「最後」とは言ったが、本当に最後に回ったのは「ひめゆりの塔」のすぐ近くにある「でいごの塔」。これも軍に随行した女学生たちの慰霊碑だが、修学旅行中らしい中学生が群がっていた。
生徒の一人:「これが『ひめゆりの塔』?」
別の一人:「小ちゃいもんだな」
・・・説明文くらい読めよ。沖縄でいろいろな慰霊碑を回ってきて、陸軍・海軍・住民のそれぞれの視点を見てきたが、三者のいずれにせよこういう若者を残すために死んでいったわけではないと思う・・・。
帰りの飛行機は、那覇空港から官用機(C−1)で福岡空港へ。布張りのベンチのような座席は、深く座ると上体の重みが尻にかかって結構痛い。しかし思ったほど揺れなかったから良しとしようか。なおこの「我が社独自の空の旅」の間、自分はぐっすり眠っていたので特に書くことなし。今回は少し重めの旅日記でした。
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