「眞鍋かをり・家庭教師はグラビアアイドル・2」


■第三話■

 

 かつての家庭教師の教え子・猪狩真治から激しい指責めを受けた、女子大生アイドル眞鍋かをりは、マングリ返しのポーズという恥ずかしい格好のまま、失神していた。腰の部分で身体を二つ折りにされ、尻を、濡れた陰部を天井に向けて脚をガニ股に拡げたままの格好だ。

「か、かをりさん、しっかりしてください」

 調子に乗りすぎた事を後悔しつつ、真治はかをりの身体を元に戻した。冷水で濡らしたタオルをかをりの額にあてると、かをりはゆっくりと目を開けた。

「ウウンッ……あっ、ご、ごめんね真治君。わたし、またイッちゃったみたい……」

 恥ずかしそうに微笑みながら、かをりは真治の顔を見上げて微笑んだ。その顔は、自分で噴出した潮吹きの時の淫水で濡れていた。

「ウフフッ、真治君、どこであんなコト覚えたの?」

「えっ、そ、そんなっ」

「本当に凄かったわ。感じ過ぎちゃって、もう私フラフラよ」

 バツの悪そうな照れ笑いをしながら、かをりはゆっくりと身体を起こした。

「……ねえ、今度は、私がしてあげる。真治君、ココに寝て」

 そういうとかをりは額の濡れタオルで、顔に付着していた自分の吹いた潮を拭いながら、手招きで真治を今まで自分が寝ていたエアマットに寝かせた。

(か、かをりさん……、いったい何をしてくれるんだろう)

 真治は、期待と不安に胸を震わせながらかをりの指示に従う。

「ウフ、すごいわね、真治君。こんなに反り返っちゃって」

 かをりがチラリと真治の股間に目をやった。仰向けに寝た真治の股間で、ツチノコのような太さと大きさをもった巨根が、天空を睨み付けている。90度、いやそれ以上に反り返った肉棒は、真治の薄く盛り上がった腹筋の上で小さく震えていた。

「さあ、どうやっていけない坊やを、かわいがってあげようかしら」

 かをりは妖しげな微笑をみせながら、浴室を見渡した。

「あ〜、なんだろ、これー」

 かをりは、目にかかった前髪をかき上げると、エアマットの脇にあったプラスチック製のボトルを手に取った。濃いピンク色のジェル状の液がボトルの中で、プルンと揺れた。

「ウフッ、『ラブラブ・ローション』だって。おもしろそうね、これ。使ってみよっか?」

 素早くボトルの説明書きを読んだかをりは、お湯を汲んだ洗面器にローションを注いで混ぜ合わせた。

「わぁ、ヌルヌルしてる〜。えーっと、これを、こうやって……」

 かをりは手にすくい上げたお湯とローションの混合物を、横たわっている真治の胸板にぶちまけた。その液体をかをりは手のひらで真治の体中に塗り伸ばしていく。

「あっ」

 粘着質の生暖かい液体の感触に、真治は背中がぞくぞくするような気持ちになった。

「ふふっ、こうやって、全身にタップリ塗ってから、ラブラブで抱き合うんだって」

 かをりはさらに、洗面器の中のローション液を真治の全身にかけていく。全てをかけ終えると、真治の身体の上に、スリム&グラマーの見事なボディーを覆い被せてきた。弾力のあるバストが、真治の胸の上で潰れ、形を変えた。

「ああっ、かをりさん!」

 ただ肌を重ね合わせるだけでも興奮するのに、ローションのぬめりが、かをりのきめ細かい肌の感触を倍化させていた。

「ああん、気持ちいい〜。真治君は?」

「あうっ、き、気持ちいいですっ」

 にゅるっ! ぬちゃっ!

 かをりが腰を使って身体を上下にグラインドさせる。美巨乳が、真治の胸の上を滑り、刺激していく。

「アハハッ、エアマットの上だからフワフワ揺れておもしろーい」

 かをりは明るくはしゃぎながら、真治の上で身体をくねらせる。

 と、勢いがつきすぎたかをりの身体がローションで滑り、真治の身体の上からだけでなく、エアマットからも滑り落ちた。

「キャッ!」

 かをりは、浴室の床の上に横倒しに倒れた。

「あっ、かをりさん!」

「アハハ、ごめーん。でもこれ、ホントにおもしろいわね。アハッ!」

 テレビのバラエティー番組に出演している時のように、かをりスマイルが炸裂する。

「よーし、もう一回。あ、そーだ、握り棒みーつけたっ。ここに掴まってればいいのよね」

 そう言うとかをりは、真治の身体に身を寄せると、ローションまみれの手で屹立する男根を掴んだ。

「アッ、ああ〜!」

 たまらず真治は声をあげた。

「すごーい、さっきからずっと立ちっぱなしね。フフッ」

 そう言いながらかをりは、ニュルニュルと手を上下に動かした。指の動きに、真治の太棹は高度を増していく。

「ああっ、いやらしい。真治君のオチンチン。ほうら、こんなに、ピクピクしてる〜」

 さっきのお返しとばかり、かをりの指責め、言葉責めが真治を襲う。

「ああっ、くっ、ああっ」

「フフッ、エッチな真治君、さあっ、次はどうして欲しいのかな?」

「あっ、あの、オッパイで……」

「わかったわ、パイズリねっ」

 真治が言い終えるよりも先に、真治の願望を察したかをりは身体を動かし、握ったままの真治の巨根の筒先を、自分の乳房にあてがう。そのまま乳首に亀頭をこすりつけた。

「フフッ、こーゆーのはどう? 乳首ズリよっ。ほーら、見て見てっ」

 眞鍋かをりが、ビンビンに硬くなった乳首を、真治のピンク色の亀頭にこすりつける。   かをりの乳首が、真治の敏感な亀頭をくすぐっていく。そのビジュアル的な刺激と亀頭をこすられるダブルの快感に、真治の腰がうごめく。

「アウッ、あああっ」

「フフッ、気持ちいいのね。じゃあ、今度はパイズリよっ。オッパイで挟んであげるね」

 眞鍋かをりの柔らかいバストの谷間に、ローションにまみれた真治の巨根が挟み込まれた。かをりの胸の鼓動が、肉棒を介して真治にも伝わってくる。そして肉棒の拍動が真治の興奮度をかをりに伝えていた。

「ああっ、かをりさん」

「ああ〜、す、すごいっ、熱いわっ、カタいわっ。真治君のオチンチン!」

「ぼ、ぼくも、ああ〜、柔らかくてっ、ああっ、気持ちいいです。かをりさんのオッパイ!」

「いい? 動かすわよ」

ニュルッ、ヌチャッ、ニュルルルッ!

 ローションの助けを借りて滑りが良くなったパイズリは、一年前に真治が経験したそれよりも快感が増していた。

「あ、ああっ、あ〜ッ!」

「フフッ、気持ちいいのね、真治君。もっと、もっと感じてっ。かをりのオッパイで、気持ちよくなってっ!」

 眞鍋かをりは爽やかな笑顔を真治に投げかけながら、その笑顔の下の巨乳を使って淫らな愛撫をそそり立つ真治の男根に繰り返していく。パンパンに膨れあがった亀頭が、かをりの白く張りのある乳房の谷間から顔を出している。前回はサオ全体が乳房に挟まれるような感じだったが、今回は真治の成長に伴って亀頭だけは堂々と顔を出している。

「あーっ、本当にビックサイズになったのね。頭がはみ出しちゃってる。じゃあ、ここは……舐めてあげるっ」

 かをりはいきなり顔を伏せると、自分の胸元に出ている真治の亀頭をピチャピチャと舐め始めた。亀頭とサオの両方にまるで違う快感が走る。

「あっ、かをりさんっ」

「はふっ、ああん、美味しい〜、はむっ、お口に入れても安全って、ああん、ローションのボトルにも、はああっ、書いてあったけど、んんっ、甘い味がするわ、これ。ああん、イチゴ味ね……あふっ!」

 かをりの舌がクルクルと真治の亀頭の上でローリングする。さらに舌先で左右に亀頭の横っ面を往復ビンタのように小刻みに叩く。パイズリのスピードと圧力も強まり、真治の極太長大のサオが、かをりのモチッとした乳房の感触に包まれていく。

「アッ、ウッ、アアッ!」

「フフッ、イキそうなの? いいわよ、またさっきみたいに、お顔に『ぶっかけ』ても」

 讃岐うどんの本場、四国出身の眞鍋かをりには「ぶっかけうどん」というメニューをずっと目にしていたためか、「ぶっかけ」という言葉を使うことには抵抗がないようだった。

(ああっ、き、気持ちいい……。本当にイッちゃいそうだ!)

 だが、真治はまだ、ここでかおりの顔面に『ぶっかけ』るわけにはいかなかった。

(そうだ、そうだよ! 僕はかをりさんの、かをりさんの身体の中で、イキたいんだ! 思い切りかをりさんのオマンコの中に出してみたいんだ!)

「か、かをりさん!」

 真治はかをりの肩を両手で掴んでパイズリのグラインド運動を止めた。

「ん? どうしたの、真治君」

 かをりは怪訝な顔で、真治を見上げた。

「したい……」

「えっ」

「したいんです。かをりさんのオマンコの中に、僕のチンポ、入れたいんです! お願いします!」

「わ、わかったわ」

 真治の迫力に押されたかをりは、頷くとパイズリを止めた。身体をまっすぐ起こすと真治の腰の上に跨った。

「いい? 入れるわよ……」

 掠れるような声でかをりは囁くと、真治の男根を逆手で握り、股間の割れ目へ導いた。ローションと愛液が混じり合ったそこは、既に真治の逞しいモノを受け入れる態勢が整っているようだ。

「身体の力を抜いて……そう、いい感じよ」

 和式便器にしゃがむ時のスタイル、いわゆるウンコ座りの態勢で、眞鍋かをりはゆっくりと腰を落としていく。

 グチュルッ!

「ああっ!」

 真治の亀頭に、かをりの熱い肉襞の感触が被さった。

「ハアウッ! アアッ!」

 掠れた声を漏らしながら、かをりは腰を落としていく。真治の巨根のサイズに眉をひそめ、身悶えながらもそれを迎え入れていく。

「ハアアッ、アッ、凄い! 凄すぎるぅ! しん……じ、くん、アアアッ!」

 逞しい真治の剛直が、かをりの艶やかな淫華の花びらを強引にかき分ける。ズブズブと肉襞を突き破りながら奥まで刺し貫いていく。

「アッ、グッ、ハァア! ……おっきい、アアンッ、こ、こわれちゃいそうッ!」

 そういいながらも、かをりは腰をさらに沈め、真治のモノを蜜壺に全て取り込んでいく。

「あ、あああ、かをりさんっ!」

 強烈なかをりの肉襞の締め付けが、真治を襲う。

「ああっ、入ったッ、入ったわ! か、かをりのオマンコに、真治君のオチンチンが、全部っ、入っちゃったっ!」

 頬を紅潮させながら、眞鍋かをりは現役の国立大生が口にすべきではない淫語を叫ぶ。その言葉通りにかをりの股間には、真治の極太ペニスが深々と突き刺さっていた。

「ああっ、すごい、オマンコが、真治君のオチンチンでいっぱいに、なってるわっ、ああん、奥まで、す、すごいわっ」

 体中を震わせながら、かをりは泣きそうな声で真治の肉棒の感触を実況放送している。下唇を噛みしめながら、腰を左右に揺らせて快感をむさぼる。

「い、いい? 動かすわよっ」

 トロンとした目で真治を見下ろしながら、かをりはゆっくりと尻を上下させ始めた。

 ヌチャッ、グチャッ、ヌチャッ……。

 淫らな音が、浴室に響き始めた。

「はぁん、ああっ、ああんっ」

 かをりの熱い喘ぎ声がそれに重なっていく。真治の肉のシャフトを軸に、壊れたエレベーターの様にかをりの腰はガクガクと上下に激しく動く。そのたびに真治の肉棒を、かをりの秘肉がまとわりついてくる。瑞々しいかをりの肉襞のひとつひとつが、一年前のあの体験を呼び起こす。

(ああっ、これだっ! これが僕が一年間、夢にまで見ていたかをりさんのオマンコなんだっ)

 真治は眞鍋かをりのくびれたウエストに手をかけると、自分も腰を動かし始めた。かをりの腰の動きに合わせ、グイグイと突き上げていく。ギンギンに硬直しきった真治の超弩級の男根が、かをりの奥の院をいやというほど突きまくる。

「ああーっ、かをりさんっ!」

「あうっ、ああっ、すご……いっ、真治君、ああーっ、頭の、先まで……、ああっ、突き上げてくる……感じよっ、ああーっ!」

 うわごとの様に切れ切れに叫びながら、眞鍋かをりは身体を揺らし、くねらせている。もう世間一般ではビキニ姿ですら見ることのできない眞鍋かをりのバストが、今は剥き出しのまま真治が突き上げるたびにプルプルと弾む。

「ああっ、かをりさん、かをりさん!」

 真治はかをりの名前を叫び続けながら、両手をウエストから上にずらし、激しく揺れているバストをわしづかみにした。手の中で暴れていた乳房をガッチリとホールドすると、そのままきつく絞り上げる。

「あ、ああーっ、い、痛いっ! でも、ああ、いい!」

 エアマットの上で、ダンスを踊るように濃厚に絡み合う二人。その腰の動きは、二人の高ぶる気持ちとともに次第に早くなっていった。

「ああっ、ねえっ、真治君、キスしてっ!」

「あ、ああっ、は、はいっ」

 答えた真治に覆い被さるようにして、結び合ったままかをりが唇を求めてくる。激しい腰の動きのせいでガチガチと歯がぶつかる。さらにお互いに伸ばした舌を激しく絡み合わせる。真治の亀頭を舐めた時、かをりの舌に残っていたローションのイチゴ味が真治の舌にも伝わってくる。

(ああっ、かをりさんっ……好きだ、好きだよっ)

 甘い舌の味を味わいながら、真治はかをりの背中に手を回してかをりを抱き寄せ、きつく抱きしめた。かをりのバストが真治の胸板で押しつぶされた。かをりは唇を離すと、真治の身体を抱きしめながら、悦びの声を上げる。

「ああっ、あっ、ああっ……。好きぃ、大好きよ、真治君っ」

「あ、ああっ、ぼ、僕もですっ」

 自分の思っていたことを、かをりも口にしてくれた。

 それだけで真治は、胸が一杯になっていた。

 同時に、真治の心の中にはいつの間にか自信のようなものが芽生えていた。一年という時間が、少しだけ真治を大人にしていたのかもしれない。自分のペニスに突かれて身悶えるかをりの様子に、真治の牡の本能が目覚め、今度は自分がリードすべきだと思ったのだ。

(もっと……、もっと一杯愛してあげるよ。かをりさん!)

 真治は、背中からはずした左手でエアマットを押さえ、右手一本でかをりを抱いたままゆっくりと身体を起こした。

「あっ、し、真治君……何を、するのっ」

 驚いたかをりが、身を固くする。

「かをりさん、こんどは僕が上になります」

 股間を繋ぎ合ったまま、真治はかをりの身体を後ろに倒していく。

「あっ、真治君、ああっ、もっと、ゆっくりっ。ああん、変なトコに当たっちゃうっ、あんっ」

 そう言いながらかをりは真治の身体にしがみついていた。抱き合ったまま正常位の体位になると、真治はかをりの膝頭を両手で掴み、左右に大きく開いた。見下ろすと、かをりは仰向けのFカップバストを波打たせるようにして、息を弾ませていた。真治を求めるように、切なそうに潤んだ瞳で見上げている。

「し、真治君、早くっ、来てえっ!」

「かをりさん、いきますよ」

 体位の移動で抜けかかっていたペニスを、真治は眞鍋かをりのクレバスに深々とブチ込んだ。

「はあ……うっ! アアッ!」

 真治の容赦のない強烈な一撃に、かをりは背中を大きく反らせた。そのまま真治は、かをりの熱い秘肉を目がけて腰を繰り出し続けていく。逞しい肉棒が根本まで突き刺さり、ピンク色の秘裂は大きく引き裂かれていく。

「アアンッ、アンッ、ああ、いいっ! うっ、ウウッ、お、奥まで、入ってるぅっ!」

 かをりの両手が真治の肩を掴む。拡げられた脚が真治の背中で交差して、身体を引き寄せてくる。

「ああっ、かをりさん、すごい、凄いですっ!」

 膨れあがった肉棒を、熱く締めつけてくるかをりの肉襞の感触を味わいながら、真治は無我夢中で腰を動かし続ける。突きこむたびに、かをりの身体とエアマットの弾力が真治をはね返してくる。それに負けまいと真治はより強く、より深くかをりの中に突っ込む。真治は一年間、め続けていた楽園にたどり着いた悦びに浸りながら、さらに大きな感動を求めてかをりのパーフェクトボディをむさぼり続けた。

「ウッ、アアン、真治君、もっと、激しくぅ!」

 かをりの声が悦びに弾んでいた。真治はその言葉に応え、腰のピストン運動を早めていく。

「ああっ、かをりさん、ああっ、最高です!」

「わ、私もっ! 素敵よ、真治君っ! アアッ、アーッ! 突いてっ、もっとかをりのオマンコ、突いてーっ!」

 かをりの股間の濡れた唇は、上の唇から洩れ出す淫語の激しさに応じて締め付けを強めていった。真治の肉棒はとろけるような襞の柔らかさを感じながら、万力のような強い締めに襲われていた。

 一度かをりのフェラチオで抜いてもらっていたために、持続力はあるつもりだった。しかしそれももう限界のようだった。真治の玉袋の裏に電流が走った。

「ああ、うっ、ううっ、かをりさん、僕、ああっ!」

「アアッ、イキそうなのねっ。私も、アアン、かをりもイキそうっ! い、一緒に、一緒にイッてえっ! か、かをりのオマンコの中に、ザーメンいっぱい出してぇっ!」

 身体中を小刻みに震わせながら、かをりが叫ぶ。真治の激しい腰使いに、かをりの組まれていた脚が解け、上下動を始めた。

「あああっ、かをりさん! う、ああああっ」

「アアン、真治君、真治っ、アッ、アアアアアーーーーンッ!」

 真治の玉袋がキュンと持ち上がり、脳天に白い稲妻が走った。

 同時にかをりの身体がエビ反りになり、つま先がピィンと伸びた。

 ドピュウウウウッ! ドクッ、ドクドクドクッ! ドピイイイイイッ!

 真治の巨根の先から、白い樹液がほとばしる。かをりが望んでいた通りに大量のザーメンが、痙攣する蜜壺に溢れ出る。

「アウッ、ア、アッ、オオッ、アアアアーッ!」

 真治の声が続いている間、ザーメンの放出は止まらない。

「ああっ、真治君、すご……いっ! い、いっぱい、出てるっ! アアーッ」

 女子大生タレント・眞鍋かをりは悦びに満ちた表情で、高校一年生、猪狩真治の放つ全てを受け止めてくれた……。

 

 二人はしばらくの間、結合したまま動かなかった。

 快楽の余韻をひとしきり味わうと、真治はゆっくりとかをりの身体から肉棒を引き抜いた。自分の放出したザーメンとかをりの愛液でヌラヌラと濡れている。その男根を、かをりの指が掴んだ。

「アウッ! か、かをりさん」

「フフッ、良かったわよ……。綺麗に……してあげるね」

 かをりは素早く真治の下腹部に顔を寄せると、濡れたままの男根に唇を寄せた。伸ばした舌でザーメンと愛液を舐め取っていく。

「ああっ、かをりさん!」 

 真治が呆然としている間に、かをりの舌は真治の男根を清めてしまった。舐め取って口内に溜まったザーメンと愛液の混合物を平然と飲み下す。

「フフッ、美味しかった。じゃ、身体を洗ってベッドに行きましょう」

 屈託のない「かをりスマイル」で笑うと、かをりは何かを思いだしたようにエアマットから起きあがった。

「ごめん、その前に、おトイレに行ってくるわね」

 そう言ってエアマットから降り、浴室の隅にある洋式便器に向かおうとした。

 その瞬間、真治の胸に新たな願望が生まれた。

(見たい! かをりさんが……するところを見たい!)

「あ、待って下さい!」

「えっ、どうしたの? 真治君」

「あ、あの、お願いが……」

「なあに?」

(言うんだ! これが最初で最後のチャンスなんだ!)

 真治は自らを叱咤して、胸に秘めた願望を口にした。

「あっ、あのっ、かをりさんが、オシッコ、する……ところを、見たいんです」

「えーっ?!」

「だ、だめですよね、やっぱり……。ご、ごめんなさいっ!」

 真治は唖然とするかをりの表情を見て、やはり無理だと思い、あわてて顔を伏せた。

(ああっ、なんて僕はバカな事を言っちゃったんだ! 調子に乗りすぎだ! かをりさんに嫌われちゃうよ!)

 自分の行った言葉に後悔した真治は、顔を伏せたままじっと動かなかった。二人の間を気まずい沈黙が支配していく。

(ああ〜、もう……だめだっ。かをりさん、怒って帰っちゃうかも知れない)

 その時、真治の頭上から奇跡的な言葉が聞こえた。

「……い、いいわ」

「えっ!」

 奇跡が起こった。真治が驚いて顔を上げると、かをりは顔を赤らめながら俯いていた。

「恥ずかしいけど、見せてあげる。……だって、今日はなんでも真治君の言うコト、聞いてあげるって、約束したもんね」

 小さな声で絞り出すように、そう言った。

「い、いいんですか! かをりさん!」

「ええ。見ていてね、真治君。ここで、……しちゃうから」

 和式便所で用を足す時のスタイルで浴室の床にしゃがむと、かをりは真治に見えるように、太股を開いた。右手でピースサインを作ると、その指で花びらを開く。

「あ、ああっ」

 かをりが開いた美しいピンク色の割れ目から、真治が放った白い樹液が垂れ落ちた。白い固まりが大理石の床の上にできる。

「フフッ、いっぱい出たわね、真治君。アハッ、なんだか変な気分……。開き直ったら、かをりもオシッコ、真治君に見せてあげたくなっちゃった」

 再び「かをりスマイル」が弾けた。いたずらっぽい黒目がちの瞳が、真治を見つめて挑発している。

「か、かをりさん……」

 かをりは、真治をじっと見つめてから、ゆっくりと目を閉じた。あわてて真治はかをりの股間に目を落とした。黒々としたヘアの下でかをりが大きく拡げた花びらが、放尿直前なのだろうか、ヒクヒクとうごめいている。

「す、すごい」

 女体の神秘に、真治は言葉もない。

「じゃ、いい? オシッコ、するわよ。……んっ、ううっ!」

 下唇を噛んで、かをりが息んだ。

 プ、シャアアアアア!

 アイドル眞鍋かをりの股間から、リンゴジュースのような黄金色の液体がほとばしった。

「あ、ああっ」

 呆然と見つめる真治の方に向かって、金色のアーチが架かった。香ばしい匂いが満ち、ビチビチと音をたてて、浴室の床に金色の水たまりを作っていく。

(ああっ、かをりさんの、オシッコの『かをり』だ! なんていい匂いなんだ!)

 眞鍋かをりの放つ尿の匂いも、世間一般のそれと変わらないはずなのだが、真治には豪華な香水のように感じられたのだ。思わず真治は身を乗り出していく。

「ああっ、いやーっ、やっぱり恥ずかしいっ。見ないでぇええっ!」

 顔を真っ赤に染めながらそう口走りる眞鍋かをりだったが、ほとばしる尿の勢いはもう止まらなかった。

 長い放尿だった。

 その放尿姿を見ながら、真治はまた、股間が膨らみ始めていた。

(すごい、すごいよっ、ああ、かをりさん、僕は、僕はっ!)

 真治は大きく口を開けた。

 そしてかをりの股間から勢い良く飛んでいる黄金水をその口で受け止め、むさぼるようにして飲んだ。かをりの尿の薄い塩味が、真治の口内に満ちていく。砂漠のオアシスで、旅人が渇きを満たすように、喉をならしてゴクゴクと飲んでいた。

「アフッ、ウウッ、アアッ!」

 真治の不審な様子にかをりは目を開けた。

「キャッ! し、真治君、何してるの!」

 恍惚の表情で自分の尿を飲んでいる真治の姿が目に入った。

「ダ、ダメよ! 汚いわっ」

 放尿が止まった。真治の口内は眞鍋かをりの尿で溢れかえっていた。

「し、真治君……」

 羞恥心と、異常な真治の姿を見たショックで、かをりは床に腰をおろして身をすくませていた。あまりの衝撃に身震いがとまらない。だが、真治から目をそらす事ができなかった。

「ンプッ、ウグッ、ウウッ!」

 かをりを見つめたまま、真治は喉を鳴らして口に残った眞鍋かをりの尿を飲み干した。

「……はああ。……美味しかったよ、かをりさんのオシッコ。あ、後始末をしなきゃね」

 そういうと真治は、かをりを床に押し倒し、脚を拡げた。放尿を終えたばかりの下腹部に顔をうずめ、舌を使い始めた。

「ああっ、真治君、ダメッ、ダメよおぉ! アッ、アアッ!」

 最初は抵抗して真治の頭をはねのけようとしていたかをりだったが、下半身を襲う快感が勝った。やがて手の力が抜け、真治の舌の動きに身を預けていった。真治の舌が、愛液、ザーメン、尿で汚れていた花びらを清めていく。

「んはっ、ああっ、かをりさん、かをりさんっ……」

 うわごとのようにかをりの名前を繰り返し呟きながら、真治は至福の表情でかをりの花園に奉仕を続けていく。

「アアッ、真治君」

 自分の尿まで飲んでくれた真治が、愛おしくなったのだろうか、眞鍋かをりは股間にある真治の頭をやさしく抱きかかえていた……。

 

 時刻は午後四時を回っていた。二人に残された時間はあと二時間を切っていた。

(つづく)


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