしていたように思われた。 | ||
![]() 佐久間&島システム図 |
FOREVER PLASTICO PLASTICS LIVE 「キーボード・スペシャル」1989年1月号掲載 |
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