気まぐれ天使は…、石立氏が主役であり脇役でもあり、いろいろな側面を見せる。それはこの物語?がとても不思議な側面があるせいか?
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出演者一覧
加茂忍 | ![]() |
石立鉄男 | 宣伝部で仕事をするが、童話作家として活動 | 大隅妙子 | ![]() |
大原麗子 | しっかりもの。深夜DJのバイトをしている。後、下着デザイナーーの修行でフランスへ |
伊集院綾乃 | ![]() |
樹木希林 | うそつき・盗み癖ある。忍と腐れ縁に… | 南条友江 | ![]() |
酒井和歌子 | 後継のマドンナ役 |
伊集院渚 | ![]() |
坪田直子 | 綾乃を追いかけてくる。忍を終始慕う | 榎本一光 | ![]() |
森田健作 | 宣伝部の副部長。忍の後輩。後、後任の酒井和歌子と結ばれる |
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穂積隆信 | ![]() |
山田吾一 | 現世の主人 | |||
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浅野真弓 | 宣伝部の社員。榎本に憧れる | ![]() |
山本紀彦 | 妻に逃げられた小料理屋の主人役 | ||
大隅真紀 | 秋野暢子 | 妙子の妹。榎本とつき合うが…。大学生役。 | |||||
岸辺一徳 | 真紀の恋人になりたがる役 | ||||||
1976 気まぐれ天使
(監督・斎藤 光正(1.2)、田中 知己(20))(助監督・荒木 功、佐藤 重直)(アニメーション・芝山 努、シンエイ動画)
上野 徹、松岡 明、山本 剛正 (作・松木ひろし(1.2.20))(脚本・鶴島 光重(23))
石立 鉄男、大原 麗子、酒井和歌子、秋野 暢子、坪田 直子、浅野 真弓、悠木 千帆(樹木 希林)、森田 健作、山田 吾一、横山 道代、田中小実昌、山本 紀彦、穂積 隆信、前沢 保美、津山登志子、小野 進也、脇谷 透、神田 正夫、奥村 公延、深町真喜子、渡辺 次雄、若松 和子、北島 マヤ、田中 浩、相原 巨典、宮本 茂、池田 武士、西川 和孝、佐山 俊二、田中 浩、小宮 和枝、山城 新伍(15)、岸部 一徳(15)、杉田かおる(20)、曽我廼家一二三(20)、ジョーラー(20)、木島 新一(20)、藤谷美和子(30)、森本 レオ(30)、中村 雅俊(30)、森川 正太(30)、岡本 信人、春川ますみ
仕事や恋愛に挫折しながら、風変わりな老婆との出会いによって人間性を取り戻す男の物語。当初は大原麗子がヒロインだったが途中で海外に行ったことになって姿を消して、酒井和歌子にバトンタッチした。
小坂 忠(作詩・松木ひろし)
個人的に期待するだけ期待してしまった作品、大原麗子の途中降板、酒井和歌子の登場、坪田直子のヒロイン化と、とにかく、私を失望させることが多すぎた作品です。ビデオを最近見に行き、感想を書ける状態になりましたが、きわめて、淡々と書き上げることになりそうです。メンバーだけなら後の本格派の方が、よりフリークな作品だと思う。
「気まぐれ天使」私論(酒井和歌子ファンと坪田直子ファンは読むと怒るかもしれませんので読まない方が)
女性下着メーカーの宣伝部に勤める忍は、婚約者妙子(大原)とすでに関係ができている。この段階で、ちょっと驚くのだが、雑居時代の継続モードである私の精神としては、ゴールするまでを楽しみにする。綾乃(悠木千帆)の登場で、しばらく、ドタバタ劇が続く。基本的に虚言癖と盗癖が中心だ。母を失いひとりになった渚(坪田直子)は、祖母(ばさま=悠木千帆)に会うために上京。そこで、忍(石立鉄男)と出会う。渚や、ばさまを下宿に住まわせることに反対されていたが、紆余曲折あってとうとう一緒に下宿することになる。この時点で、かなり危険なにおいがしてきた。(当時)雑居=親和という松木の傾向からすると、結ばれるべき相手は渚(坪田直子)になってしまう。渚(坪田直子)が嫌いなわけじゃぁないが、大原麗子との比較においては、問題外だ。渚の精神構造は、忍の失いかけていたものか、本来持っているものなのか、妙子は、忍と渚とが一緒に住んでいることを含めて二人の関係が気になっている。この時点までは、よくあるパターンが使われていて楽しい。秋野暢子がミスマッチを感じさせるのは、ユニオン時代の見すぎかな?妙子とばさまが接近して話をしていて、忍
のやさしさを再確認していたりするがますます、悲観的になってきた。(当時)
渚が、「おばあちゃんの話なんてあてにしないで、自分のこと書いたら。神様は自分の心の中にいるんだって…」と言って、忍をはげますシーンはよいシーンだと思う。でも、この時点で、二人が結ばれるかどうかが、もしくは、結ばれなくても、このドラマの中心が渚に移ったことがわかる。渚を助けようとして忍がホテルへ向かうシーン忍が助けに現われ、渚を抱きかかえるようにホテルを出る。ところが、ふたりがホテルから出る姿を偶然通りがかった妙子が見ていた。このシーン辺りは、妙子さん、相変わらずおきれいで、という感じですが。山口いずみとのシーンを思い出す。
はっきりと、渚が、忍に恋心を抱く様子が描写されるはじめると今やもう悲観的だった。忍と映画をみる約束をした渚は、忍を待っていた。このあたりの様子は、渚ファンにはたまらなく苦しい場面なのだろう。忍と渚がホテルから出てくる姿を目撃していた妙子の誤解をとくために、いきさつを話していた忍。でもその様子は、雑居の頃のときめき度からするとテンションは恐ろしく下がった。逆ならなぁ。長時間待っていた、渚と忍の会話の場面は、なんだか複雑な思いがからみ、悲しい。忍「ばかだなあ。この寒いのに」(石立さん独特の表情)渚「だってきっとくると思ったもん、ひざっこぞうがかゆくなるからあたしにわかるんだ。…待っててよかった。」(涙がたまる瞳)残念ながら、この辺りで、気まぐれ天使の雑居2のイメージは完全に崩壊した。「気まぐれ天使」第13話にて、私の気まぐれ天使の異常なテンションは終わった、以後は比較的、淡々と、よそ見をしながら、みるような状態になってしまった。妙子は、デザイナーの修業の為に、三年間フランスへ行くことになったのだ。(無理矢理の事情による降板)婚約の解消。二人の真っ暗な部屋での会話は悲しかった。忍の「大丈夫だよ
。30年間ひとりで気まぐれに暮らしてきたんだ。これからだっておんなじだよ。…俺なあ。君と会って、いい童話が書けそうな気がしてるんだ。」
私の気まぐれ天使は、終わった。期待が強すぎた分、猛烈な喪失感に襲われてしまった。
別の意見■石川誠壱 投稿日:98年6月17日<水>05時51分
『気まぐれ天使』は、元祖「不思議ちゃん」の坪田直子が良かった。
手前に書かれている方がおられますが、
彼女は東京キッドブラザースのメンバーでした。
たしか『ピーターソンの鳥』のテーマで
レコードデビューもしています。
ただ『気まぐれ天使』以降、
TVでは見かけなくなってしまいましたが。
その『気まぐれ』の頃に週刊プレイボーイで、
セクシーショット(上半身ハダカで
ジーンズのオーバーオールを着て、
胸を隠している、というもの)を発表していたのを
よく覚えています。あの「お宝」発掘写真を
もう一度見てみたいものです。
(最近の、坂井真紀を見ていると
坪田直子のイメージを思い出します)
■ひさしぶりの小早川 薫 投稿日:98年10月2日<金>14時37分
仕事の都合でこの3ヶ月ほとんど自宅を留守にしていたので、このHPを見る事もメッセージを送る事もできませんでした。ようやく
社会復帰(決して出所ではないですよ!)することができました。Nishidaさんいろいろとありがとうございました。送っていただいた
ビデオをさっそく見ました。
で、最近のリストのなかで話題になっている『大原麗子様の気まぐれ天使降板の件』ですが、どうも私の記憶と食い違っています。確か
当時の旦那様だった渡瀬恒彦さんが映画かドラマのロケで雪上車にひかれて重傷を負い、その看病・つきそいのためにすべての番組の出
演をキャンセルされたとスポーツ新聞(大スポではありません)に載っていたと記憶しているのですが...果たしてそうだったのかど
うかは確認できませんが
■とんちゃん 投稿日:98年9月29日<火>22時16分
「気まぐれ天使」で復帰するまで、大原麗子さんは急性肝炎(劇症肝炎になっていたかな?)だったんですよね、たしか。また、思いだしたら、カキコミ致します。
私は、ターコが戻ってきてくれることを切に願った
回 | 題名 | 監督 | 脚本 | 備考 |
1回 | 忍ぶれど | 斎藤光正 | 松木ひろし | |
2回 | 働けど | 斎藤光正 | 松木ひろし | |
3回 | 想わねど | 手銭弘喜 | 松木ひろし | |
4回 | 笛吹けど | 手銭弘喜 | 松木ひろし | |
5回 | 信ずれど | 鶴島光重 | 松木ひろし | |
6回 | 君待てど | 鶴島光重 | 松木ひろし | |
7回 | 拾いものには御用心 | 田中知己 | 松木ひろし | |
8回 | 野良猫に乾杯 | 田中知己 | 松木ひろし | |
9回 | シンデレラの靴 | 斎藤光正 | 松木ひろし | |
10回 | とらぬタヌキとマリアさま | 斎藤光正 | 鶴島光重 | |
11回 | 海の向こうに何がある? | 手銭弘喜 | 松木ひろし | |
12回 | めざめた朝 | 手銭弘喜 | 松木ひろし | |
13回 | これっきり、もう | 斎藤光正 | 松木ひろし | |
14回 | 笑う門には | 手銭弘喜 | 鶴島光重 | |
15回 | 嗚呼!花の成人式 | 手銭弘喜 | 鶴島光重 | |
16回 | 花も恥じらう独裁者 | 田中知己 | 松木ひろし | |
17回 | げに恐ろしきは | 手銭弘喜 | 松木ひろし | |
18回 | ブラジャーで首を吊れ! | 手銭弘喜 | 窪田篤人 | |
19回 | これぞ男の生きる道 | 田中知己 | 鶴島光重 | |
20回 | ジュリエット危機一髪 | 田中知己 | 松木ひろし | |
21回 | 破れかぶれで30だア !! | 斎藤光正 | 鶴島光重 | |
22回 | ヒットラーが脱ぐ日 | 手銭弘喜 | 窪田篤人 | |
23回 | あなた代わりはないですか | 手銭弘喜 | 鶴島光重 | |
24回 | 虹をわたったカモさんは | 手銭弘喜 | 鶴島光重 | |
25回 | 花の命はみじかくて | 手銭弘喜 | 窪田篤人 | |
26回 | マタハリ恋に死す | 田中知己 | 松木ひろし | |
27回 | 地球を蹴っとばせ | 手銭弘喜 | 松木ひろし | |
28回 | 拾ったチョコを食べないで! | 手銭弘喜 | 松木ひろし | |
29回 | お母さん、あしからズ | 田中知己 | 鶴島光重 | |
30回 | 蒸発ブルース | 荒木功 | 松木ひろし | |
31回 | 赤い夕陽にピンクの風 | 手銭弘喜 | 窪田篤人、若園修 | |
32回 | 母をたずねて今日も又 | 手銭弘喜 | 鶴島光重 | |
33回 | ||||
34回 | ||||
35回 | ||||
36回 | ||||
37回 | ||||
38回 | ||||
39回 | ||||
40回 | ||||
41回 | ||||
42回 | ||||
43回 |