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線画処理

リクエストを頂きましたので、へっぽこながらに線画処理の方法です。

■取り敢えずスキャナで取り込む。モードはグレースケール 、解像度は300ぐらいがおすすめ。
フォトショップを起動し、「ファイル」メニューから「入力用プラグ」を選び、スキャナを直接起動します。
(私の場合は「TWAN32」っていうのをその後選ぶのですが…これは共通してるのかな?)
カラーモードを「グレースケール」、解像度を300もしくは350ぐらいに設定しましょう。
後はスキャンすればフォトショップで編集することが出来ます。

処理前 明るさ・コントラスト後 2階調化後
↑上の画像はわかりやすくする為、解像度を下げてあります。

■「明るさ・コントラスト」で白と黒の差をはっきりさせ、2階調化させます。
「イメージ」から「色調補正」を選び、「明るさ・コントラスト」を選択します。
コントラストの数値を上げると黒が濃くなり、明るさを上げると白い部分がより白くなります。
私はコントラストを取り敢えず上げ、黒を濃くしてから明るさを上げてゴミを消しています。
すると結構キレイになりましたね?目で見てわかるゴミは消しゴムで消しておきましょう。
次に「2階調化」させます。このまま色を塗ることもできますが、黒い線のまわりにはこっそり灰色が残っているので、白と黒だけに分けてしまうのです。
「色調補正」から「2階調化」を選び、画像を見ながら「こんなもんかな?」ってところでOKします。
プレビューではギザギザに見えても、やってみると結構キレイになります。多少のギザギザは解像度を下げたときに直ります。
2階調化の数値のいじり方がイマイチな人は「ポスタリゼーション」で色数を3ぐらいに下げてしまいましょう。
その後「2階調化」をするとわかりやすいです。

■「色域指定」で黒い部分を選択し、新規レイヤーでその選択範囲を塗り潰します。
「選択範囲」から「色域指定」を選び、黒い部分を指定します。
そのまま新規レイヤーを作成して好きな色(線に使う色)で塗り潰します。
すると線の部分だけが浮いた状態になります。
このレイヤーを触らないように色を塗っていきましょう。

「このまま塗ったら画像がデカすぎるー!」ってな人は、ここで解像度を200〜150ぐらいにしてしまいましょう。
私はいつも300のまま作業してます(笑)
解像度を下げた場合、自動選択や色域指定で粗塗りをするなら選択範囲を2〜4ピクセルほど拡張しましょう(^^)

次回色塗り編デス〜