■駆け出しATCの奮闘記@UF■
#11: 初のNATA総会B
6月18日。
キャリアセンターを行ったり来たりする生活にも慣れてきた金曜日。今日は夜にアラバマのAlmuni Partyがあるのが楽しみでありました。どれだけのアラバマ卒業生が集まるかは判りませんでしたがアラバマを離れて4年。懐かしい面子に会えるのだろうと期待していました。
半ばインタビューは諦めかけていたこの日、ついに私の携帯に電話が。それはUniversity of Maryland
Boltimore County(UMBC)からの電話でした。早速インタビューすべくキャリアセンターに向かうと感じのよい女性2人が出迎えてくれました。面接と言うよりはチャットと言う感じで肩の張らないミーティングとなりました。この大学はここボルティモアのダウンタウンに位置する学校。NATAの総会に来て以来、ボルティモアが好きになった私はこの大学にかなり興味がありました。過去、彼らのもとに日本人のATCもいたようなので受け入れ態勢もスムースかと思われましたが、空いているポジションがラクロスとフィールドホッケーのみ。そこでの経験を考えるとフットボールにゆくゆくは戻りたいと思っていた私にとってはちょっとニーズが合いませんでした。でも近くにあるタウソン大学の方にレジメ(履歴書)を渡しておくよと親切な計らいも見せてくれました。
午後はさらにノースカロライナ大学ウィルミントン校からインタビューの電話が。ウィルミントンは実際に行ったこともあり、あまりエキサイティングな町ではありませんが綺麗なビーチが隣接している住み易そうな町。実際にインタビューを受けるとここのインタビューは非常にしっかりしていました。特にシミュレーションの質問にはなかなか答えるのに苦労しました。このとき初めて気がついたのですが、実際にインタビューを受けるという心構えがまったく出来ていなかったのです。準備もしていなかったのでまさにぶっつけ本番の面接となりました。話の流れから修士号を持った応募者は私だけだったので選ばれる可能性はかなりあるということでした。詳しいことはコンベンションが終わってから連絡すると言うことで面接は終わりました。
ようやく動きがでてきたと思われた金曜日。今日はコンベンションでも絶対に出ておきたいセッションがありました。それはNFLのATCたちのプレゼンテーションでした。NFLということもありかなり混雑していると思われましたがいざ会場に入ってみるとかなりガラガラでした。驚きながらも中に入ると早速この夏インターンをすることになっているジャクソンビルジャガーズのアシスタントATC、Joe
Sheehan氏に再会しました。またこのセッションの司会をしているのがジャクソンビルジャガーズのヘッドATC、Mike
Ryan氏だったのでなんとなく親近感を得たセッションでした。セッションではNFLのチームで実際に起こった怪我のケーススタディーを発表していました。どのようなリハビリテクニックを使ったかなどを知ることが出来てかなり行ってよかったです。
夜はアラバマの卒業生パーティー。会場のホテルには思ったより少ない人数のアラバマ出身者達が。それでも在校中にお世話になった、尊敬するATCの一人、Sherly
Hendrixとひさびさの再会。またジョージアでインターンシップをした際にお世話になった、ジョージア大ヘッドATCのRon
Carson氏、アラバマでGAをして現在ジョージアでアシスタントATCをしているHarris、元アラバマGAのMarkにMelissaと懐かしい面々も。そして最もアラバマでお世話になった元フットボールヘッドATCのCoach
MacことBill McDonald氏にも会いました。彼は今回のコンベンションでNATAの殿堂入りを果した偉大なるATC。ジャクソンビルジャガーズの件でもお世話になり、私がアメリカバージョンの父親と勝手に決め付けている方です。一線は退きましたが今もなおアラバマのスポーツメディシンに関わっていて、アラバマのアスレティックトレーニングプログラム発展になくてはならない人物。実際に彼から手取り足取り何かを教わったことはなかったのですが、ヘッドATCという存在感だけでいろいろな影響を受けたと思います。
またこのパーティーでアラバマでATを学ぶ日本人にも数名会いました。私がアラバマに最初に行ったとき、日本人ATSはただ1人でした。そして私が運良くプログラムに入りそれから多くの日本人生徒がアラバマにやってきています。今回は史上最多の日本人4人がプログラムに受かりました。すでに遠い昔の気もしましたが、それでも後に続いている若い人たちが頑張っていると知るとちょっと気が引き締まりますね。
(09/19/04)
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