文字加工その一
←何故!?
上のような文字を作る方法です。
超初心者向けに余計な説明も入れてあるので、フォトショップの機能をある程度ご存知の方は黒い四角の後だけを読めば飛ばすことが出来ます。
手順を最小限度にしてあるので、やればすぐに出来ます。
■まず背景を黒く塗り潰します。
選択範囲で全てを選択して黒で塗り潰しましょう。別に「塗り潰し」ツールで塗り潰してもかまいません。
ここで↓のパレットの説明です。これはレイヤーパレットに限ったことではないので、以下に扱うチャンネルでも同じように扱います。
「背景」と表示されているのは現在作っている画像です。
上にまだ何もレイヤーを乗せていないのでコレのみです。
その横にある目は、現在この画像が可視状態になっていることを示しています。
試しにこの目をクリックしてみて下さい。画面が白くなってしまいましたね、不可視状態になっているのです。
不可視状態では画像を扱うことが出来ないので、取り敢えず元に戻しましょう。
次に下に見える小さな三つのボタン。真中が新規作成ボタン、右端は削除ボタンです。取り敢えずこの二つさえわかればあまり問題はありません。
どれも現在選択されているものに適用されるので、消したいものを選んでから削除ボタンを押す、とかで使用します。
また、消したいものをクリックしてドラッグし、削除ボタンの上に落としても削除することが出来ます。
新規作成は現在選択されているものの上に新しく追加されます。(チャンネルは下に追加されます)
また、コピーにも使うことができます。コピーしたいものをクリックしてドラッグ、新規作成ボタンの上に落としましょう。
それが丸々コピーされてしまいます。
■アルファチャンネルを新規作成します。
チャンネルパレットの軽い説明をします。
はじめは上の4枚しかありません。
良く知らないうちはそれらに触らないほうが良いでしょう。
取り敢えず新規作成ボタンを押してみて下さい。「#4」というチャンネルが出来ましたね?
ではこれに作りたい文字列を打ち込んで下さい。
チャンネルというのはモノクロで扱うものなので、深く考えずに黒い文字を書きましょう。
■レイヤーパレットに戻り、レイヤーを新規作成します。
「なんか文字の選択範囲が出たままだよ〜?」と思っても放っておいて下さい、それが狙いなので。
■現在選択されている範囲(文字)を黒(背景と同じ色)で塗り潰します。
そのまま黒で選択範囲を塗り潰しましょう。
画面上では全体が黒いままですが、ちゃんと文字は書かれています。
■背景の上にまたレイヤーを作ります。
背景を選択した状態で新規作成ボタンを押しましょう。
背景の上に「レイヤー2」が出来た筈です。
■「選択範囲」から「境界をぼかす」を選択、4〜5ピクセル程でぼかしましょう。
いまだ文字の形に選択されたままの状態でメニューから「選択範囲」→「境界をぼかす」を選び、出てきた画面で4または5という数字を入れてOKしましょう。
文字のまわりのぼけ具合に影響するので、数値を大きくすればするほどボヤ〜っとしたカンジになります。
■白で塗り潰します。
パレットから白を選択し、メニューの「編集」→「塗り潰し」から塗り潰してしまいます。
色がちょっと薄いかな?と思ったら、もう一度塗り潰してみましょう。塗り潰しを繰り返すほど濃くなります。
最終的なレイヤーの状態は↓のようになります。どういう仕組みかはそれぞれ不可視にしてみるとよくわかります。
☆レイヤー1
黒文字のレイヤーです。
☆レイヤー2
白いぼけた部分です。
☆背景
黒い背景色です。
これで出来あがったわけですが、見ての通り別に黒と白でなくても可能です。工夫次第で色々出来ますのでためしてみましょう☆
次回はコレを利用した画像加工方法です。