■ジョージア・インターンシップ日記■
#07: 5月21日
昨日から今日の準々決勝に駒を進めたのは Illinois, VCU, UCLA, Tennessee, Stanford,
TCU, Florida, そして Dukeでした。今日の第一試合は11時からだったので昨日よりは幾分朝に余裕がありました。
個人的には UCLA-Tennessee戦と Florida-Duke戦を楽しみにしていました。 今までテニスの試合を生で見たことなどはなかったのですが、
NCAAのチャンピオンシップというハイレベルな大会ということもあり、かなり観戦するのが楽しみになってきています。
しかし、今日は湿度が何と90%以上。スティーブが今日はクランプを起こす選手がどんどん出るぞと予期してましたがそれが見事に的中。
私はスタッフ ATCのリサと一緒にメインコートに居たのですがその目の前で Tennesseeの選手がクランプを起こしました。
早急にメディカルタイムアウトが取られ、リサと私はその選手の元に駆けつけました。 今大会のルールとして私たちアスレティックトレーナーにメディカルタイムアウトとして与えられる時間は最長で5分。
2分間のエバリュエーションと3分間のトリートメントです。 リサは私にスポーツクリームを持ってくるように指示し、私たち2人は3分間彼の両足をマッサージしました。
その後彼がコートチェンジでベンチに戻ってくるたびに私たちは彼にマッサージを施し続けました。 クランプの症状が出始めたのが第2ゲームの終盤あたりで、また非常に辛そうだったので第3ゲームまで続けられるのかどうか不安でしたがその前に団体戦が終了し
(団体戦のルールは後程述べることにします)、彼は何とかぶっ倒れずにすみました。 私たちの隣りのコートでは別の
Tennesseeの選手がクランプを起こしてブライアンとアダム (ブライアンはジョージアの SAT、アダムは
GA)が応急処置を施していました。 またその同じコートでは UCLAの選手 (チャイニーズアメリカン) が右足首を捻り、UCLAの
ATCが例の5分間のルールに基づきテーピングを巻き直していまいした。 余談ではありますが、私は UCLAを応援していたので
Tennesseeの選手を生き返らせるためのマッサージングはほーんの少々ですが (ちょびっとです) 変な気分でした。
その他にはたいした事も起きずに、 Florida-Duke戦の終盤に雨が降ってきて室内コートに移動ということもありましたが、無事1日を終えることが出来ました。
ちなみに明日の準決勝の組み合わせは Tennessee対VCU (Virginia Commonwealth
Univ.)と Stanford対Floridaです。Stanfordは今大会第1シード、また Floridaは去年のシングルチャンピオンで全米ランクも今シーズンNo.1の
Jeff Morrisonなどを要するパワフルなチーム。 屈指の好カードです。
では少し団体戦の話をしましょう。 団体戦はダブルスとシングルスの2パートに別れています。 最初に3つのダブルスが行われます。
これは先に2勝したほうが勝ちとなり、その勝ったチームに1ポイント加算されます。 例えばダブルス3試合中Tennesseeが2勝するとTennesseeに勝ち点1が与えられます。
その後にシングルスが6試合行われます。 そして最終的に先に4勝(ダブルスも含む)したほうが団体戦の勝者となります。
例えばダブルスで1ポイント取ったTennesseeの場合は、シングルスでは3勝すれば勝ちとなります。 ですからどういう事が起きるかというと、どちらかが4ポイント(4勝)してしまうと、残りのシングルスが試合中でもその場で打ち切りとなってしまいます。
これは観ていて凄くはらはらします。 第1コートはたいてい両チームのNo.1プレーヤー同士が戦うのですが、どんなにその試合が盛り上がっていても他のコートでどちらかのチームが4勝してしまうとその盛り上がった試合も結果を待たずして終了となってしまうのです。
今までダブルスは全然興味なかったのですが、 皆さん、ダブルス(特にカレッジの)は面白いですよ! ちなみに上のルールは男子用で、女子の場合は3つのダブルスの結果を3つそれぞれ得点に加算します。
つまり5勝したほうが勝ちということになります。 例えば男子の場合ダブルスで Tennesseeの2ペアが勝ったとしても
Tennesseeに与えられる得点は1ですが、女子の場合、2ペアが勝つと Tennesseeは勝ち点2をもらえるわけです
(勝った分だけ勝ち点がもらえる)。 勿論3ペア全てが勝つとそのチームには勝ち点3が与えられるわけです。 分かりました?
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