■駆け出しATCの奮闘記@UF■
#10: 初のNATA総会A
6月17日。
この日もコンベンションでの大半をキャリアセンターで過ごしました。しかし再び手ごたえは無し。この日は夜にJATO(日本アスレティックトレーナーズ機構?)の会合があるとうことでそちらの方に参加することにしました。正直このJATOの会合に出るのもあまり乗り気ではありませんでした。がのちのち日本に帰ることになると思うので試しに日本のAT事情がどんなものか探りに行くという感じで行ってきました。事前にアラバマ時代の友達と合流して懐かしい話で盛り上がりつつ会合の会場に行きました。実は私のルームメイトでもあるジェフもこの会合のことを聞きつけぜひ行きたいということだったので会場で合流しました。思ったより狭いレセプションルームにはすでに沢山の日本人が集まっていましたが、その中には外国人もちらほら見えました。その中でひと際背の高かったジェフは私を見つけるとすぐさま駆け寄ってきて私をある人物の元へと連れて行きました。その人物は鹿倉二郎さん。かの有名なJATOの会長さんです。ジェフもそして当然私も初対面だったのですがジェフはいきなり鹿倉さんに話しかけて私を紹介しだしました。日本人でない人に日本人を紹介されるという奇妙な空間の中少しだけ話をしていただきましたが、めちゃめちゃ忙しい鹿倉さんは突然別の人に連れて行かれてしまいました。何でも鹿倉さんは「国際スポーツメディシンコミッティー(呼称は定かではありませんが、こんな感じのインターナショナルな団体)でも会長さんをしているようで、そのせいでこの会合に外国人の方々が混ざっていたのです。
その後はさっそくアラバマ時代に超お世話になった関場大輔さんを発見したので約4年ぶりの再会を果しました。インディアナ州立大から転校した当初、アラバマでは日本人の知り合いは全くおらず、そんな中当時アラバマのATプログラムで初で唯一の日本人SATだった関場さんと出会い、いろいろと良くして頂きました。日本では社会人チームや高校生チームで働きながらさらに学校で講師も勤める多忙ぶり。そんな関場さんの活躍ぶりやアラバマ時代の昔話などで花が咲きました。
またさらにインディアナ州立大時代に少しお話したことがあった河野徳良さんにもお会いすることが出来ました。徳良さんは現在日体大のスポーツ局でコンディショニングコーディネーターをしていらっしゃいます。さらには日本の野球五輪代表のATCでもある方です。徳良さんは私をギリギリ覚えているといった感じでしたがそれでもお会いできたのは本当に良かったです。
会合を見渡して感じたのは思ったよりも参加者の層が若いということでした。アメリカで行われているので日本に戻られたATCの方よりもアメリカにいるATCやアメリカでATCを目指している人のほうが来易いからでしょうか。いずれにしても前々から抱いていたマイナスイメージはそれほど感じられませんでした。ただいまいちまとまりのない会合でしたが…。
そんな中ちょっとうれしい出来事が! この会合にはめちゃめちゃラフな格好でいったのですが、着ていたのはサッカーのポルトガル代表、ルイス・フィーゴのレプリカジャージ。アラバマ時代からの友達と談笑していると、どこからともなく「フィーゴ!!フィーゴ!!」という掛け声が聞こえたのです。すると2人の外国人の方が駆け寄ってきて「フィーゴが好きなのか?」と話しかけてきました。「大好きだよ」というと2人のうちの1人が「実は私はFCバルセロナのトレーナーで彼はリアルマドリードのトレーナーなんだ」というではありませんか! ちょっと驚いてしまったので何度も聞き返してしまいました。「フィーゴはチーム内ではものすごくクールで上手い選手だけどチーム外でもものすごいいいやつだぞ」というちょっとした裏話(?)も披露してくれました。最後にはFCバルセロナのピンバッチも貰ってしまい、あっという間でしたがかなり興奮してしまいました。アメリカに来てフットボールにはまってしまっていますが、10年以上サッカーをやってきているものとしては、リーガエスパニョーラのチームに携わっていると会えただけでもめちゃ嬉しかったです。貰ったピンバッチは大切な宝物ですね。
会合ではさらに現在アメリカで頑張っている若い人たちに沢山出会いました。またすでにアメリカで職についてバリバリやっている人の話も聞けたのは大きかったです。将来的に大学で働きたいと思っているので実際そういった現場で働いている人の経験談などを聞けたのは貴重でした。またビザ関係の情報を教えていただいたのも嬉しい収穫でしたね。
そしてこのページやもう一つの「Any Given Saturday」上で知り合った人たちに実際合えたのも良かったです。初めて会うのに全く知らないわけではないという不思議な感覚を覚えつつも、実際にあったことによってより親近感を覚えるようになりました。ホームページ作りもまんざらではないなと思わされました。また意外にも多くの方に私のぺージを見ていただいているということも発覚。とくに「AGS」には多くの方から温かい言葉を頂きました。このページも「AGS」も今以上に気合を入れて更新していきたいと思いました。
振り返ってみると最初は行きたくなかったJATO会合でしたが行ってみたらいろんな人の話が聞けて本当によかったです。若手ATCやそれを目指す人たちの、日本でのAT活動普及にかける情熱も垣間見ることが出来たのでそれもちょっとうれしかった。今は自分のことで精一杯ですが、将来的にはそういった活動でお手伝いできればな、と思いました。
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